2021/05/06 THU 21:00-24:00

DU BOOKS Presents 実写版「音楽が未来を連れてくる」

出演:榎本幹朗(音楽産業コンサルタント)、宇川直宏(DOMMUNE)

■エジソンの蓄音機から、ラジオ放送、ウォークマン、CD、ナップスター、iPod、着うた、スポティファイ、そして“ポスト・サブスク”の未来まで。音楽産業100年の歴史を膨大な資料とともに読み解く!

史上三度の大不況を技術と創造力で打破した音楽ビジネスの歴史に明日へのヒントを学ぶ、エンタテインメント業界が今もっとも必要としている一冊「音楽が未来を連れてくる」(DU BOOKS)が刊行!音楽は、炭鉱のカナリアのようなところがある。新しい技術革新の荒波に、ほかの産業に先立ってさらされる歴史を繰り返してきた。放送の登場も、ネットの登場も、まず音楽産業に破壊をもたらした。「頭の古い連中だ」とたびたび、ほかの業界から嘲笑された。だが、最初に荒波に揉まれるからこそ、いつも新しい常識を音楽が連れてきた!この壮大音楽大河ロマンを軸に、草創期のライヴ・ストリーミング番組のディレクターであった著者の榎本幹朗と、USTREAM時代からライヴ・ストリーミングの黎明期を切り開いたDOMMUNEの宇川直宏が音楽産業の歴史を紐解き未来を見つめる!!


<収録内容>(一部抜粋)

●エジソンの憂鬱。ハード事業はレッド・オーシャンへ
●「ラジオはレコードをかけてはいけない」タブーを破った太平洋戦争
●ジョブズと盛田――Sonyスピリットを受け継いだApple
●ロックンロールのブームを創出したSonyのポケットラジオ
●別格のイノヴェーション、ウォークマン
●百年間に三度あった音楽不況の共通点
●MTVのグローバル経営から学ぶ、クールジャパンの進め方
●オペラ歌手からSonyの社長になった男の物語
●音楽業界を搔き乱す、ナップスターの困ったオーナー
●二〇〇一年、誕生したばかりの定額制配信が犯した失敗
●セレンディピティ――iPodのもたらした音楽生活の変化
●なぜiTunesは救世主とならなかったのか
●今、iモードの革新から学び直せるたくさんのこと
●グーグル誕生、あるいは人工知能ブームの震源
●ラストFM――ビッグデータが起こした「ラジオの再発明」
●初代iPhoneのキラー・アプリとなったユーチューブの誕生
●アマゾンのおすすめが持っていた致命的な欠点、協調フィルタリング
●音楽離れへの解、パンドラ
●スポティファイのブレイクに必要だった「何か」
●コロナ・ショックで叩き落された音楽産業
●サブスクを超えた中国テンセントのソーシャル・エンタメ売上
●ミュージシャンを宣伝するセッションズの“プロモーション・エンジン”
●二〇三〇年以降の中長期的展望 ほか

<目次>

第1部 神話(神話の章:かつて音楽産業は壊滅した/黄金の章:四十年かかった音楽産業、黄金時代の再来/日本の章:日本が世界の音楽産業にもたらしたもの ほか)/第2部 破壊(破壊の章:音楽が未来を連れてくる――疾風怒涛、ナップスターの物語/再生の章:スティーブ・ジョブズが世界の音楽産業にもたらしたもの/明星の章:音楽と携帯電話 東の空に輝いた希望の光)/第3部 使命(先駆の章:救世主、誕生前夜――ジョブズと若き起業家たち/カデンツァ:音楽産業の復活とポスト・サブスクの誕生――そして未来へ)

<著者略歴>

榎本幹朗(えのもと・みきろう)

1974年東京生。作家・音楽産業を専門とするコンサルタント。上智大学に在学中から仕事を始め、草創期のライヴ・ストリーミング番組のディレクターとなる。ぴあに転職後、音楽配信の専門家として独立。2017年まで京都精華大学講師。寄稿先はWIRED、文藝春秋、週刊ダイヤモンド、プレジデントなど。朝日新聞、ブルームバーグに取材協力。NHK、テレビ朝日、日本テレビにゲスト出演。

PROGRAM INFO
ENTRANCE ●新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、無観客配信と致します。このプログラムはライヴストリーミングでお楽しみください!!!!! 新型コロナウイルスの感染拡大を重く受け止め無観客配信と致します。YouTubeのスーパーチャットで投げ銭を募っています(泣)ビューワーの皆様、何卒サポートよろしくお願い申し上げます!!!!(切実)