2020/10/04 SUN10:0012:00

「おはようムードミューン」#2

SUNDAY MORNING TEST STREAM|BROADJ #2896

■DJ : MOODMAN(GODFATHER) ■VISUAL : YOSHIROTTEN、KANATAN

●潮の満ち干に合わせてセレクトされた、日曜朝のクワイエットミュージック&ヴィジュアル。

「おはようムードミューン」は、日曜日の朝、東京(芝浦)が干潮を迎える時刻より試験配信されるプログラムです。太陽と月と地球が織りなす自然のリズム、潮の満ち干が水先案内人。緩やかにカーブする「タイドテーブル」をガイドに選曲された新旧のジャパニーズ・クワイエット・ミュージックを、うつろいゆくビジュアルとともにお愉しみください。イマジネーションに満ちた一週間のはじまりに。

●ムードマン/MOODMAN

DJ。日本生まれ。ムード音楽をこよなく愛する男。'80年代末にDJ活動を始め<なんと初期にはラウンジ・リバイバル以前のムード・ヴァイナルを本当にPLAYしていた>、'93年にレーベル[DUB RESTAURANT COMMUNICATION]を立ち上げる。その後、[M.O.O.D.][donut]など、複数のレーベルを設立し、様々なアヴァンギャルド・ミュージックを発表。国内外で高い評価を受ける。また同時期には、AVEX TRAXからのエクスペリメンタルMIAMI BASSコンピ『Interigent Bass』、自らも楽曲を収録した『KILLED BY BASS』等の歴史的BASSコンピレーションを監修する。ロスアプソンとの共同リリース『LAS ROTURAS』ではレディメイドなラテンブレイクスを再構築し、世紀末のミュージックコンクレートを展開した。'90年代後半は、DJに専念。その横断的かつ分断的な音楽感で[低音不敗][SLOWMOTION]他、フリースタイルなシーンの黎明期に、DEEPな深夜のダンスミュージック実験室を企てる。そして99年には、宇川直宏、高橋透とのリビング・レジェンド・パーティー[GODFATHER]を始動し、その後現在に至るまで、東京の地下ダンスシンジケートを牽引し続けている。またレジデントをつとめる恵比寿“リキッドルーム”[HOUSE OF LIQUID]では、国内外の先鋭的なDJとの競演による無数のコラボレーションワークスで東京の夜を活性化させ、パーティーシーンの裾野を広げた。'02年末にはミックスCD『WEEKENDER』を発表、MIX-CDとしては異例のヒットを記録し、現在のMIX CDブームを先駆けた。その後、『TURBOSONIC Vol.1』『NOSTALGIA OF MAD』他、様々なコンピに楽曲を提供。『SHEENA & THE ROKKETS REMIX ALBUM / ELECTROKKETS』『フルカワミキ / Coffie & Singing girl』他、リミックスワークも多数。また『STRICTLY ROCKERS Chapter12 "MINIMAL MIX"』では、80'sダンスホールのミニマリズムを考察し、話題をよんだ。宇川直宏監督による『田名網敬一×相原信洋 / ANIMACTIONS!!』では40分にわたるサウンドトラックを製作し、トラックメイカーとしての実力をみせつけた。なんと2004年はDJを108本もこなし、その先鋭なるスキルに加え、常人離れしたフロア基礎体力を発揮。そのことから「日本で最も忙しいDJ」との異名をとる。2006年末からは、渋谷“Mixrooffice”での新たなレギュラー“SOLO”パーティー『MOODMANOW!!』を始動し、ダンスミュージックの新たなる実験を提案、未明のイーブンキック・プラネットを開拓した!!!!!! なお、現在連載中のMUSIC MAGAZINE『今夜もシングル』は、今年で連載10周年をむかえ、音楽ライターとしても、そのハードコア・ヴァイナル・フリークな手腕を発揮している。またシカゴハウス界のゴッドファーザーであるチップE監督のハウスミュージック誕生にせまるドキュメンタリー映画「THE UNUSUAL SUSPECTS」では、字幕監修を担当した。2007年はTOWA TEI監修の“MOTIVATION”シリーズからMix CD「MOTIVATION 6 Adult Oriented Click Nonstop-Mix by MOODMAN」をリリースし、クリック/ミニマルテクノをムードミュージックの解釈で編集。21世紀のエレベーターミュージックを提案、話題をさらった。2010年にはブエノスアイレスを拠点に置くZZK RECORDSの音源をShhhhhと共にMIXした「ZZK RECORDS PRESENTS... THE DIGITAL CUMBIA EXPLOSION」を発表。クンビアをベースにダンスホール、ダブステップ、レゲトンなどを取り入れた、オーガニック感溢れるエレクトリック・ダンスミュージックのMIXが話題に。2013年には、エイベックスのミックス・シリーズ『Crustal Movement』の第3弾として「SF mixed by MOODMAN」を発表。豊穣なビートが繰り出される名作として現在も語り継がれている。2016年には、日本の町工場をレーベル化するプロジェクト「INDUSTRIALJP」に下浜臨太郎、新谷有幹、藤岡将史とともにサウンドディレクターとして参加。日本のテクノロジーを支える高い技術力を持った町工場の美しく緻密な製造過程から生み出される音と映像を、気鋭のトラックメーカーがリミックスし、作品化するプロジェクトとして2018年文化庁メディア芸術祭エンターテイメント部門 優秀賞を受賞!!!!! 「FFKT(ex TAICOCLUB)」「森道市場」「FREEDOMMUNE」「RAW LIFE」「FUJI ROCK FES」など、フェスにも多数出演。記念すべき第1回目のDJを担当したDOMMUNEではレギュラー番組「MOODOMMUNE」を不定期で放送している。レコードとボードゲームとポストカードが好き。

PROGRAM INFO
ENTRANCE ●新型コロナウイルスの感染拡大を重く受け止め、無観客配信と致します。Youtubeのスーパーチャット機能で投げ銭を募っています(泣)ビューワーの皆様、何卒、サポートよろしくお願い申し上げます!!!!!!!(切実)