2020/12/15 TUE 21:00-23:00

湯山玲子presents「爆クラ」<BAKUON CLASSIC|第90夜>

「岩井俊二による、 映画音楽としてのクラシック」

​■ゲスト:岩井俊二(映画監督) ■ホスト:湯山玲子(著述家・プロデューサー)

■クラシック音楽の新しい聴き方を提案する、ポストクラブ時代のトーク&リスニングプログラム、爆クラ第90夜!!岩井俊二をゲストに迎え、映画音楽としてのクラシックを深く語ります!!

「夕暮れの学校の音楽室から聞こえてくるピアノの音」のような、音響も含めた類まれな音楽センスが光る岩井作品。また、劇中で登場するバンドやアーティストが、現実の表現になって世に出ていくなどの、虚実ないまぜとなった音楽世界を作り上げていたりもします。また、最近ではほとんどの作品の音楽制作は監督自身。「ヘクとパスカル」、「ikire」などのユニットを作って活動しているので、もう、肩書きの一つはれっきとした音楽家なのです。クラシック音楽と映画は非常に関係が深く、ナチスドイツに追われてアメリカに渡り、その才能を映画音楽方面に花開かせ、後進に影響を与えた、コルンゴルドを初め、現代音楽作曲家においては、まさにこの分野が大衆との接点。キューブリックとペンデレツキ、篠田正浩、勅使河原宏と武満徹、「スターウォーズ」とジョン・ウィリアムスなどの映画×音楽の分析、見立てはもとより、「この曲なら、私はこういう映像イメージが湧く」といった、クラシックPV案をご提案いただく所存です。 今回のDJタイムは、何と岩井俊二さん。クラシックを中心に、ご自身の楽曲などを本人のギターフィーチャーでお届けします。 今回も少人数ながら、ライブ鑑賞が可能です。 感染対策を充分に取った上で、自粛疲れを最高の音響とトークで洗い流しましょう。

■ゲスト:岩井俊二(映画監督)

1963年生まれ、宮城県出身。『Love Letter』(1995年)で長編映画監督デビュー。映画監督・小説家・音楽家など活動は多彩。代表作は、映画『スワロウテイル』『リリイ・シュシュのすべて』『リップヴァンウィンクルの花嫁』、小説『ウォーレスの人魚』『番犬は庭を守る』など多数。映画『New York, I Love You』『ヴァンパイア』で活動を海外にも広げる。東日本大震災の復興支援ソング『花は咲く』では作詞を手がけ、「ヘクとパスカル」や「ikire」などのユニットで音楽活動も行なっている。2015年には『花とアリス殺人事件』で初の長編アニメ作品を制作し、国内外で高い評価を得る。2018年、小説『ラストレター』を原作にした初の中国映画『你好,之華(チィファの手紙)』が中国全土で公開。2020年1月に、同原作の映画『ラストレター』を公開。7月、緊急事態宣言中に撮影されたリモート作品『8日で死んだ怪獣の12日の物語』が公開。9月より『チィファの手紙』が日本公開された。

■主宰・ナビゲーター:湯山玲子(ゆやまれいこ)

学習院大学法学部卒。著述家、プロデューサー。 著作に『女ひとり寿司』(幻冬舎文庫)、『クラブカルチャー!』(毎日新聞出版局)、『女装する女』(新潮新書)、『四十路越え!』(角川文庫)、上野千鶴子との対談集『快楽上等! 3.11以降の生き方』(幻冬舎)。『文化系女子という生き方』(大和書房)、『男をこじらせる前に』(角川文庫)等。NHK『ごごナマ』レギュラー、TBS『新・情報7DAYS ニュースキャスター』等に出演。 自らが寿司を握るパフォーマンス<美人寿司>、クラシック音楽の新しい聴き方を提案する<爆クラ>主宰。ショップチャンネルのファッションブランド<OJOU>のデザイナー・プロデューサーとしても活動中。日本大学藝術学部文芸学科非常勤講師。東京家政大学非常勤講師。名古屋芸術大学特別客員教授。(有)ホウ71取締役。父は作曲家の湯山昭。

PROGRAM INFO | スタジオ観覧限定30名有観客配信
ENTRANCE 12月15日(火)21:00-23:00
3,000円(税込、35席限定)
(ソーシャルディスタンシングを意識し、30人限定でスタジオ観覧者受け付けます。 湯山玲子氏のメーリングリストとPeatixでスタジオ観覧チケット販売中 ▶︎https://bakucla90dommune.peatix.com/view
PLACE PLACE 〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO9F「SUPER DOMMUNE」
15-1 Udagawa-Cho Shibuya-ku Tokyo 150-0042
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