2023/06/28 WED 18:00-24:00

SHIBUYA PARCO 50th ANNIVERSARY x DOMMUNE OPENING CEREMONY

Cornelius「夢中夢 - Dream in Dream-」Release Program

●LIVE:CORNELIUS
「DJ Plays CORNELIUS & KEIGO OYAMADA ONLY “Dream in Dream”」
●DJ:砂原良徳、Kyoka(raster-noton|from Berlin)、L?K?O
●TALK:野田努(ele-king|編集者|音楽評論家)、北沢夏音(編集者|ライター)、大久保祐子(編集者|ライター)
●SPECIAL GUEST:小山田圭吾(CORNELIUS)●MC:宇川直宏(DOMMUNE|”現在”美術家)

<TIME TABLE>

■18:00-20:00 TALK:「Cornelius|音楽が創る出来事2」

〜コーネリアスの音楽と夢の中で見る夢について<事前収録配信>
●TALK:野田努、北沢夏音、大久保祐子 ●SPECIAL GUEST:小山田圭吾 ●MC:宇川直宏

■20:00-21:00 DJ:「DJ Plays CORNELIUS & KEIGO OYAMADA ONLY “Dream in Dream” 1」

●DJ1:L?K?O

■21:00-22:00 LIVE:「Cornelius夢中夢|Dream in Dream」

●LIVE:Cornelius

■22:00-24:00 DJ:「DJ Plays CORNELIUS & KEIGO OYAMADA ONLY “Dream in Dream” 2 & 3」

●DJ2:砂原良徳 ●DJ3:Kyoka(raster-noton|from Berlin)

(※この番組は、2022/01/01にストリーミングされた SUPER DOMMUNE NEW YEAR COUNTDOWN 「DJ Plays CORNELIUS & KEIGO OYAMADA ONLY」と地続きのCORNELIUSからの返礼プログラムです!100組/200名を無料招待されるこのプログラムの制作/配信費用はCORNELIUSとDOMMUNEの持ち出しのため、全編無料配信後、Peatixで2022/01/01のDJパートと一緒にリエディットし1年間視聴可能なアーカイヴを販売いたします!皆様、是非、この番組に対しての暖かいサポートをよろしくお願い致します!! アーカイヴURLは配信当日までに告知いたします!!!!!! 土下座!!!!!!)

■SHIBUYA PARCO 50th ANNIVERSARY x DOMMUNE OPENING CEREMONY
Cornelius「夢中夢 - Dream in Dream-」Release Program

夢の中で夢を見たことは、これまで2、3度あった筈だ。だたし、それがどんな夢だったかは覚えていない。一時期、よく全裸で空を飛ぶ夢を見ていた。物語の舞台は決まって自らの通う通学路であった。通学しているクラスメートを上空から眺めつつ、鷹や鷲やハヤブサなどの猛禽類のように左右の翼を大きく広げ、全裸で大空を舞いながら高度を上げていったあのスリリングな高揚を今も体が覚えている。そのように、一糸纏わぬ姿で旋回しながら学校へ通う振り切った夢を頻繁に見ていた時期がある。しかし始業のチャイムが鳴る時刻には毎回制服を纏ってきちんと着席していたのだから、夢はミュージックコンクレートのように"つぎはぎ"で不条理だ。
そういえば、リアル世紀末の年が明けた1999年にドロップされた雑誌「TOKION」1 & 2月号の特集が「DREAMS」で、それは複数のアーティストが深層心理学に基づいた夢分析を受けるという企画で、自分も参加したことを今急に思い出した。表紙は確か、ピンクのライトセーバーを構えたNIGO®氏だった。そしてもちろん頻繁に脳内で上演されるこのエクストリームな夢について診断してもらったことを覚えているが、診断結果は忘却の彼方だ。ただし、この特集に小山田圭吾氏も参加していたことだけは何故か今も覚えている(https://www.art-blue.jp/tokion/1999/)。
夢も記憶も奇妙で不可思議だ。いや、正確には記憶を整理/定着するためにレム睡眠が存在し、この睡眠の段階で夢が上演されているのだから、夢を見ている状態は、脳は活発に活動しているとされている。なので"夢を見た”という感覚は、"夢を覚えていた”という確信に基づいた体験ということになる。では、夢中夢はどんな構造なのであろうか?夢ですら忘却してしまうのに、夢の中に入れ子となったメタなプログラムを呼び覚ますには特殊なファンクションが必要なのではないか?
そして、満を持してコーネリアスのニューアルバムが、6/28にリリースされる。アルバムタイトルは「夢中夢 - Dream in Dream-」である。「Mellow Waves」以来、6年ぶりとなるニューアルバムは、先行でリリースされた「変わる消える」「火花」、そしてMETAFIVEの楽曲として発表された「環境と心理」のセルフカバー・ヴァージョンほか、視覚的心像を誘発するドリーミーな全10曲が映し出された銀盤である!
発売前からマスターピースだと騒がれるこのニューアルバムの発売日に、なんとDOMMUNEで「夢中夢 - Dream in Dream-」リリース記念プログラムがストリーミングされる!!!!! これは、今年創業50年を迎えた渋谷PARCOとタッグを組み、舞台を10FComMunEに移した渋谷PARCO50周年のOPENNING CEREMONY PROGRAMとして企画された一夜である!!!!! この夜、新しいセットによるCorneliusのライヴと、小山田圭吾氏本人も出演する「夢中夢 - Dream in Dream-」をめぐるCorneliusのトークプログラム、そしてCorneliusオンリーのDJが企てられる!!!!!!! これは、いまや伝説の一夜となった2022年のカウントダウンストリーミングの視聴者へのCorneliusからの返礼であり、このプログラムに合計100組200名のコーネリアスフォロワーが無料招待される!!!!!!! 決して忘れることが出来ないあの一夜と地続きのこのプログラムは、まるで混乱の夢中夢と接続された多重夢のように、新しい現実を見つめ直すハイレゾな未来を映し出すだろう!!!!!!!!!!

