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■実写版「AYUO」～あるサイケデリック・ボーイの音楽遍歴 シンガー・ソングライターとして80年代から活躍してきたAYUO（高橋鮎生）。その音楽的土台になっているのは、ニューヨークなど海外で過ごした幼少～思春期（66～75年）の稀有な音楽体験だ。横尾忠則と一緒にフィルモア・イーストで観たジェスロ・タル、高橋睦郎と観たアリス・クーパー、小澤征爾と観たザ・フー、イラン人義父と観たフェアポート・コンヴェンション…。その他ジャニス・ジョプリン、ジェファーソン・エアプレイン、グレイトフル・デッド、ホット・ツナ、ハンブル・パイ、キンクス、イエス、ELP、ジェネシス、ホークウィンド、テリー・ライリー等々。日本に戻ってからもAYUOは、小杉武久、坂本龍一、灰野敬二、太田裕美、ジョン・ゾーン、ピーター・ハミル、ジョン・ケイルなど多くの音楽家たちと交流しながら自身の音楽活動を続けてきたが、それは同時に、激しい誤解とディスコミュニケイションの中でアイデンティティを模索する旅でもあった。高名な作曲家（高橋悠治）の子として生まれ、複雑な家庭環境に翻弄され、常に“Outsider”ったAYUO。今回のDOMMUNEでは、その葛藤を、最近出た自伝的著書「OUTSIDE SOCIETY　あるサイケデリック・ボーイの音楽遍歴」に沿って、赤裸々に告白する。トーク後は、ギター＆ハーディ・ガーディによるデュオ・ライヴをおこなう。

■Back To Chill Presents EARTAKER "HARMONICS" Release Special GOTH-TRADが2006年にマンスリーイベントとしてスタートた”Back To Chill”は、今年9月に12周年を迎えた。Dubstepを軸としながらも日本発のヘビーウェイト/アンダーグラウンドサウンドを追求・融合し、ジャンルレスなイベントを開催してきた。今回は、2017年にGOTH-TRADがDiesuck(Voice)・Masayuki Imanishi(Noise)とともに結成したバンド”EARTAKER”のデビューアルバム”Harmonics”(Bedouin Records)のリリースを記念し、DOMMUNEでは、EARTAKERのミニライブと未発表音源盛りだくさんのBTC crewによるDubplate Sessionをお送りします！