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■「地点」を知っていますか？ 2005年に東京から京都に移転して以降、東京の演劇シーンとはまったく関わりなく、まるで地下活動を行うように地道に過激に演劇に邁進している劇団があります。総勢8名の小集団を率いるのは演出家の三浦基。座付作家はおらず、チェーホフ、ブレヒト、イェリネク、フォッセなど、古典戯曲からポストドラマの最前衛まであらゆるテキストを換骨奪胎、言葉の抑揚やリズムをずらし、意味から自由になることでかえって言葉そのものを剥き出しにする手法はしばしば音楽的とも評されています。
2013年には京都・北白川に元ライブハウスをリノベーションしたアトリエ「アンダースロー」をオープン。これに感化されてバンド「空間現代」は京都に移転し、岸田國士戯曲賞を今年受賞した松原俊太郎をはじめ、新たな才能を輩出しています。
三浦基がその演劇を通して常に問いかけているのはぐらぐらに揺らいでいる「主体」について。自分探しの次なる段階、「わたしたち探し」です。日本の近現代史や民主主義を、ひとつの言葉、ひとつの声、ひとつの身体を通して考える「演劇」がそこには現れます。
最新作『シベリアへ！シベリアへ！シベリアへ！』、代表作『三人姉妹』の連続上演を控えた三浦基がDOMMUNEに初出演し、これまでの活動を振り返りながら地点の「いま」と「これから」を語る、オーラルヒストリー。どうぞお見逃しなく！

■未体験ゾーンへと踏み込むエキサイティングな夜！テクノ/エレクトロのアーティストにフォーカスしたショーケースシリーズ、BETON。 BETONは、パワフルで計算し尽くされたヒプノティック＆ダークなサウンドをストイックに追求し、これらを常にハイレベルな状態に維持することに力を注ぎ込んでいる。第2弾となる今回は、フランステクノ界のレジェンドアーティストKittinを迎える。以前の名をMiss Kittinとして知られる彼女は、ここ10年の間、グライミーで荒々しいニューウェーブと90年代のテクノを荒々しく衝突させたエレクトロ・クラッシュのパイオニアとして名を馳せている。シングル「1982」やThe Hackerとの「Frank Sinatra」は彼女を世界的DJへと押し上げ、現在ではこの両トラックはエレクトロクラッシュ・シーンの中でアンセムソングとなっている。コラボレーション楽曲であるGolden Boyとの「Rippin Kittin」とFelix Da Housecatとの「Silver Screen」は彼女の色域をさらに広げるなど、ひたむきなプロダクションワークと純粋な音楽への愛を通じて、Kittinは電信音楽の世界で確固たる地位を築きあげてきた。今回は５／３１大阪JOULE、６／１CONTACTでのパーティーを控えたKittinが来日直後、DOMMUNEに登場！！！