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NEWS

2012.08.15

<FREE DOMMUNE 0 <ZERO> A NEW ZERO にご参加いただいたすべての皆様へ>

2012年8月11日に幕張メッセで開催致しました、東日本大震災復興支援イベント「FREEDOMMUNE 0<ZERO> A NEW ZERO」は、皆様のご協力のお陰で無事成功を収め、幕を閉じました。当日ご来場いただいた皆様、YOUTUBEでご視聴頂いた皆様、そして出演者の皆様、協賛/協力各社、ならびにご支援いただいたすべての皆様、本当にありがとうございました。

昨年、川崎市/東扇島東公園で開催を予定しておりました「FREEDOMMUNE 0<ZERO>」は、ご存知の通り、悪天候のためやむなく中止となりました。その経緯を受けて、今回はまさに再起を賭けた1年越しのプロジェクトだっただけに、スタッフ一同、感謝の念に堪えません。

イベント当日は、1万6千382人(※1)の来場者の方々、そして総視聴数72万412ビューワーのライヴストリーミング視聴者の方々に支えられ、日々配信を続けてきたDOMMUNEのタイムラインが身体的距離を持った空間に浮上し、巨大なオフ会とも換言すべき、ソーシャルメディア時代のまったく新しいフェスのあり方をご提案することができました。
(※1:エントランスゲートを通過したお客様のみの総入場者数/出演者ゲスト除く)

また、このフェスの開催目的は、"東日本復興支援イベント"の標題のとおり、被災地支援の方法を模索しながら活動を続けてきたDOMMUNEが、震災発生から1年半が経過した今、改めて皆さまとともに、震災で家族を失った被災孤児や遺児、また震災や原発事故によって取り残された被災動物の未来をサポートすることにありました。
今回のフェス開催にあたって皆様からたくさんの募金をお寄せいただきましたことに、 心より厚く御礼申し上げます 。

皆様のご協力によりお寄せいただいた募金総額は、8月15日現在、5,554,757円となっております。
皆様からお預かりいたしました募金(義援金)は、「AID with FREEDOMMUNE」でお知らせいたしましたとおり、岩手・宮城・福島の3県が開設している震災孤児、遺児のための基金と、被災動物の保護、支援活動を行っている団体に分散して、全額寄付いたします。

以下、これまでの募金額の内訳をご報告をいたします(8月15日現在)。
募金内訳金額
WEB¥1,552,490 (2012. 8/15 08:56現在 ※引き続き受付をしております)
FES¥2,625,567
FDZ¥1,021,600
2011¥355,100
募金金額合計¥5,554,757 (2012. 8/15 08:56現在 ※ウェブ募金増加により変動)
※WEB=ウェブ募金を通じてお寄せいただきました募金額です
※FES=フェスご来場者からの募金額です(2012. 8/15 - フェス閉幕時に未集計でした膨大量の小銭¥236,322を追加しました)
※FDZ=フェス会場でDOMMUNEが独自販売した飲食ブースの販売利益からの寄付金です
※2011=昨年中止になった本フェスへ、DMM.comウェブ募金システムからお寄せいただいた募金額です

また、これらの募金は、支援先へ寄付が完了した段階で、FREEDOMMUNEサイト内のNEWSページより詳細をご報告させていただきます。皆様からお預かりしました義援金は、1円たりともDOMMUNEに入ることなく、確実に支援先までお届けいたします。

最後に、参加していただいたアーティストの方々ならびに関係者の皆様、そして「FREEDOMMUNE 0<ZERO> A NEW ZERO」を御支援いただきましたすべての皆様に、改めまして、心からの感謝を。本当にありがとうございました。
DOMMUNE、ならびにFREEDOMMUNEを、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


2011年8月15日
FREEDOMMUNE 実行委員会

追記

FREEDOMMUNE 0<ZERO>A NEW ZERO...
1万6千382人の脈打つ生身のタイムライン

FREEDOMMUNE 0<ZERO>に、ご来場頂いた皆様、本当に有り難うございました。
昨朝、マニュエル・ゲッチング先生も無事ベルリンへと帰郷し、やっと事後処理も一段落致しましたので、皆様に感謝の気持ちをお伝えしようと、漸くキーボードに向かっています。(本日はよそいきのテキストなので感嘆符抜きでお送りしております)