Text by 宇川直宏(DOMMUNE)

■渋谷PARCO50thに寄せて

戦後、高度経済成長を遂げ、物質的な豊かさを獲得した日本において、精神的な豊かさ、つまり"情報と文化"を列島全域に供与するべく、1973年に登場した「渋谷PARCO」!!! 日本文化のインフラを、ファッション、アート、演劇、音楽、映画、出版という全方位から築き、我々のライフスタイルを変えた渋谷PARCOが今年50年を迎える!!!!! そんな極太な節目に渋谷PARCO9Fに籠城し、コアなオルタナティヴカルチャーを配信し続ける SUPER DOMMUNEは、PARCOの黎明期からのコンセプトを継承したソーシャルストリーミング時代の"前衛TV塔"のような役割を果たしているのかもしれない。そんなDOMMUNEと渋谷PARCOがタッグを組んで、舞台を10FComMunEに移し、50周年のOPENNING CEREMONY PROGRAMをこの度オーガナイズする!!!!!
DAY1は、DOMMUNEの看板プログラムの一つである「Flor de Cana Presents "PRIVATE VINYL LESSON"」に、満を持してサカナクションの山口一郎がTALKとDJで出演!!!!!!! 渋谷PARCOとは、2017年のANREALAGE展にサウンドディレクションで参加し、パルコのコーポレートメッセージ“SPECIAL IN YOU.”に登場した関係でもある。そしてDAY2は、なんとCorneliusがニューアルバムのリリースを記念してライヴを行い、いまや伝説の一夜となった2022年のカウントダウンストリーミングの視聴者への返礼として、トークプログラムとCorneliusオンリーのDJが企てられる!! 渋谷PARCOとは、2019年のリニューアルオープン時に、都市生活者の為の環境音楽を提示すべく、館内のオリジナルBGMを小山田圭吾が監修したり、Corneliusがオープニングライブを行ったリレーションがある。さまざまな所縁が50年の歴史と融合し、全く新しいアートフォームとして拡散される渋谷PARCOのOPENNING CEREMONY PROGRAM!!!!!!! ここから最先鋭な渋谷を映し出す….。

Text by 宇川直宏(DOMMUNE)

■Cornelius

小山田圭吾のソロプロジェクト。
'93年、Corneliusとして活動をスタート。
6/28にニューアルバム「夢中夢 -Dream in Dream-」のリリースが決定。
自身の活動以外にも、国内外多数のアーティストとのコラボレーションやREMIX、インスタレーションやプロデュースなど幅広く活動中。

PROGRAM INFO
ENTRANCE

¥0<FREE>(合計100組200名様を無料招待!!!!!!!
ここからご応募を!!!!!!▶︎https://www.instagram.com/p/CtfsJsPSJmG/

PLACE 〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO10F「ComMunE」
15-1 Udagawa-Cho Shibuya-ku Tokyo 150-0042|Shibuya PARCO10F「ComMunE」
ComMunE FLOOR GUIDE  MAP
  ■ ご来場者はカメラに映る可能性がごさいますので、ご了承のうえご参加ください。
■ スタジオには、クロークやロッカーございません。手荷物は少なめでご来場のうえ、ご自身での管理をお願いします。
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<新型 コロナウイルス等感染症予防および拡散防止対策について>