2023/06/13 TUE 20:00-23:00

成田悠介 x Kyoka「New Paradigm Opera / ニューパラダイム・オペラ」

〜 新時代のオペラを創造する

●出演:Kyoka(raster-noton|from Berlin)、成田悠輔、Ueno Masaaki、Jay Jaehoon Bang、
Joanna Petkiewicz & Nicholas Meehan(Institute for Sound and Music|from Berlin)●MC:宇川直宏
●LIVE:Kyoka ●DJ:DJ Sodeyama|BROADJ#3193

■成田悠輔 x Kyoka「New Paradigm Opera / ニューパラダイム・オペラ」〜 新時代のオペラを創造する

アルヴァ・ノト(カールステン・ニコライ)主宰のドイツの実験レーベルRaster-Notonに所属の電子音楽家Kyoka。近年は、ニューロサイエンスと音楽理論、作曲の関係に興味を持ち、音楽構文を試行することを活動の中心軸に置いている。
そんなKyokaの来日と同時期に偶然日本に滞在中であった成田悠輔が今回DOMMUNEに初登場!
データ・アルゴリズム・数学・ポエムを使った公共政策の想像とデザインを行う経済学者の成田は、なんとcontactにLIVEを見に行ったこともあるKyokaの電子音楽のリスナーであった。初対面のKyokaと成田悠介がトークを繰り広げる。
テーマは、現在、Kyokaが取り組んでいるベルリンのInstitute for Sound and Musicにて行う予定の、オルタナティブなオペレッタについてのストーリーテリングミーティング!ゲストは、今回のオペラのコラボレーターのUeno Masaaki、そして韓国のアート・プロデューサー兼キューレーター、Jay Jaehoon Bang。そして、ベルリンからZOOMで参加の、Institute for Sound and MusicのJoanna Petkiewicz & Nicholas Meehanが、DOOMMUNEの宇川直宏と共に出演。後半は、Kyokaのライヴパフォーマンスと、DJ Sodeyamaによるプレイで大団円!是非Funktion-oneのサウンドシステムを、フルACOUSTIC REVIVEのケーブルで魔改造した日本最高峰の音響を誇るDOMMUNEスタジオへ是非!!!

■成田悠輔

専門は、データ・アルゴリズム・数学・ポエムを使ったビジネスと公共政策の想像とデザイン。ウェブビジネスから教育政策まで幅広い社会課題解決に取り組み、多くの企業や自治体と共同研究・事業を行う。内閣総理大臣賞・MITテクノロジーレビューInnovators under 35 Japan・ダボス会議(世界経済フォーラム)Young Global Leaderなど受賞。混沌とした表現スタイルを求めて、報道・討論・お笑い・ファッションなど様々な動画・出版の企画・出演・制作にも関わる。著書に『22世紀の民主主義:選挙はアルゴリズムになり、政治家はネコになる』など。

■Kyoka(raster-noton)

音、周波数、音楽、状況の表現を担うサウンドアーティスト。特に科学、物理、自然、人間による現象にインスパイアされることが多く、音に関するあらゆることに取り組む。現象が引き起こす特別な瞬間を日々探求しており、見つけた際には分析、再現、作品として表現し、そして人々に「特別な瞬間」を共有し、次どうするかを考えるのが趣味。
2023年4月から秋まで、ヴェネツィア・ビエンナーレが主催する『The Festival Micro-Music(2023年10月16 -29日ヴェネツィアで開催)』にて公演を行う10名の若手サウンドアーティストの教育と指導を担当。ドイツの実験レーベルRaster-Notonに所属した最初のソロ女性アーティスト。主催のアルヴァ・ノト(別名カールステン・ニコライを始め、Byetone、Frank Bretschneider、坂本隆一、William Basinski、池田亮二などといったトップアーティストが名を連ねる。
近年はニューロサイエンスと音楽理論、作曲の関係に興味を持ち、音楽構文を試行錯誤することを活動の中心軸に置いている。サウンドアーティストとして、電子音楽プロデューサー、DJ、インスタレーションアーティスト、フィールドレコーダーなど、周波数(音)に関わることを中心に幅広めの定義で活動。音楽制作面では、iPhoneのグローバル広告に採用された「Hovering」はシンコペーションされた電子機器とリズムを壊すドラムマシンを駆使して製作された代表曲とされている。公演面では、エイフェックスツインに自身のキュレートによるマンチェスターのWarhouseProject、各国によるMutek、ポンピドゥーセンター(パリ)、CTM(ベルリン)、Sonarなど、約世界31カ国、94都市に招待され演奏を行ってきた。レクチャー面では、ブラウン大学(アメリカ)、 Rhythmic Music Conservatory(デンマーク)ヨーテボリ大学(スゥエーデン)、サラゴサ大学(スペイン)、南方科技大学’(中国)などの教育機関を中心に、Ableton Loopなどのイベントなどにも参加。

■UENO MASAAKI(raster-noton)

桐朋学園大学音楽学部作曲科、同研究科を修了。第76回日本音楽コンクール作曲部門入選後、電子音楽レーベルの最高峰であるドイツのraster-notonより「VORTICES」をリリース。多数の楽曲提供、20カ国以上に渡る世界各地での主要フェスティバルに出演し高い評価を得る。

■Joanna Petkiewicz & Nicholas Meehan(Institute for Sound and Music)

