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■FRINGE CULTURE 第六夜「バロン吉元の破天荒な世界」 満州での裕福な暮らしから一転、引揚後は自然の中で過酷なサバイバル生活を送る。温泉街の映画館で見たウエスタン映画や福島鉄次の画劇『沙漠の魔王』意識の深層に刻印される。中学時代から親しみ、黒帯を獲得した柔道が、格闘技に対するリアルな視点を養う。武蔵野美術大学入学・上京後は劇画家の道へ進むため横山まさみち氏に弟子入りし、本名の吉元正でデビュー。並行してセツ・モードセミナーで学び、魅力的なヒロイン像を会得。合わせて60年安保を経験し、幾多の作品にみられる社会派のストーリーに反映。1967年からバロン吉元名義で作品を発表。1970年からは劇画版ビルドゥングスロマンとなる『柔侠伝』シリーズを発表。80年代は一時期アメリカに移住。マーベルコミックスなどに執筆。1985年より一枚絵の制作に着手。画家活動においては「龍まんじ」という雅号を用い、漫画とは別にゼロのキャリアから絵画作品を発表し、それぞれ評価がされてきた。2017年3月17日からは渋谷のギャラリー、アツコバルーで寺田克也氏との二人展「バッテラ」が開催されるなど破天荒な人生そのままの多彩な活躍をしているバロン吉元先生の劇画家としての生きざまや華麗な交友の一端を今回のDOMMUNEでは紹介する。（宇田川岳夫）

■「and life goes on」は、脳腫瘍で倒れたDJ行松陽介の今後の活動への支援をお願いするプロジェクトです。 これまでの経緯を簡潔に書きます。僕は2016年7月8日にてんかんの発作を起こし、自宅で倒れていました。その日は東京でDJをする予定でしたが、大阪に住む僕が会場に現れない事を不審に思った関係者からの連絡で友人たちが駆け付けてくれ、救急搬送されました。精密検査の結果、脳に腫瘍がある事がわかり、そのまま入院しました。8月2日に一度目の開頭手術をし、腫瘍のサンプルを取って検査してもらった結果、グレード3の悪性腫瘍である事がわかり、8月30日にもう一度開頭手術を行いました。脳の言語に関わる部分に腫瘍が有るため、二度目は覚醒下手術という、意識が有る状態で開頭し、言葉を話しながら腫瘍を切除していく高度な技術を要する手術でした。主治医の先生がとても上手い方で、言語障害が残る事もなく、無事に二度の外科手術を終える事が出来ました。ほとんどの部分は外科手術で切除できたものの、一部の部分は手術では取れない脳の神経回路の中に入っていたので、10月7日から11月22日まで入院し、抗がん剤と放射線による治療を毎日受けました。
退院後は抗がん剤による維持治療を継続しながら、ストレスを感じないような生活を心がけ、食生活にも気を付けています。それでも時折以前は感じなかった頭の中が鈍く痛むような感覚が何日か続く日が有ったりして、その時はとても不安になります。退院前に撮ったMRIから約3ヶ月ぶりの2月13日にMRIを撮りました。結果は、以前から映っていたシミのような小さな部分の色が濃くなっている画像でした。その部分は小さいため、とりあえず今の治療方針で抗がん剤による維持治療を進める事になります。
以上が今までの経緯となります。
僕にDJとしての可能性を感じてくれている方、今後始める制作活動を支援したいと思って頂ける方には、このプロジェクトに参加して頂けると幸いです。締め切りは3月31日です。よろしくお願いします。リターンにはお礼のお手紙を送らせて頂きます。高い手紙ですいません。4月中には皆さんの手元に届くように発送させて頂きます。
春が待ち遠しいですね。
大阪は天気が良い日は少し暖かくなってきたように思います。皆さんが住む街はどうでしょうか？3月7日火曜日にDOMMUNEで3時間DJします。午後９時から日付が変わる頃までの予定です。この世界の片隅で暮らす僕たちの生活のサウンドトラックを奏でたいと思っています。ご都合がよければ是非ご覧になってください。
■「and life goes on」サポート行松陽介（CAMPFIRE）