2023/04/04 TUE 19:00-21:00
Living Together Co. Presents
「Alternative Anatomical Architecture」STELARC x DAITO MANABE
●出演:ステラーク(Performance Artist, Australia)x 真鍋大度(Rhizomatiks)
●MC:宇川直宏(DOMMUNE)、畠中実(ICC主任学芸員)●通訳:門井隆盛
■STELARC x DAITO MANABE!!! オルタナティブな解剖学的アーキテクチャを語り尽くす!!!!!
1970年代より身体の具現化と媒介、アイデンティティ、ポストヒューマン等を問題提起し、オルタナティブな解剖学的アーキテクチャを模索するパフォーマンスやプロジェクトを展開しているステラークが、現在、来日中である。ステラークは、トランスヒューマニズム的なコンセプトとは一線を画す「第3の手/ Third Hand」「拡張された腕 / Extended Arm」「両利きの腕 / ambidextrous arm」「義頭 / Prosthetic Head」「腕にある耳 / Ear on Arm」などのエクスペリメンタルなアート作品を通じ、身体と人間の歴史的/文化的/社会的概念の変化を世に問うてきた。2015年「高松メディアアート祭」のジェネラルキュレイターを務めたDOMMUNE=宇川直宏は、クレイアニメ作家のブルース・ビックフォードや、精神分析家のヴィルヘルム・ライヒ、超能力者の清田益章や、メディアアーティストの真鍋大度、大本の教祖である出口王仁三郎らの作品と共に、アルスエレクトロニカの協力によって、ステラークを招聘した。
また、現在、清春芸術村 光の美術館で「EXPERIMENT」と題した個展を開催中の真鍋大度は、社会には広く普及していない最先端技術の可能性の核をいち早く取り出し、アートフィールドで作品化しながら、同時に身体を媒介としたプロジェクトを多数発表し続けてきた。
実質的なデビュー作といえる2008年の「Electric Stimulus to Face」は、筋電センサーを用いて顔の表情を強制的に動かす作品であるし、ELEVENPLAY、MIKIKOとのコラボレーションではドローン、ロボット、マシーンラーニングと先駆的ダンスパフォーマンスが融合し、国内外のメディアで多大なる賞賛を受けている!ステラークと真鍋大度、両アーティストに所深いDOMMUNEでは、2人の"脈打つパフォーミングアーツ的側面"にフォーカスし、初の対面プログラムをストリーミングする!!!!! 進行は、2人の活動を熟知するICC主任学芸員の畠中実と、私、DOMMUNEの宇川直宏。今世紀的テクノロジーを纏った身体は何処へ?!!!!!!!!!!!!!
■STELARC(Performance Artist, Australia)
オーストラリア出身のパフォーマンスアーティスト。1970年代より19年程日本に居住し活動。
身体の具現化と媒介、アイデンティティ、ポストヒューマン等の問題を問うような、新たな解剖学的構造を模索するパフォーマンス作品やプロジェクトを展開している。
また、バイオテクノロジー、メディカル・イメージング、人工物やロボット工学等を包括するようなパフォーマンス作品を50年以上に渡り制作している。
1973年~1975年、自身の体の内部を撮影した映像3作品を制作。1976年~1988年の間で、27回に渡る「サスペンション Suspension」(自らの皮膚に針金で身体を釣り上げるパフォーマンス)を実施した。また、「第三の手 Third Hand」、「ストマック彫刻 Stomach Sculpture」、六足歩行ロボット「外骨格 Exoskeleton」等の作品を用いてパフォーマンスを展開。「Fractal Flesh」「Ping Body」「Parasite」はインターネットとつなげ、筋肉刺激のシステムを介した遠隔かつ不随意のコレオグラフィーを探索するパフォーマンスである。
また、現在進行形で、インターネットへの接続を可能とする電子拡張された耳を自身の腕に幹細胞を埋め込み「腕にある耳 Ear on Arm」を外科的に構築する(2010年にプリ・アルスエレクトロニカ、ハイブリッドアート部門のゴールデンニカ(最優秀賞)を受賞)。2020年、オーストラリアのアデレード・ビエンナーレでは、オンラインでのユーザーインタラクションを伴う、直径9M×高さ4Mの「Reclining Stickman」のパフォーマンスと展示を行った。
