2023/03/03 SUN 19:00-22:30

3/10千秋楽まで残り1週間のICC「坂本龍一トリビュート展」の最終リマインドを兼ねて緊急プレミアム再配信!!

<第1部>Rhizomatiks x ELEVENPLAY Presents

「Syn : 身体感覚の新たな地平」解体新書

〜今解き明かされる未踏のエクスペリエンス、Synの全貌、Synの哲学、Synの描いた未来
●出演:真鍋大度(Rhizomatiks)、畠中実(ICC)MC:宇川直宏(DOMMUNE)

<第2部>ICC Presents 坂本龍一追悼番組「坂本龍一トリビュート展」開催記念

坂本龍一の「音楽/アート/メディア」

●出演:真鍋大度(Rhizomatiks)、毛利悠子、カイル・マクドナルド、蓮沼執太 MC:畠中実


■ICC「坂本龍一トリビュート展」3/10千秋楽まで残り1週間!! Rhizomatiks x ELEVENPLAY Presents 「Syn : 身体感覚の新たな地平」解体新書 & ICC Presents 坂本龍一追悼番組「坂本龍一トリビュート展」開催記念 坂本龍一の「音楽/アート/メディア」を緊急プレミアム再配信!!!!!!!

ICCで開催中の「坂本龍一トリビュート展」3/10完走千秋楽まで残り1週間!! 3/3のDOMMUNEでは、その最終リマインドを兼ねて、Rhizomatiks x ELEVENPLAY「Syn : 身体感覚の新たな地平」年末大総括SPECIALと、ICC 坂本龍一トリビュート展開催記念/坂本龍一の「音楽/アート/メディア」を連続で緊急プレミアム再配信いたします。第一部は昨年、虎ノ門ヒルズ ステーションタワーの最上部に新たな情報発信拠点として誕生した「TOKYO NODE」開館記念企画第一弾の没入型パフォーマンス「"Syn : 身体感覚の新たな地平" by Rhizomatiks × ELEVENPLAY」(38日間、会期中休みなしの1日17公演、全646公演!)を、真鍋大度(ライゾマティクス)と宇川直宏(DOMMUNE)と畠中実(ICC)の3人で振り返ります。本作において展開した、会場の中を移動しながら、変容する空間、目の前に次々と現れるダンサーによるめくるめく鑑賞を徹底解析いたします。クリエーションスタッフは、ライゾマティクスやイレブンプレイメンバーの他、ストーリーはヨーロッパ企画の上田誠、ロゴデザインは YOSHIROTTEN、照明にダムタイプ藤本隆行、舞台美術に三藤秀仁など、多彩なアーティストが参画しました。
また第二部は、現在絶賛開催中の「坂本龍一トリビュート展 音楽/アート/メディア」(NTT インターコミュニケーション・センター [ICC])について、本展キュレーターの畠中実(ICC)と真鍋大度(ライゾマティクス)、毛利悠子、カイル・マクドナルド、蓮沼執太が登壇。2023年3月に逝去した音楽家・坂本龍一の「音楽/アート/メディア」を横断する活動を概観しつつ、坂本氏の残した演奏データをもとにした作品や,国内外のアーティストによる作品、坂本氏とのかかわりのある作品、これまでのICCでの展示などの記録によって構成された本展について、出品作家やゲストともに語ります。坂本氏の回顧展ではなく、坂本氏の活動を継承し、展開する、未来に向けた坂本龍一像を提示することを試みます。3/10千秋楽まで残り1週間の「坂本龍一トリビュート展」の最終リマインドを兼ねて、世界的なフレームで観ても最重要な2つの展覧会を追体験し尽くす、史上空前のDOMMUNEプログラムを是非お見逃しなく!


“Syn : Unfolded Horizon of Bodily Senses” by Rhizomatiks × ELEVENPLAY

■Rhizomatiks × ELEVENPLAY「Syn」を軸に考える生成AI時代の新たな"身体と感覚"のメディア・アセンション!!!!!!

