2020/03/25 WED20:0024:00

渋家 presents「”渋家系”文化論 2008-2020」

Live Streaming Party for moving soon at SUPER DOMMUNE

●TALK(form 渋家):としくに(huez/渋都市株式会社代表取締役市長)、ayano_chan(渋家14代目代表)、kokorau(渋家13代目代表)、ウダキョウ(ファッションデザイナー)、めんたいこ(ダンサー)
●TALK GEST : 岸井大輔(劇作家/著書『東京の条件』)、田中元子(グランドレベル代表取締役)他
●DJ:ピンクネオン東京(kissmenerdygirl b2b Bamboo)、SHIBUHOUSE DJ CREW(form 渋家)
●VJ:KENT(渋家10代目代表)●LIGHTNING:huez(空間演出ユニット from 渋都市)

■Program1 TALK「2008-:コミュニテイ「渋家」再考/2020-:ネットワーク「渋家系」試論」
■Program2 DJ「Replay from 100 over party at SHIBUHOUSE B1 Kunugi」

【緊急NEWS!!!】新型コロナウイルスの感染拡大を重く受け止め、我々DOMMUNEは2月末からしばらくの間、配信中止もしくは無観客配信とさせて頂いております。無観客配信を行う場合は、同時にYOUTUBE LIVEのSUPER CHAT機能による投げ銭を募集しております(泣)!!! 変わらず無料配信致しますので、ご視聴頂きました皆様、お賽銭のごとく投げて頂けますと、感染拡大防止の為、政府からイベントを自粛要請されている出演アーティストの方々と、赤字運営の我々スタジオにとっては、大変有り難く存じます(切実)!!!!! ビューワーの皆様、何卒、サポートよろしくお願い申し上げます(最敬礼)!!!!!!!

■渋谷のカルチャー拠点「渋家」4月末に現在の拠点から退去。そして移転へ。渋家の12年にわたる活動を晒し出し。いま、改めて、再定義する。渋家とは何か?

渋家は、渋谷にある一軒家にアーティストやクリエーターほか有象無象の男女30人ほどが集まり、美術・音楽・ファッション・テクノロジーなど、領域を横断するプロジェクトを内外で仕掛けてきた。2008年に始動し、2011年から現在の一軒家を拠点としていた。しかし、4月末での退去が決定。移転先も移転資金も、いまだ目処の立たないなか、いま、改めて、再定義する。渋家とは何か? 出身者および現メンバーのコミュニティおよび、そこに漂う、ラディカルな意思の集合体、ネットワークとしての ”渋家系” を巻き込んだ、TALK+DJ Programにて、12年にわたる活動の再考と、その先へと連なる展望を晒し出し、渋家の文化的価値を表明する。
Program1 TALK、前半では、コミュニティとしての渋家の中心人物である、としくに(渋家2・9代目代表/現・渋都市株式会社代表取締役市長)に加え、著書『東京の条件』において演劇として渋家を定義した劇作家の岸井大輔をゲストに迎え、黎明期から過渡期における渋家の活動を再考。後半では、渋家の12年の活動において最も大きな転換期である 2017年の “世代交代” 、立ち上げメンバーが運営から離れて以降のいままさに引越しを試みる新世代が、何故渋家はこれまで続いたのかおよびコミュニティを超えて拡張するネットワーク、ラディカルな意思の集合体としての “渋家系” が成し得る可能性。そして何故渋家を続けるのか引越し以後の展望を提示します。
Program2 DJでは、渋家の地下に存在する、約8畳のスペースでありながら、これまでにゆうに100回を超えるパーティを開催してきた「Kunugi」、そこで結成された次世代DJコレクティブ・SHIBUHOUSE DJ CREWに加え、kunugiでのプレイ経験のある、ピンクネオン東京をゲストDJに迎え、またライブ演出においても、VJ/LIGHTNINGを渋家を出自とする空間演出ユニット・huezが担当し、渋家的音楽、クラブカルチャーを全面展開します。
コレクティブとしての新しいあり方を提示し、新たな才能を輩出してきた、「家」を拠点とした12年の文化。渋家は、表現と等しく日常生活をも含めた環境全体を文化として捉えてきた。あるメンバーは、渋家のことを端的に ”人工スラム” と称し、またあるメンバーは、渋家について「日本は同調圧力が強くある。ここはそれに与しない生き方を学べる場。そして若者の悩みとセックスの匂いが漂っている」と言う。渋家は、まだ何者でもない者が、何者かになろうと足掻く、その入り口であり、出口。引越しに必要な資金は500万円。どうか投げ銭ください。未来への投企のために。黎明期、過渡期を経て、新世代、ネットワークとしての ”渋家系” 、そして、さらにその先へ。踊りあかそう日の出を見るまで。朝がくるまで終わることなきダンスを。

■渋家|SHIBUHOUSE

「渋家」は、渋谷にあるアーティストやクリエーターなど男女30人ほどが集まる一軒家であり、ここを拠点として活動する集団の名称でもある。また、美術家、齋藤恵汰による「家を借りる」というコンセプトにより制作された「美術作品」でもある。2008年に始動し、黎明期に3度の引越しをおこない、2011年より現在の拠点(3階建・地下付, 4LDK, 130㎡, 家賃60万円)にて活動。2020年現在の代表は14代目であり、歴代代表それぞれによって活動や運営の方向性は異なりながらも、100回を超えて毎月開催しているホームパーティや、渋家内外での美術・音楽・ファッション・テクノロジーなどの領域が中心的な活動としてある。その活動は大きく、黎明期(2008-2010)、過渡期(2011-2016)、新世代(2017-現在)の3つの時期にわかれる。黎明期においては、渋家作者である齋藤恵汰をはじめ、中島晴矢(美術家)、石田祐規(写真家)、としくに(huez/渋都市株式会社代表取締役市長)、YAVAO(huez)、tomad(Maltine Records主催)、ちゃんもも◎(アイドル/タレント)などが在籍。この時期の活動は後にスペースシャワーTVにて映像作品「END OF HOUSE」「HOUSE IN WONDERLAND」として公開。過渡期においては、上妻世海(文筆家/キュレーター)、小林健太(写真家)、佐藤栄佑(TAV GALLERY代表)、毒kinokopink(ファッションデザイナー)、rei nakanishi(グラフィックデザイナー)、ノガミカツキ(メディアアーティスト)などが在籍。この時期の主な実績として、森美術館「六本木クロッシング展」全国のディスカーシブ・プラットホーム選出、「第17回 文化庁メディア芸術祭」審査委員推薦作品選出(エキソニモ, 渋家, Maltine Records 連名作品「VideoBomber」)、「ゆず 弾き語りライブ 2015 二人参客 in 横浜スタジアム」コラボレーション参加などがある。また、2017年、当時19歳のKENTが渋家10代目代表に就任。同時に世代交代をおこない、黎明期から「渋家」に関わるメンバーは運営から離れる。これ以降を新世代として、現在までつづく新たな世代による運営がおこなわれている。2018年、渋家10周年企画「Home Party」MAGNET by SHIBUYA109を開催。現在までに「渋家」に在籍したメンバーの総数は200人を超える。2020年、4月末での現在の拠点からの退去が決定。

PROGRAM INFO
ENTRANCE ●新型コロナウイルスの感染拡大を重く受け止め無観客配信と致します。Youtubeのスーパーチャットで投げ銭を募っています(泣)ビューワーの皆様、何卒サポートよろしくお願い申し上げます!!!!(切実)