■ロック、ジャズ、ファンク、ヒップホップから子ども向けレコード、エアロビクスBGM、ソ連との宇宙探査記念盤まで――。1989年の東欧革命が起こる以前、“鉄のカーテン”の内側で生みだされた魅惑の〈東欧グルーヴ〉650枚超を紹介した世界初の画期的一冊『東欧グルーヴ・ディスクガイド　革命前夜の音を求めて』の刊行を記念し、DOMMUNEで一夜かぎりの特集放送が決定！

冷戦下で社会主義圏におかれていた東欧諸国のミュージシャンたちは、当局の方針による規制に翻弄されていた。しかしそれら制約はかえって独自の発展をもたらし、伝統音楽との融合、国営レーベルによる独特な制作方法なども要因となって、西側では誕生し得なかった個性的な音楽〈東欧グルーヴ〉が生まれたのだった。
出演者は、1992年の「ベルリンの壁崩壊の日」（11月9日）生まれの本書著者・市来達志に加え、ソ連・東欧ジャズ専門家のCaptain Bob、2017年に『ヒップホップ東欧』を上梓した平井ナタリア恵美、そしてディスクユニオンのプログレ担当として東欧盤のバイヤーを務め、DJイベント「東欧ナイト」を企画するDJ何。これら東欧音楽シーンの有識者たちが選りすぐりの楽曲をお届けするほか、実際に現地に赴いた際の“東欧見聞録”を写真なども交えて紹介。後半には市来達志 a.k.a ヨハネス市来によるDJプレイも予定。乞うご期待！

■『東欧グルーヴ・ディスクガイド』革命前夜の音を求めて

1989年の東欧革命が起こる以前、“鉄のカーテン”の内側で生みだされた魅惑の〈東欧グルーヴ〉650枚超を紹介!
■掲載対象
ドイツ民主共和国／ポーランド人民共和国／チェコスロヴァキア社会主義共和国／ハンガリー人民共和国／ルーマニア社会主義共和国／ブルガリア人民共和国

●市来達志

1992年の「ベルリンの壁崩壊の日」(11月9日)生まれ。ライター、DJ。かつて東欧と呼ばれた地域で制作された“東欧グルーヴ”のレコード収集家。ヨハネス市来の名義でDJとしても活動するほか、レコードジャケット展の主催、再発作品の監修を手がけるなど、東欧グルーヴの普及・発展のために日夜奔走している。
Twitter & Instagram: @johannes_ichiki

• 東欧グルーヴ・ディスクガイド

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