2023/7/26 WED 21:00–24:30

「NEWVIEW DOMMUNE」Season3-2 Vol.16 「藤子・F・不二雄の脳内メタバース探訪」

「SF短編シリーズ」で空想したSukoshi・Fushigiワールドの深奥

●出演:JACKSON kaki(アーティスト)、四方 幸子(キュレーター/批評家)、山内康裕(一般社団法人マンガナイト代表理事)、髙橋大斗(DOMMUNE)
●MC:宇川直宏(DOMMUNE)
●LIVE AT VIRTUAL DOMMUNE X CALM & PUNK GALLERY from VRChat|BROADJ#3206
●DJ:Prettybwoy ●VJ:JACKSON kaki
(この番組はDOMMUNEから藤子・F・不二雄先生の90周年を祝うプログラムであり、オフィシャルベントではありません)

■XR実験番組「NEWVIEW DOMMUNE」Chapter3 の第2弾は、今年生誕90周年の国民的漫画家・藤子F不二雄先生のライフワークのひとつSF短編をフィーチャー! 現在からこの先の未来へも地続きとなるF氏の慧眼、脳内メタバースの探索を試みる。

XR実験番組「NEWVIEW DOMMUNE」Chapter3の第2回、Vol.16となる今回は、今年生誕90周年の国民的漫画家、藤子・F・不二雄氏のライフワークのひとつだった「SF短編シリーズ」を大フィーチャー!!! 110作品以上にもなる”SF短編"は、生誕90周年の2023年に、コンプリートワークスの刊行、原画展の開催、NHKでのテレビドラマ化など、再注目の的となっている。先月の「NEWVIEW DOMMUNE」では、Apple Vision Proとニューラリンクの最新の動向を「空間コンピューターと脳デバイス」をテーマにDEEPに語り、これまでSFとして描かれてきた、仮想空間と物理空間の融合、ユビキタスとモバイルによる超分散的サイバー空間のデザイン、ブレインテック、ニューロテックの可能性がここに来て一気に現実に接近してきたことを熱く報道した。今回の「NEWVIEW DOMMUNE」では、こんなタイミングに改めて賑わいを見せる「SF短編シリーズ」で空想したSukoshi・Fushigiワールドのみならず、ドラえもんのひみつ道具(4次元ガジェット)に至るまで、F先生の脳内メタバースへの探索を試みる。出演は、お馴染み「NEWVIEW DOMMUNE」の司祭=宇川直宏、CALM & PUNK GALLERYでのグループ展を主催、藤子・F・不二雄氏のSF短編からの影響を公言するアーティストのJACKSON kaki、「エコゾフィック・アート」を独自考察するキュレーターで批評家の四方幸子、「マンガナイト」の代表を務める山内康裕、さらには藤子・F・不二雄研究に勤しむDOMMUNEクルー高橋大斗。前回の議題であった空間コンピューティングやBMIなど数十年に渡ってSFのクリシェであったイメージが次々と現実に投影される中、F先生のイマジネーションから広がるユニバース、メタバース、マルチバース、ゼノバース、オムニバースから、ミラーワールド、パラレルワールドetc. をSugoku・Fukaku語る!!!

■JACKSON kaki(アーティスト)

1996年静岡県生まれ、情報科学芸術大学院大学在籍。DJ/VJ、アーティスト、映像作家、グラフィックデザイナーとして活動する。VR/AR、3DCG、映像、インスタレーション、DJ、サウンド、パフォーマンスなど、マルチメディアを取り扱った表現に取り組む。本プロジェクトの主催でもあり、出展作家として、メタバース/バーチャル・リアリティーを用いることで、テクノロジーによって変容する人間の自然を表現する。キュレーターとしても活動をし、2022年には渋谷のクラブ「CONTACT」を全フロア使用したグループ展「Imaginary Line」のディレクション、キュレーションを行う。2023年にはEASTEAST_TOKYO 2023のVideo/Sound/Performanceのキュレーションを金秋雨(non-syntax)と共に行う。
●主な展覧会・出演:P.O.N.D.(PARCO MUSEUM. 2020)AWSM(HASSYADAI, 2020)BUG4ASS(THE PLUG, 2021)MUTEK.JP 2021(Stream Hall, 2021)Imaginary Line(CONTACT, 2022)Unsound Festival(Krakow, Poland 2022)EASTEAST_TOKYO 2023(科学技術館, 2023)Supernatural LABO(BE AT STUDIO HARAJUKU, 2023)
https://www.instagram.com/kakiaraara/ 
https://twitter.com/Kakiaraara

