2020/02/16 SUN 14:00 18:30

『大阪万博50周年記念展覧会』開催記念番組
EXPO'70_50th feat.DOMMUNE 2「大阪万博解体新書」@T-LOTUS M 天王洲
第二夜「万博と美術」〜Encyclopedia of EXPO ARTS

ゲスト:黒瀬陽平(美術評論家)、宇川直宏(現在美術家|DOMMUNE)、西耕一(音楽評論家)
ナビゲーター:玉置泰紀(KADOKAWA)

■【EXPO'70_50th feat.DOMMUNE 2「大阪万博解体新書」第二夜「万博と美術」TIME TABLE】
14:00~16:00 <第一部> TALK1:「万博と美術」 ゲスト:黒瀬陽平 ナビゲーター:玉置泰紀 声の出演:宇川直宏
16:00~17:00 <第二部> 黛敏郎「音と光のファンタジア」配信
17:00~18:30 <第三部> TALK2:「万博音楽大百科|第二章」ゲスト:西耕一、宇川直宏

●『大阪万博50周年記念展覧会』開催記念番組「EXPO'70_50th feat.DOMMUNE 2 / 大阪万博解体新書」@T-LOTUS M 天王洲!!第二夜「万博と美術」!大阪万博から50年。レガシーと現代美術が出会う「大阪万博50周年記念展覧会」が天王洲アイルで開催!

美術手帖NEWS記事▶︎https://bijutsutecho.com/magazine/news/exhibition/21186

1970年に日本で初めて開催された日本万国博覧会(大阪万博)から50年となる2020年。当時のレガシーを一堂に展示するとともに、現代アーティストたちが大阪万博をアップデートする企画展「大阪万博50周年記念展覧会」が、天王洲アイルのT-ART HALLなどで開催される。会期は2月15日~24日。1970年、日本で初めて開催された日本万国博覧会(大阪万博)。それから50年の節目でああり、オリンピックイヤーでもある今年2020年、東京の天王洲アイルで「大阪万博50周年記念展覧会」が開催される。会期は2月15日~24日。77ヶ国が参加し、国内外から6400万人の来場者が訪れた大阪万博。本展では、万博公園を管理する万博協会が保管している大阪万博関連資料19万点の一部を天王洲に移設し、サテライトアーカイブルームを開設。岡本太郎が手がけた《太陽の塔》の顔の彫像をはじめ、太陽の塔内部に展示されていたマスク、鉄鋼館のプロデューサーであった作曲家・武満徹の依頼により17基が制作・展示された「バシェ音響彫刻」の実物などの作品を展示。加えて、当時のPRで使用された映像や記録写真、スケッチ、図面、制服、チケット、看板などの資料類も並ぶ。本展は、現代美術の視点からも注目したい。今回、展覧会には宇川直宏(DOMMUNE)、西野達、蓮沼執太の3名が参加。都市を舞台とした大胆なプロジェクトで知られる西野は、《日常のトンネル》と題し、大阪万博当時のセンセーショナル な体験に思いをめぐらせるという。いっぽう蓮沼はバシェ音響彫刻を使い、新たな音楽を制作。楽曲は天王洲リバーサイドにインストールされ、街に響きわたる。2025年の大阪万博まで5年となった今年、1970年といまを接続させる本展に注目したい。宇川は大阪万博の音源アーカイブ(演説や語り)を素材に編集し、音声とモミ玉がシンクロすることができるマッサージチェアーで再生するという体験型の作品を発表。また、2回のDOMMUNEの放送を通じて、当時の音資料を公開するとともに、黒瀬陽平と万博美術を紐解く。

今回は会場を前回の渋谷PARCO9FのSUPERDOMMUNEから、隈研吾氏監修の天王洲運河に浮かぶ船上スペースT-LOTUS Mに会場を移し、公開ストリーミング!ナビゲーターには前回同じく玉置泰紀を迎え、14:00~16:00の<第一部>トークは、「万博と美術」 ゲストに黒瀬陽平、そしてスイッチングしながら声の出演をする宇川直宏!16:00~17:00の<第二部>は何と今回発掘された、お祭り広場での幻の音源=黛敏郎による「音と光のファンタジア」の第一部と第二部を世界初配信!そして17:00~18:30の<第三部>トーク2は、音楽評論家の西耕一をゲストに迎え、2020年2/7金にSUPER DOMMUNEより配信され、1万5千のビューワーを進歩と調和に導き大好評を博した「万博音楽大百科」の第二章!ここでは今回展示中の宇川直宏衝撃作《NO BREATH/EXPO70 EDITION》についても深く掘る!!!!!!! 2025年の大阪万博まで5年となった今年、1970年といまを接続させる本展に注目したい!!!!!!!

