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◼︎「黙殺できない「選挙」の不思議！」名前を書いて投票箱に入れてもらう」というシンプルなゲームのひみつ！ 日本全国で年末年始・ゴールデンウィーク・お盆期間を除いてほぼ毎週、どこかで地方議会議員選挙や首長選挙が行われている。さらに３年に１回、半数ごとの改選になる参議院議員選挙と、任期４年でほとんどの場合満了を待たずして解散して行われる衆議院選挙の両方が一気に実施される「ダブル選挙」も噂されている2019年。55年体制の崩壊から26年経過しても政治や選挙の世界は与党／野党、改憲／護憲、現職／新人、といった二項対立の構図で語られがちである。しかし、それぞれの候補者の選挙運動に目を向けてつぶさに観察してみると、「名前を書いて投票箱に入れてもらう」というシンプルなゲームの勝者となるべく様々な人々が工夫と情熱、経験と人脈と駆使して激しく、そして厳かに戦っている様子が見えてくる。それは選挙の当選ラインで争う、知名度や組織のバックアップに恵まれた「メジャー候補」だけでなく、独自の戦いを展開する「インディーズ候補」と呼ばれる存在でも同様である。大手メディアでは取り上げられにくい「インディーズ候補」の運動や、「メジャー候補」でもメディアがツッコマないポイントを取材してきたライター、畠山理仁と宮原ジェフリーが、わかりにくい選挙制度を解説しながら語りつくす。

◼︎電気グルーヴの音源・映像の出荷停止・在庫回収・配信停止をきっかけに始まったWHO IS MUSIC FORシリーズ。その第5弾として「音楽が聞けなくなる日～自粛のせいで聞けないじゃん！国内の薬物事件と自粛音楽史」を6月25日に生配信！ 自粛の撤回を求めてネットで署名活動を行い、27日間で世界79カ国から6万4,606人もの賛同を得たキャンペーン（http://www.change.org/denkigroove）の発起人である社会学者・永田夏来と音楽研究家のかがりはるきの2人、さらにASKAと同じ病棟で薬物依存の治療を受けていた石丸元章、ヒップホップと薬物を見つめるダースレイダー、自身が関わる音楽イベントが不条理な理由で中止の危機にある巻上公一、そしてご存じ社会設計からサブカルまで語り尽くす社会学者・宮台真司という超強力な賛同人が集結。更にはWHO IS MUSIC FORシリーズを起動させたDOMMUNE総裁＝宇川直宏もリアルタイムでスイッチングしながら声の出演!！アーティストと薬物依存、レコード会社の自粛の歴史、音楽イベントの存続と自治、自粛の学術的位置づけなどなど、「音楽が聞けなくなる日」をさまざまな角度から切り込む。