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■2018年2月9日に刊行された『超プロテスト・ミュージック・ガイド』を巡る座談会を本書企画・翻訳の鈴木孝弥、ele-king編集長の野田努、本書に寄稿したDJの行松陽介、司会ele-king編集部の小林拓音でお送りします。 本書は2011年3月11日の東日本大震災、それに伴う原子力発電所の事故を経て刊行されたMUSIC MAGAZINE増刊『プロテスト・ソング・クロニクル　〜反原発から反差別まで〜』の企画に携わった鈴木孝弥が、2011年末にロンドンで刊行されたステファン・ジェルクンによるポリティカルな音楽のパワーについて再考するプロジェクトとして23人のプレイリスト＆解説テクストを集めた『Agit Disco』をシンドストラン・ラヴと共に邦訳し、日本のコントリビューター11人(翻訳者を含む)によるプレイリストとテクストを付け加えて刊行されました。混迷の度合いを深める一方の現日本社会において、示唆的かつ実践的な一冊。 日本版コントリビューター 荏開津広・木津毅・栗原康・桑原茂→・坂本麻里子・シンドストラン・ラヴ＋鈴木孝弥・ブレイディみかこ・松村正人・三田格・行松陽介 「私は、音楽において、“ポリティカル”な側面こそが、営利主義のメカニズムや“耳あたりのよさ”といったものの幅を利かせた支配力によってとかく頻繁に脇に追いやられるものだと考えました。音楽は、おそらく、それが自由とか社会的正義に対する私たちの政治的願望を形にして見せてくれるとき、あるいはそれらと同調するときに、最も説得力を持つものになり得るのですが。」ステファン・ジェルクン（序文より）「我々がこの社会に存在し、生きていること、それすなわち政治である。その我々が音楽を扱う行為が、政治でないはずがなかろう。」鈴木孝弥（訳者あとがきより）

■3月3日にBLACK SMOKER RECORDSよりリリースされた行松陽介『REMEMBER YOUR DREAM』の発売を記念し、BLACK SMOKERからDJ YAZIをゲストに迎え、二人のDJセットをお送りします。
その唯一無二のスタイルで、遂にヨーロッパでも注目を集め始めた行松陽介が音で描き出す夢を聴け！3/3発売。
art work :Yousuke Yukimatsu mastering：yori
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一瞬にしてその場の空気感を変えてしまう存在感とでっかいスケール世界観と説得力をもった、アツく燃え滾る男、行松陽介という生き様、音楽と向き合い、DJプレイへの情熱が音魂エネルギーとしてでっかく激しくまっすぐに放射され形作られている。英雄に捧げられた優しく愛に満ちた壮大でスペクタクルな一大叙事詩。ハードでロックな男のロマン。ジャンルは行松陽介。いい名前だ。字面もいい。次の時代へ。
COMPUMA

誰が為に、行松陽介のNEW MIX-CDは鳴る？
《進行中の大破局の只中に在るのに、その度外れた異常性を、【我が身に降りかかる生存上の危機】として、俺は、"体感"や"生理"のレベルで認識 することも探知することもできなくなってしまっていたのではないのか、ここ最近……。本能的な生体反応の網の目までボケさせてしまって……。》
聴きながら、ふとこんな風に気づき、独り、寒過ぎる村の日本家屋の居間で真夜中に踊る数え年四十八歳の俺の為に、確かに昨日、"Remember Your Dream"は鳴っていた。
METAL JUSTICE NEVER DIE!!

音楽によってしかもたらされないREALIZE、DJにしかかけられない呪術、HEAVY METALにしか起こせない奇蹟こそが、ＹＯ！お前の"DREAM"なんだろ、ＹＵＫＩＭＡＴＳＵよ？
モブ・ノリオ