2020/10/23 FRI20:00-24:00

AEQUITAS & SUPER DOMMUNE Presents『WORKING CLASS REUNION』

●第一部「コロナ禍における労働組合の存在意義」

プレカリアートユニオン、ウーバーイーツユニオン、首都圏青年ユニオン

●第二部「自己責任論に抗うために」

認定NPO法人自立生活サポートセンター・もやい / 高等教育学費無償化プロジェクトFREE / はるちゃん(YouTuber) / へいおわ / 森原康仁 (経済学者・専修大学准教授)

■DJ & LIVE:漢 a.k.a. GAMI、DJ BAKU、PizzaLove + Tajyusaim Boyz、CHARLU、狐火

■AEQUITAS & SUPER DOMMUNE Presents『WORKING CLASS REUNION』

このコロナ禍の中において、雇用や労働条件、労働環境といった、特に非正規雇用労働者をめぐる状況が悪化の一途を辿っている。小泉構造改革が生み出した格差社会の弊害が、今回のコロナ禍を通じてより一層加速していることと、決して無関係ではない。
そうでなくても低賃金や長時間労働、セクハラやパワハラの横行が常態化しているところに、コロナ禍の影響で雇用の不安定化が加速したことで、実際に派遣切りの危機に直面している人、派遣切りの対象になってしまった人、職場が倒産して失職してしまった人などが明らかに増加している。
自身の努力、つまり自助とは無関係に追い詰められている非正規雇用労働者や生活困窮者、そして程度の違いこそあれ、何らかの不安や「生きづらさ」を抱えながら、余裕のない日々を送る人々の割合が、既にこの社会では大多数を占めている、というのが実情だろう。
今回は音楽、とりわけ生活をするために音楽活動とは別で仕事に就いているアーティストや、社会の片隅でストラグルを続けざるを得ないラッパー達から発せられる生の声や言葉を通じて、我々自身も含む、そうした何らかの「生きづらさ」を抱える全ての社会的弱者(※)をエンパワメントすると共に、そうした状況を変えるためのツールとして、労働組合や具体的な相談窓口、活用できる社会保障制度、そして今現在直面している社会全体の問題点を、関係者のトークセッションを通じて分かりやすく提示、共有することを目的とする。
社会的弱者(※) ここでは、虐待されている人、お金のない若者、家のない人、仕事のない人、パワハラされている人、セクハラされている人、精神障害者、知的障害者、身体障害者、DV被害者、LGBTQなどセクシャル・マイノリティ、日本で暮らしたり納税しつつも日本国籍を持たない人、孤独を抱えている人、ひきこもり、社会不適合者など、あらゆる差別、あらゆるいじめなど、あらゆる社会的抑圧に苦しむ人達、つまり社会に属する大多数の人たちの総体を指します。

■漢 a.k.a. GAMI

鎖グループ代表アーティストにして大日本帝国・東京は新宿をリプレゼントするラッパー。新宿拡声器集団MSCのリーダーにしてフリースタイルMCバトルの代名詞UMBの発案者。日本のヒップホップをさらに面白くしていくエンターテイナー。2014年、西早稲田にスタジオとカフェを併設する鎖オフィスをオープン。10タイトル連続リリースepのトップを飾る『9sari』をリリース。2015年MSCの9年ぶりの新作『1号棟107』を発売し。また6月、自伝本にして日本のヒップホップシーンの壮絶なリアルを描く前代未聞のドキュメント『ヒップホップ・ドリーム』を発売。同じく6月から日本一のMCを決める大会『UMB』をスタート!9月の決勝大会を機に『KING OF KINGS』として新たに再始動させる。また9月末よりTV朝日で始まったヒップホップ番組『フリースタイルダンジョン』では初代モンスターとして活躍。2016年初頭、加藤紗里や田代まさし出演の動画作りで話題に。日めくりカレンダー『毎日パンチライン』発売。2018年1月、鎖GROUP起ち上げ以降客演した楽曲を中心にDJ GATTEMがミックスした『ON THE WAY』発売。そしてフルアルバム『ヒップホップ・ドリーム』大好評発売中!2019年7月、発売から4年間の出来事を加え自伝本『ヒップホップ・ドリーム』を文庫化。2020年夏シングル「Start Over Again」配信。10月中旬ep配信予定。そしてD.Oとアルバム制作中!