STELARC "Anthropomorphic Machine / 擬人マシーン"(2022)
■真鍋大度(Rhizomatiks)
アーティスト、インタラクションデザイナー、プログラマ、DJ。2006年Rhizomatiks 設立。
身近な現象や素材を異なる目線で捉え直し、組み合わせることで作品を制作。高解像度、高臨場感といったリッチな表現を目指すのでなく、注意深く観察することにより発見できる現象、身体、プログラミング、コンピュータそのものが持つ本質的な面白さや、アナログとデジタル、リアルとバーチャルの関係性、境界線に着目し、様々な領域で活動している。
坂本龍一、Bjork、OK Go, Nosaj Thing、Squarepusher、アンドレア・バッティストーニ、野村萬斎、Perfume、サカナクションを始めとした様々なアーティストからイギリス、マンチェスターにある天体物理学の国立研究所ジョドレルバンク天文物理学センターやCERN(欧州原子核研究機構)との共同作品制作など幅広いフィールドでコラボレーションを行っている。
Ars Electronica Distinction Award, Cannes Lions International Festival of Creativity Titanium Grand Prix, D&AD Black Pencil, メディア芸術祭大賞など国内外で受賞多数。
Daito Manabe " latent body”(2022)
- Rhizomatiks OFFICIAL HP
- DAITO MANABE OFFICIAL HP
- 真鍋大度個展 EXPERIMENT - 清春芸術村 光の美術館 2023.04.01 - 2023.5.10
ENTRANCE | ¥2,000(超限定スタジオ観覧者募集!40人のスタジオ観覧者を緊急募集いたします!Peatixでスタジオ観覧チケット販売中!!▶︎http://stelarcdommune.peatix.com) |
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PLACE | 〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO9F「SUPER DOMMUNE」 15-1 Udagawa-Cho Shibuya-ku Tokyo 150-0042|Shibuya PARCO9F「SUPER DOMMUNE」 SUPER DOMMUNE FLOOR GUIDE MAP |
■ ご来場者はカメラに映る可能性がごさいますので、ご了承のうえご参加ください。 ■ スタジオには、クロークやロッカーございません。手荷物は少なめでご来場のうえ、ご自身での管理をお願いします。 ■ ドリンク類はスタジオ内でお買い求めいただけます。お飲み物の持ち込みはご遠慮ください。 |
- 発熱、咳、くしゃみ、全身痛、下痢などの症状がある場合は、必ずご来場の前に医療機関にご相談いただき、指示に従って指定の医療機関にて受診してください。
- エントランスで非接触体温計にて体温を計らせて頂き37.5度以下の場合のみご入場可能になります。
- 感染防止の為、マスクのご着用をお願い致します。
- 手洗い、うがいの励行をお願いいたします。
- お客様入場口に消毒用アルコールの設置を致します。十分な感染対策にご協力ください。
- 会場にて万が一体調が悪くなった場合、我慢なさらずに速やかにお近くのスタッフにお声がけください。
- ご来場のお客様はカメラに映る可能性がございますので、ご了承のうえご参加ください。
- 会場には、クロークやロッカーはございません。手荷物は少なめでご来場の上、ご自身での管理をお願いいたします。
- 本イベントはDOMMUNEからの生配信を実施いたします。
DOMMUNE YouTubeチャンネル(http://www.youtube.com/user/dommune)、もしくはDOMMUNE公式ホームページ(https://www.dommune.com)からご覧いただけます。 - 生配信では、YouTubeのスーパーチャット機能による投げ銭を募っております。何卒サポートをよろしくお願いいたします。
- 会場の関係などにより、開演時間が前後する可能性があります。予めご了承ください。