ジェネレーティブ・トレンドなこの時代に、早々と【生成】を超越し【創世】をテーマに構築されたこの作品は、AI時代のクリエイティヴに於ける0次元となる新たな地平を切り開いた!!!!!! つまり人類によるこれからの凡ゆる【作成】と【制作】は”Syn以降"と語られるべきだ!! 未成熟な神であった我々人間が新たな神であるポストヒューマンの【創生】に立ち会う…この特異点のシュミレーションは、物理空間の中でインターステラー的な知性と生命の超越を体感させ得た"真のシンギュラリティ・イニシエーション”だ。そう、Rhizomatiks × ELEVENPLAYが【生出】したこの作品「Syn」こそが今世紀的な<愛>の在り方なのだ!!!!!!! そしてクライマックスのレクイエムと福音を同時に表現したであろう最後の自動演奏ピアノの部屋の"身体の不在"は、身体を持たないAIと、身体が朽ち果て魂のみがそこに残った人間の、死と生の対比のメタファーとしても見事であったが、奇しくもこのピアノは坂本龍一氏の「LIFE a ryuichi sakamoto opera 1999」のためにYAMAHAがデザインしたオペラピアノではないか!
「Syn : 身体感覚の新たな地平」は、最早マジックワードと化した、"没入"や"イマーシブ"のようなエンターテインメント・ドレンドではなく、パフォーミングアーツ史も、メディアアート史も、演劇史も何もかもをUPDATEした、計算機自然時代のエンバイロンメンタル・アートであると感じた!!!!!! 年の瀬にその物語を時系列に追体験するDOMMUNE「Syn : 身体感覚の新たな地平」解体新書は、「Syn」を軸に考える生成AI時代の新たな身体と感覚のメディア・アセンションなのだ!!!!!!(Text by 宇川直宏)

TOKYO NODE official|Rhizomatiks x ELEVENPLAY Presents 「Syn : 身体感覚の新たな地平」


RYUICHI SAKAMOTO Concert ‘IS YOUR TIME’ Photo: YAMAGUCHI Mayuko

●ICC Presents 坂本龍一追悼番組「坂本龍一トリビュート展」開催記念 DOMMUNE。坂本龍一の「音楽/アート/メディア」

2023年3月28日に逝去した音楽家・坂本龍一とICCとの関わりは,開館以前のプレ活動期間(1991年–)に遡ります.また,展覧会の企画に連動したコンサートの開催(ローリー・アンダーソン展 2005年)や,ICC開館10周年および20周年記念企画展も坂本(と高谷史郎)によるものであるように,ICCと深い関わりを持ってきたアーティストでもあります。
坂本自身,90年代初頭の黎明期よりインターネットに関心を持ち,インターネット・ライヴを実施するなど,作品へのメディア・テクノロジーの導入を積極的に行なってきました.以降,1996年のメディア・アーティスト,岩井俊雄とのコラボレーションをはじめとして,2000年代以降は,カールステン・ニコライ,高谷史郎,真鍋大度,毛利悠子といったアーティストとのインスタレーション制作など,現代美術〜メディア・アートの分野でも多くの作品の制作を行なっています.2017年に開催した,ICC開館20周年記念企画展「坂本龍一 with 高谷史郎|設置音楽2 IS YOUR TIME」は台湾に巡回し,作品《IS YOUR TIME》は北京での坂本の個展にも出品されたほか,現在(2023年)は中国・成都で大規模個展「SOUND AND TIME(一音一時)」が行なわれています.本展覧会では,メディア・アート分野においてもはかりしれない功績を残した坂本の追悼とともに,ライゾマティクスの真鍋大度を共同キュレーターとして迎え,坂本の残した演奏データをもとにした作品や,国内外のアーティストによる,坂本とのかかわりのある作品,これまでのICCでの展示などの記録によって構成し,坂本の活動を継承し,展開する,未来に向けた坂本龍一像を提示することを試みます。DOMMUNEでは、本展キュレーターの畠中実(ICC)と真鍋大度(ライゾマティクス)、毛利悠子、カイル・マクドナルド、蓮沼執太が登壇し、本展について、出品作家やゲストともに語ります。

【3/10千秋楽!!是非体感を!!】 ICC「坂本龍一トリビュート展」音楽/アート/メディア 2023年12月16日―2024年3月10日

PROGRAM INFO
ENTRANCE (この番組は一般のスタジオ観覧者を募集していません。是非ライヴストリーミングでお楽しみください。▶︎https://www.dommune.com/