先述しましたとおり、東日本大震災復興支援イベント「FREEDOMMUNE 0<ZERO> A NEW ZERO」は、無事成功を収め幕を閉じました。大雨洪水警報が発令し開催中止という、大スペクタクル巨編のような、壮大な予行演習を果たした僕達の信念は、去年から地続きになって、8月11日、DOMMUNEフォロワーの皆様、そしてご出演頂いたアーティストの皆様からの篤志を仰ぎ、やっとの思いで実を結んだと言っても過言ではありません。心から、心から、感謝致します。

キャパシティーMAX50人の極小スタジオから平日毎日配信するDOMMUNEを、1万人以上のリアルピープルを収容するFREE DOMMUNE 0<ZERO> A NEW ZEROとして拡張した理由は、3.11に端を発しています。3.11は、僕達の生き方を、そして日本社会のあり方を根底から問い直す共通体験となりました。

ご来場頂けた方にはご理解頂けると思いますが、僕がこのフェス開催に於いて、着想を得ていたのは、ヒューマン・ビーインの哲学と、シチュアシオニストの思想、それらをGoogle+とYOUTUBEを使って新鋭化させることでした。ビーインは、1967年に西海岸で始まった、社会における人間性回復を求める人々の集会です。これは、ヒッピー・ムーブメントがもたらした平和運動であり、またカウンターカルチャーの重要なコンセプトであります。中央集権ではなく分散型の社会を提言し、個人のエクストリームな意識拡張を説きすすめ、新たなパラダイムを提示しました。
一方、1968年パリ5月革命の思想的準備を整えたと伝えられるシチュアシオニストは、文化も政治も芸術も、そして日常の全てが、スペクタクルの社会を構築する為のメディア上の表象としてしか機能しなくなった状況を露にし、そこにどのようにして亀裂を生みだし裂け目を作り出すか?そのことを世に問うていました。「退屈は反革命だ!!」そう、革命には予定調和な物語ではなく、DIYな実験精神と、エクストリームな想像力、そしてハードコアな熱狂が必要なのではないか?

僕が命名した今回のフェス=FREEDOMMUNEは、FREEDOMとDOMMUNEの造語、そしてDOMMUNEはCOMMUNEのネクストステップ(C→Dへ)であります。つまり幕張メッセに現出した超巨大DOMMUNEは<完全に自由に解き放たれた共同体>であった訳です。そこには、想像力を創造力へと変転させる熱狂が吹き荒れ、レーザーを浴びて脱皮する大蛇のように蜷局(とぐろ)を巻きながら、生々しくもパラダイムを乗り越えようとしていました。

そしてこのフェスは昨年に引き続き、"東日本大震災復興支援イベント"の標題のとおり、「音楽のエネルギー」を"直接の支援"に変換することを目的として、震災で家族を失った被災孤児や遺児、そして震災と原発事故によって行き場をなくした被災動物の未来をサポートすべく企画されたものです。今回のフェス開催にあたって皆様から沢山の募金をお寄せ頂きましたことに、 心より感謝いたします。また、募金のアプローチや、そのアピールに関しましては、ツイッター上で貴重なご意見も頂きました。これらは、僕達が向かい合うべき今後の仮題だと、肝に命じております。ご指摘頂き誠にありがとうございました。

「FREEDOMMUNE 0<ZERO> A NEW ZERO」は、内部被曝の拡大と健康被害を防ぐ為の安全対策、 そして新たなエネルギーシステムの構築も明確にならないまま、 未だ被災し続けるこの日本の一刻も早い復興のために、 祈りと願いと絶叫と、その先にあるささやかな希望を込めて僕達はリベンジ致しました。しかし、今回、完全に「報復」できたとは全く思っていません。

つきましては、今回一度きりの開催を予定していたこのプロジェクト=FREEDOMMUNEを、この度、何らかの形で継続して行こうと決意致しました。次回いつ開催できるのか?そして毎年開催できるかどうか?それは現在の僕には断言できませんが、彼ら被災地の子供達の発育と共に、0の起点に立ち返った僕達FREEDOMMUNEも、ご賛同の皆様のお力添えを頂きながら、永続的な支援活動として成長できたならば、より良き未来が開ける筈だと、信じて止まないからです。想像力は創造力へと成りうる。そう、もう少しだけ先の未来を皆様と共に創っていきたいと思ったからです。

最後に、もういちど、参加して頂いたアーティストの方々ならびに関係者の皆様、そしてこのフェスにご賛同頂いた方々、この度は本当に本当に有り難う御座いました。重ねて御礼申し上げます。


2012/08.15
宇川直宏(DOMMUNE)

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