ニックはISMの創設者兼アーティスティック・ディレクター、KW Institute for Contemporary Artの元パートナー、マックス・プランク経験美学研究所の審査委員を務めています。ジョアンナは、ベルリン芸術祭/Gropius Bauの元キュレーター、Artichoke Londonのプロデューサー、The Long Conversation Studio & False Parametersの共同リーダーです。彼らは最近、 芸術と文化のためのブロックチェーン・サービス・デザイン担うSup3rpositionを共同設立しました。

■Jay Jaehoon Bang

Jay Bangは韓国のアート・プロデューサー兼キューレーターである。
彼は技術と芸術を融合させ、人類学的な観点から新たな質問やディスコースを投げかけることに関心を持っており、これを形式にとらわれずに具現化する様々なプロジェクトを演出している。サムスン電子のプロジェクト・マネージャーやロンドンのBigDrawの運営担当を経て、現在はメディアアート・プラットホームの「INSCAPE」の総括プロデューサーを務めている。

■宇川直宏(DOMMUNE)

1968年香川県生まれ。現”在”美術家。映像作家、グラフィックデザイナー、VJ、文筆家、大学教授など、80年代末より、さまざまな領域で多岐にわたる活動を行う。2001年「Buzz Club: News from Japan」(MoMA PS1・ニューヨーク)、「JAM: Tokyo-London」(Barbican Art Gallery・ロンドン)に参加して以来、国内外の多くの展覧会で作品を発表。2010 年には、日本初のライブストリーミングスタジオ兼チャンネル「DOMMUNE」を個人で開局。記録的なビューワー数で国内外にて話題を呼び、2011年文化庁メディア芸術祭推薦作品に選出される。宇川はDOMMUNEスタジオで日々産み出される番組の、撮影行為、配信行為、記録行為を、自らの"現在美術作品"と位置づける。2016年アルスエレクトロニカ(オーストリア/リンツ)のトレインホールにステージ幅500Mのサテライトスタジオ「DOMMUNE LINZ!」を開設、2019年、瀬戸内国際芸術祭にてサテライトスタジオ「DOMMUNE SETOUCHI」を開設。どちらも大きな話題となった他、これまでDOMMUNEは数々の現代美術の国際展に参加し、ロンドン、ドルトムント、ストックホルム、パリ、ムンバイ、リンツ、福島、山口、大阪、香川、金沢、秋田、札幌...と、全世界にサテライトスタジオをつくり、偏在(いま、ここ)と、遍在(いつでも、どこでも)の意味を同時に探求し続けている。10年間に渡って配信した番組は約5000番組/約1万時間/200テラを越え、トータル視聴者数1億人を超える。2019年、リニューアルした渋谷PARCO 9Fにスタジオを移転。「SUPER DOMMUNE」に進化し、5G以降の最前衛テクノロジーと共に未来を見据えたUPDATEを図る。2021年、第71回芸術選奨文部科学大臣賞受賞。

■DJ Sodeyama

自身のレーベル『ARPA records』とレーベルショーケース『ARPA showcase at WOMB』を主宰。日本全国のクラブやフェスティバルでプレイし、日本最大の屋内レイブ『WIRE』には3年連続(11&12&13年度)で出演。韓国、台北、北京、香港、ドイツ、オランダ、イギリス、ギリシャ、オーストリア、カナダ等でもツアーを敢行するなどワールドワイドに活動している。数多くのレーベルからオリジナル及びリミックス等の作品をリリース。2011年には世界最大手ダンスミュージックディストリビューター『wordandsound』配給のもと、自身の新レーベル『ARPA RECORDS』(アナログ&デジタル)を立ち上げる。第1弾リリース『DJ SODEYAMA / MILES』はNICK CURLYがリミックスを務め、第2弾以降もGLIMPSE、RADIO SLAVE、TIM XAVIER、CHRISTIAN BURKHARDT等の強力なリミキサーを迎えた内容で注目を集める。SVEN VATH、RICHIE HAWTIN、LOCO DICE、JOSH WINK、DUBFIREをはじめとした世界中のDJ達がプレイ。自身の名義の他にダウンビートプロジェクト『LO:BLOC』としてアルバム『FROM NORTHERN CLIMS』を2009年にリリース。
2013年に新たに始動したニュープロジェクト『THE PEOPLE IN FOG』としての1stアルバム『A RAY OF LIGHT』のリリースを切っ掛けに、アムステルダムを拠点とするレーベル『SOUND OF VAST』から『DEEP EP』をリリース、オランダで開催されている世界最大のフェスティバル『ADE』に招聘される。2015年秋にはDJ SODEYAMA名義としては8年振りのニューアルバム『TWELVE PROCESSING』のリリースや、12月にはNINA KRAVIZのレーベル『трип』からリリース。多角的視点からのエレクトロニックミュージックを軸とし、唯一無二の世界を創りあげるアーティストである。

PROGRAM INFO
ENTRANCE ¥2500(ソーシャルディスタンシングを意識し限定50人のスタジオ観覧者を募集中です!Peatixから予約をお願いいたします!▶︎https://dommunenewparadigmopera.peatix.com
PLACE 〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO9F「SUPER DOMMUNE」
15-1 Udagawa-Cho Shibuya-ku Tokyo 150-0042|Shibuya PARCO9F「SUPER DOMMUNE」
SUPER DOMMUNE FLOOR GUIDE  MAP
  ■ ご来場者はカメラに映る可能性がごさいますので、ご了承のうえご参加ください。
■ スタジオには、クロークやロッカーございません。手荷物は少なめでご来場のうえ、ご自身での管理をお願いします。
■ ドリンク類はスタジオ内でお買い求めいただけます。お飲み物の持ち込みはご遠慮ください。
<新型 コロナウイルス等感染症予防および拡散防止対策について>