■DJ BAKU

1978年東京生まれ。DJ/トラックメイカー/プロデューサー/ターンテーブリスト。16歳のころにDJのキャリアをスタートさせる。1990年代後半に般若とRumiとともにヒップホップ・グループ、般若で活動。グループ解散後、1999年にみずから設立したレーベル〈DIS-DEFENSE DISC〉よりミックステープ『KAIKOO WITH SCRATCH 1999』をリリースし、ソロ・デビュー。その後同レーベルからミックステープを数枚発表、自主レーベルながら総計 30000本以上のセールスとなる。2000年、asaの「Home Brewer」に BOSS THE MC(現、ILL-BOSSTINO)とともにゲスト参加。2003年、MSCのデビュー・アルバム『Matador』に収められた「Matador Office」の制作を機にトラックメイカーとしての活動を開始。翌年「Vandalism feat. TABOO」「Kannibalism feat. 漢 / 畜殺 feat. Primal, Rumi」の2枚のアナログ・レコードをリリース。2005年、DJ BAKUと東京のインディペンデント・ミュージック・シーンをドキュメントした映画『KAIKOO/邂逅』のDVDが完成。2006年にはトータル・プロデュースを手がけたファースト・アルバム『SPINHEDDZ』(2008年にはSlipknotのDJ StarscreamやMarsVoltaのOmar率いるN2O RecordsよりUS盤もリリース)を、 2008年にはダンス・ミュージックに本格的に挑戦したセカンド・アルバム 『DHARMA DANCE』を〈POPGROUP〉より発表、 収録曲「AKBAH ATTACK」はBMX RIDER内野洋平によるPUMA CMやカンヌ国際映画祭出展作品にも使用されるなど話題となる。翌年、日本のインディ・ラップを中心に国内のインディペンデント・ミュージックで構成したオフィシャル・ミックスCD『JAPADAPTA』と、日本を代表する12人のラッパーをフィーチャーした『THE 12JAPS』を立て続けにリリース。2010年には、DJ/プロデューサーとしてロックとダンス・ミュージックの融合を試みた、DJ BAKU HYBRID DHARMA BANDを結成。同年、DJ BAKUが発起人となり〈POPGROUP〉が主催する都市型音楽フェス〈KAIKOO POPWAVE FESTIVAL '10〉を東京晴海客船ターミナル特設ステージで開催。2日間で1万人以上が集まり、2005年からはじまった同イベントで過去最大規模となる。近年は、いとうせいこうや七尾旅人とのコラボレーション、渋谷慶一朗ややくしまるえつこ(相対性理論)の楽曲のリミックス、 KYONO(ex.THE MAD CAPSULE MARKETS)とのユニットの結成、アニソンDJ、ブローステップやダブステップを取り入れた DJ プレイなど、ジャンルを越境した活動をますます積極的に行っている。また、韓国、台湾、フランス、ロシア、 オーストラリア、ニュージーランドなどにも招聘され、海外のDJ やラッパー、 バンドらとも交流し国際的な活動も展開している。2012年 音源を担当したTURNTABLE RIDERがLONDON INTERNATIONAL AWARD「フィルム部門」で海外賞を受賞。2013年 6月、5年ぶりとなるオリジナル・アルバム『JapOneEra』を発表。2014年 未発表曲リリースのため自身のBandcampをスタート。そして2015年 OUTLOOK FESTIVAL JAPAN 2015 SOUND CLASHでは見事優勝!新境地へ向かうため自ら新LABEL、その名も〈KAIKOO〉をスタート。2015年 NEW ALBUM「NEO TOKYO RAVE STYLE」をRELEASE。2018年KAIKOO Co., Ltd.を設立。同年ルーブル美術館Abu-DhabiにてUS10、日本10名ほどで結成されたTurntableオーケストラに参加・2日間に渡り公演を行う。2020年、通算5枚目のNEW ALBUMリリースのため現在製作中。