■四方 幸子(エコゾファー/キュレーター/批評家)

エコゾファー。キュレーター/批評家。美術評論家連盟会長。「対話と創造の森」アーティスティックディレクター。多摩美術大学・東京造形大学客員教授、武蔵野美術大学・情報科学芸術大学院大学(IAMAS)・國學院大学大学院非常勤講師。「情報フロー」から諸領域を横断する活動を展開。1990年代よりキヤノン・アートラボ(1990-2001)、森美術館(2002-04)、NTTインターコミュニケーション・センター[ICC](2004-10)と並行し、インディペンデントで先進的な展覧会やプロジェクトを多く実現。国内外の審査員を歴任。共著多数。2023年に単著『エコゾフィック・アート - 自然・精神・社会をつなぐアート論』を刊行。HILLS LIFE DAILYに「Ecosophic Future」を連載中。
yukikoshikata.com
https://dialogueplace.org/

■山内康裕(一般社団法人マンガナイト代表理事)

1979年生まれ。法政大学イノベーションマネジメント研究科修了(MBA in accounting)。2009年、マンガを介したコミュニケーションを生み出すユニット「マンガナイト」を結成し、2020年に法人化し「マンガと学び」の普及推進事業や拠点営業(日本財団助成)、展示事業等を展開。マンガが領域の企画会社レインボーバード合同会社代表社員、さいとう・たかを劇画文化財団代表理事、文化庁メディア芸術連携基盤等整備推進事業有識者タスクチーム員、東京工芸大学芸術学部マンガ学科非常勤講師、国際マンガ・アニメ祭ReiwaToshim共同委員長他を務める。

■Prettybwoy

Prettybwoyは東京を拠点にGarage/Grimeを軸に独特な視点を持ってプレイするDJとしてスタート。
2013年、Big Dadaからリリースされたコンピレーション"Grime 2.0"に、グライムオリジネイター等と共に、唯一の日本人として参加。その後、自身の作る音楽とグライム・ガラージという固定ジャンルの呪縛に悩む。その試行錯誤の産物として2016年立て続けにフランスPOLAARから「Overflow EP」上海SVBKVLTから「Solstice」2枚のEPをリリース。その独特なサウンドとミックスを武器に初の北京~上海ツアーを敢行。地元の盟友Swimfulに「上海Shelterを完全に破壊し尽くした」と称される。2017年はCM音楽の提供など幅を拡げ、12月にSVBKVLTよりEP「Genetics」を発表、上海、深圳、重慶3都市で4公演2度のツアーを行い、中国との交流をより深めていく。
2018年にはフランスのPOLAARよりEP「Parallel Lives」を発表。その後もremix提供やNintendo Switchソフト"Travis Strikes Again"への楽曲提供で国内でも活動。そしてSVBKVLTより4月に発売されたコンピレーション「Cache 01」に参加。東京でもドミューン、WWWベータでのレーベルショーケースが行われた。収録曲「Second Highball」はAphex TwinにCoachella2019でプレイされた。
2020年、BoilerRoomのStreaming From Isolation with SVBKVLTでクラブとは違うlockdown rave setに挑戦、そして制作を続けていたアルバム「Tayutau」を2021年秋に発表。自身により向き合う内向的ダンスミュージック世界を探求した。
また現在は趣味の発表の場となっているbandcampでは様々なboot音源を公開、ガラージ愛は現在ここに集約している。

■髙橋大斗(DOMMUNE)

東北生まれ、東東京育ち。都内を中心にアート・マネジメント、文筆、映像・音楽制作などの活動をしている。16年よりDOMMUNEに参加。現在はDOMMUNEクルーとして番組のプロデュース/コーディネートを務める。藤子不二雄作品、中でも特にドラえもんに関心がある。その他にもビートルズ、テーマパーク、地理・地形、メディアや記録などをテーマに幅広く研究中。

■宇川直宏(現”在”美術家|DOMMUNE主宰)