■万博の音資料を発見!重要資料の数々に大興奮!これは現代音楽のタイムカプセルだ!

日本の現代音楽界にとって最高の調達点と言える大阪万博。
黛敏郎、伊福部昭、武満徹、一柳慧、小杉武久、松平頼暁、松下眞一、團伊玖磨など多士済々、錚々たる作曲家が音楽を担当した。その音資料が、大阪府に残されていたのだ。50年間ものあいだ手付かずだったこの貴重な資料が、2020年2月15日から24日まで、寺田倉庫のT-ART HALLで開催される『大阪万博50周年記念展覧会』の中で蘇生される。そんな未曾有の展覧会の為に、現在、1000本以上のオープンリールテープの中から、日夜、発掘作業を行なっているのであるが、特に、お祭り広場で行われた毎日のイベントがすごい。「黛敏郎・音と光のファンタジア」「磯崎新設計のロボット・デメのコメント」「具体美術祭り・ミラー人間と光の広場」「グランドバレエ・進歩と調和」など、タイトルだけでも芸術的感覚が刺激される。「動く歩道を使う場合の注意喚起のアナウンス」 という珍品もあったが、実は当時を知る人には懐かしい音資料だろう。意図せずタイムカプセル化して、50周年に再発見される音の資料。前回、この展覧会を記念した番組が、渋谷PARCO9Fに移転し進化を遂げたSUPER DOMMUNEで行われ、大好評を博した為、急遽第二章が開催!!! 今回は、天王洲運河に浮かぶ船上スペース=T-LOTUS MよりDOMMUNEストリーミング!運河からの風と水面の光に包まれた、都心では類を見ない船上空間で、再度その宝箱の蓋が開くのだ。これら音源を発掘&編集し、マッサージチェアとシンクロさせた宇川直宏の最新作《NO BREATH/EXPO70 EDITION》も番組内でご開帳!頭がくらくらするような、戦後現代音楽における重大資料発見を船の上でお楽しみください!入場無料! 西耕一(音楽評論/音楽プロデューサー)

宇川直宏「NO BREATH/EXPO70 EDITION」

会場には、佐藤栄作総理大臣、小松左京、岡本太郎の万博会見の音声流れている。1970年…..当時日本は「人類の進歩と調和」をテーマに掲げ、77ヵ国が参加するこのイベント日本万国博覧会をオーガナイズした。アメリカに次ぐ経済大国となった日本の象徴的な意義をもつこの博覧会について語る総理の言葉は、波形上で間と呼吸が一切カットされていて完全にノーブレスとなり、戦後、飛躍的経済成長を成し遂げた日本/世界に対してのプレゼンテーションを観客に畳み掛ける!!!!!!! その奥に設けられたフラードームには、音声とモミ玉がシンクロするマッサージチェアが設置されている!!なんとヘッドフォンから流れるのは、一柳慧、小杉武久、松平頼暁、松下眞一が万博のお祭り広場の為に制作した電子音楽や、70年当時リアルタイムにフィールドレコーディングされた万博会場の音、音、音…..!その一部始終がモミ玉&バイブレーションにシンクロし、観客の全身を1970年の大阪万博の現場で鳴っていたサウンドによってマッサージする!!!!!! 宇川直宏「NO BREATH/EXPO70 EDITION」これは全身で体感するEXPO70なのだ!!!!!!!

• 宇川直宏《NO BREATH/EXPO70 EDITION》2/15-2/16無料体験予約 (他の日は後日予約開始)
https://peatix.com/event/1423143

PROGRAM INFO
ENTRANCE 入場無料(限定100人|Peatixで無料予約受付中!お申込受付は先着順とし、定員になり次第締め切りとさせて頂きますが、当日募集開始しましたので、現場である T-LOTUS Mに当日直接来ていただいても先着順で入場可能です。)
https://expo7050thfeatdommune2.peatix.com/
PLACE 〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO9F「SUPER DOMMUNE」
15-1 Udagawa-Cho Shibuya-ku Tokyo 150-0042|Shibuya PARCO9F「SUPER DOMMUNE」
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