2024/03/28 THU 20:00-23:00

■第48回AI美芸研 x DOMMUNE「ラッセンと生成AIのハードコア」

〜アンリ・ルソー、ヒロヤマガタ、ラッセン、佐村河内とジェネレーティブAIの現在

●出演:中ザワヒデキ・草刈ミカ(美術家、AI美芸研)、ばるぼら(ネットワーカー)、宇川直宏(”現在”美術家、DOMMUNE)
●協力:NPO法人AI愛護団体

■第48回AI美芸研 x DOMMUNE「ラッセンと生成AIのハードコア」〜アンリ・ルソー、ヒロヤマガタ、ラッセン、佐村河内とジェネレーティブAIの現在

イルカ、マリンアートの、あのクリスチャン・ラッセン。今年2月に「ラッセンとは何だったのか?」(増補改訂版)がフィルムアート社からリイシューされ、著者のひとりにAI美芸研の中ザワヒデキがいることからDOMMUNEでは「ラッセンと生成AIのハードコア」を勝手に妄想!
- Midjourney、Stable Diffusion、DALL·E 3他...生成AIの時代、誰もがDIY PUNKな"ガレージ・ラッセン”や、ジョン・C・リリー仕込みの”サイバネティクス・ラッセン"になれてしまう! さらにはあのヒロヤマガタにだって、アンリ・ルソーにだって、その気になれば憑依させることができてしまうこの時代、芸術とは?反芸術とは?そして、アートと生成AIの未来は??
ラッセンは、かつては格好のディスりネタだった。少なくとも現代美術界では、無視どころか嫌悪の対象だった。ラッセンより前にはヒロヤマガタもそうだったのだが、そうした感覚を知らない世代の方々も今では多い。だがモダニズムの初期、ゴーギャンやピカソやアポリネールがアンリ・ルソーを揶揄っていた時から、嗤いやタブーはアウトサイダー/インサイダー/イラスト/アート/非芸術/芸術の線引きとして機能していた。「普通にラッセンが好き!」(Ⓒ永野)のストレートさは二重否定で意外と複雑だ。さてAI美芸研は、音楽界のラッセンは佐村河内であるという観点から、「S氏がもしAI作曲家に代作させていたとしたら?」と5年前に問題提起した。ところが2年前に生成AIがブレイクし、S氏からN氏に宛てられた有名な「指示書」は、もはやプロンプトにしか見えなくなった。作画も作曲も作文もAIに任せてしまえる今日、「ラッセンはAIで描けるよ」はラッセンへのディスりを超えたイラスト全般へのディスりだろうか。はたまたイラストを超えた芸術全般へのディスりで、デュシャンに連なる反芸術だろうか。「普通にAI生成物が好き!」が、二重否定から単なるストレートへと移行し、普通にAIの美意識を認めるようになっていったその先に、芸術も非芸術も人間もAIも溶融したアマルガムな未来があるとすれば、AI美芸研としてはそれを歓迎する。

PROGRAM INFO
ENTRANCE ¥1,000(超エクスクルーシヴ限定50人のスタジオ観覧者を募集いたします!! 当日、直接スタジオにお越しください。)
PLACE 〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO9F「SUPER DOMMUNE」
15-1 Udagawa-Cho Shibuya-ku Tokyo 150-0042|Shibuya PARCO9F「SUPER DOMMUNE」
SUPER DOMMUNE FLOOR GUIDE  MAP
  ■ ご来場者はカメラに映る可能性がごさいますので、ご了承のうえご参加ください。
■ スタジオには、クロークやロッカーございません。手荷物は少なめでご来場のうえ、ご自身での管理をお願いします。
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