■PizzaLove

1994年生まれ、本名はカトウ卍ユウタ。神奈川県海老名市出身の”ギャルちゃんエンターテイナー”でTajyusaim Boyzのメンバーでもある。アメリカのラッパーであるLilPump(リルパンプ)に憧れて始めたヒップホップライフ。自分自身の人生をリアルにラップにして歌っているだけなのに「ギャグラッパーきもい」「ネタラッパーとか死ね」「弱いチンピラみたいな顔がマジ臭い」「シンプルに死ね」など罵声を浴びせられることがある。しかしPizzaLoveは決してへこたれない!それに脳ミソのストレージは2bで、罵声を浴びせられても3秒くらいしか覚えていられない!だが忘れないで欲しい、彼のrapは真のリアルなのだ。そんなリアルなラップを書く彼が、自身の電話番号を歌った衝撃作「アイマユウタ』は、YouTube再生回数が100万回を越え、渡辺直美から電話がかかってくるなど話題となった。そんな彼はギャルちゃんのバイブルである”egg”の表紙を飾るべく、今日もリアルなラップを歌い続ける。

■Tajyusaim Boyz

ゆとり世代型多重債務者集団”Tajyusaim Boyz”。2019年に突如ストリートシーンに現れた彼らだったが、リアル且つキャッチーな彼らの楽曲は人々を惹きつけ、気づけば渡辺直美やCreepy Nutsなどからも好評を頂き、最近ではkemioが「あれもリボで買う これもリボで買う」と歌う程 認知されてきた。また『月曜から夜ふかし』(日本テレビ)、『シブヤノオト』(NHK)を始め、『INSIDE OUT』(http://block.fm)、『ACTION』(TBSラジオ)など多くのメディアに露出。「現代ビジネス」からも借金の問題を取り上げられ取材を受けた。そして8月には、予てより「2019年は必ず出る!」と豪語してきたZeebraオーガナイズによるヒップホップ・フェス『SUMMER BOMB 2019』へ初出演。さらに応募総数約3900組のオーディション『出れんの!?サマソニ!? 2019』を勝ち抜き、見事『SUMMER SONIC2019』へも出演を果たした。10月には般若、SHINGO☆西成らの所属レーベルである昭和レコード主催の『昭和レコードTOUR 2019 TOKYO』にも出演を果たす。メンバーの脱退を受け新体制の門出として渋谷HARLEMにてワンマンライブも開催し見事成功を収めた。しかし華やかな功績とは裏腹に、まだ見ぬ完済日に向けて新生Tajyusaim Boyzは、今日もマイクを握り、長い返済の道のりを爆走中。

■CHARLU(シャルル)

東京都品川区生まれ品川区育ちのラッパー。95年生まれ。10代から渋谷サイファー としての活動やソロのライブを行い、同時に戦極MC BATTLEでも活躍。TV出演や、企業CMにも抜擢される。2度の出産を経て令和2年、初のフルアルバム 「Go」をリリース。

■狐火

福島県出身のラッパー。1000組のバンドを黙らせた1本マイク。日本トップクラスのアルバムリリース数(2020年9月時点で19枚)。ノーガードポエトリーリーディング、地団駄マーケティング。2012年、朗読でオーディションを勝ち抜き史上初めてポエトリーリーディングでSUMMER SONICへの出演を果たす。2018年、映画『cat fire』にて初主演。2019年、映画『GEEK BEEF BEAT』にて二度目の主演。2020年、齊藤工総監督の映画『COMPLY+-ANCE コンプライアンス』の主題歌を担当。昼間は派遣社員として働いております。

■AEQUITAS <企画・構成>

AEQUITAS (エキタス) は、ラテン語で「正義」や「公正」を意味する言葉。私たちは、格差と貧困が拡大し、不公正がまかり通るこの国に対して「社会的正義」の実現を求めます。


#経済にデモクラシーを
#最低賃金を1500円に
#中小企業に税金まわせ

PROGRAM INFO | スタジオ観覧限定35名有観客配信
ENTRANCE ¥2000(ソーシャルディスタンシングを意識し、35人限定でスタジオ観覧者受け付けます。Peatixでスタジオ観覧チケット販売中 ▶︎http://peatix.com/event/1674062
PLACE PLACE 〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO9F「SUPER DOMMUNE」
15-1 Udagawa-Cho Shibuya-ku Tokyo 150-0042
PARCO official SUPER DOMMUNE Page
<新型 コロナウイルス等感染症予防および拡散防止対策について>