1968年香川県生まれ。現”在”美術家。映像作家、グラフィックデザイナー、VJ、文筆家、大学教授など、80年代末より、さまざまな領域で多岐にわたる活動を行う。2001年「Buzz Club: News from Japan」(MoMA PS1・ニューヨーク)、「JAM: Tokyo-London」(Barbican Art Gallery・ロンドン)に参加して以来、国内外の多くの展覧会で作品を発表。2010 年には、日本初のライブストリーミングスタジオ兼チャンネル「DOMMUNE」を個人で開局。記録的なビューワー数で国内外にて話題を呼び、2011年文化庁メディア芸術祭推薦作品に選出される。宇川はDOMMUNEスタジオで日々産み出される番組の、撮影行為、配信行為、記録行為を、自らの"現在美術作品"と位置づける。2016年アルスエレクトロニカ(オーストリア/リンツ)のトレインホールにステージ幅500Mのサテライトスタジオ「DOMMUNE LINZ!」を開設、2019年、瀬戸内国際芸術祭にてサテライトスタジオ「DOMMUNE SETOUCHI」を開設。どちらも大きな話題となった他、これまでDOMMUNEは数々の現代美術の国際展に参加し、ロンドン、ドルトムント、ストックホルム、パリ、ムンバイ、リンツ、福島、山口、大阪、香川、金沢、秋田、札幌.、佐渡島...と、全世界にサテライトスタジオをつくり、偏在(いま、ここ)と、遍在(いつでも、どこでも)の意味を同時に探求し続けている。10年間に渡って配信した番組は約5000番組/約1万時間/200テラを越え、トータル視聴者数1億人を超える。2019年、リニューアルした渋谷PARCO 9Fにスタジオを移転。「SUPER DOMMUNE」に進化し、5G以降の最前衛テクノロジーと共に未来を見据えたUPDATEを図る。2021年、第71回芸術選奨文部科学大臣賞受賞。

■NEWVIEW

「NEWVIEW」は、ファッション、音楽、映像、グラフィックなど、現代のカルチャーを体現する人々が集まり、3次元空間でのクリエイティブ表現と体験のデザインを、開拓・拡張していく、世界同時多発の実験的プロジェクト/コミュニティです。
https://newview.design/

■SUPER DOMMUNE

現代日本のアートシーンの中でも際立った存在感を放つ宇川直宏が、ソーソャルストリームの時代を見据えた新たな文化の発信拠点として、2010年に開局させた日本初のライブストリーミングスタジオ『DOMMUNE』!! SNSの夜明けと言われた時代に「ファイナルメディア」として忽然として現れ、百花繚乱のライブストリーミング番組の中でも、圧倒的な番組の質とビューワー数を誇り、開局以来、世界各国から様々なゲストが来日のたびに出演する唯一無二の文化プラットフォームとして存在し続けている。あのロンドンを拠点とするミュージックチャンネルBOILER ROOMにも影響を与え、BOILER ROOM TOKYOの日本支局もDOMMUNEが担当している。このように『DOMMUNE』は現在世界に溢れているサウンド&アートストリーミング、また、カルチャーストリーミングのほとんど全ての雛形を作ったと言っても過言ではない。現在まで13年間にわたって配信した番組は約5000番組 / 約1万時間 / 200テラ、トータル視聴者数一億を超え、従来の「放送」や「出版」そして「広告」という概念やそのフォーマットが破綻していく現代において、ライブにおける動画配信の実験を重ね、新たな視覚コミュニケーションの可能性を日夜革新的に炙り出し続けている。今もなおその影響力は衰えず、開局10周年を第二章とし、最前衛テクノロジーと共にUPDATEを図り、ファイナルメディア『DOMMUNE』の進化形態『SUPER DOMMUNE』へと展開した。2021年、芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。
https://www.dommune.com/

■ZOR by JACKSON kaki, toiret status, Szemán Petra

2023/7/22土〜 8/6日 CALM & PUNK GALLERY
https://calmandpunk.com/

PROGRAM INFO
ENTRANCE 【無料 ¥0】(40人限定でスタジオ観覧者を募集中です!キンキンに冷えたスタジオに直接おこしください!エントランスで1ドリンクご購入をよろしくお願い致します!)
PLACE 〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO9F「SUPER DOMMUNE」
15-1 Udagawa-Cho Shibuya-ku Tokyo 150-0042|Shibuya PARCO9F「SUPER DOMMUNE」
SUPER DOMMUNE FLOOR GUIDE  MAP
  ■ ご来場者はカメラに映る可能性がごさいますので、ご了承のうえご参加ください。
■ スタジオには、クロークやロッカーございません。手荷物は少なめでご来場のうえ、ご自身での管理をお願いします。
■ ドリンク類はスタジオ内でお買い求めいただけます。お飲み物の持ち込みはご遠慮ください。
<新型 コロナウイルス等感染症予防および拡散防止対策について>