2021/08/25 WED 19:00-22:30
「サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)」公開記念番組
Encyclopedia of 「SUMMER OF SOUL」第一夜(Chapter1)
■8/25水 19:00-|Encyclopedia of 「SUMMER OF SOUL」第一夜(Chapter1)
19:00-21:30 TALK:近田春夫、湯山玲子、サエキけんぞう
21:30-22:30 "SUMMER OF SOUL”DJ SET1:DJ JIN(RHYMESTER)
■9/1水 19:00--|Encyclopedia of 「SUMMER OF SOUL」第二夜(Chapter2)
19:00-21:30 TALK:<現在交渉中!!>
21:30-23:00 "SUMMER OF SOUL”DJ SET2:小嶋謙介(FISHMANS)
■50年封印されていた音楽フェスの頂点、ついに解禁!ウッドストックと同じ1969年の夏、160キロ離れた場所で、もう一つの歴史的な音楽フェスティバルが開催されていた。スティーヴィー・ワンダーや、B.B.キングら、ブラック・ミュージックのスターが集結し、30万人以上が参加したこの夏のフェスの名は、“ハーレム・カルチュラル・フェスティバル”。その映像は、なぜか誰の目にも留まることなくその後約50年も地下室に埋もれたままになっていた。ブラック・ミュージックの革命的祭典が、今蘇る!!!!!!!
スティーヴィー・ワンダー、スライ&ザ・ファミリー・ストーン、 ニーナ・シモン、B.B.キング、フィフス・ディメンション、デイヴィッ ド・ラフィン、マヘリア・ジャクソン、ステイプル・シンガーズ、グ ラディス・ナイト&ザ・ピップス・・・1969年夏、130キロ先のウッ ドストックとほぼ同時期に、これらの伝説的黒人アーティストたちが野外フェスティバルに集まった30万に向けて奇跡的なライブ演奏を行った。6月29日から8月24日までの6回の日曜に、この ハーレム・カルチュラル・フェスティバルはNYハーレムのマウント・ モリス公園で開催された。ニューヨーク州郊外で開かれたもうひとつのロック・フェスティバル、ウッドストックとは違い、ハーレム・カルチュラル・フェスティバルの映像は、その夏以降日の目を見ず、50年も地下室に眠る結果となり、この重要な祝祭は今日まで人の目に触れることはなかった。
今作で初監督ながら絶賛の中サンダンス映画祭 審査員大賞&観客賞(ドキュメンタリー部門)のW受賞に輝いたのは、5回のグラミー賞受賞、音楽・カルチャー界の最重要人物、アミール“クエ ストラブ”トンプソン。彼はこの監督デビュー作において、アフリ カン・アメリカンのミュージシャン、文化人、政治指導者の最高峰が集結し6週連続して開催され、時代を変えた黒人文化イベントの金字塔において発揮されたかつての重要な精神を、その類まれな知性・洞察力と溢れんばかりのエネルギーで見事に現代に甦らせた。
躍動感溢れる新たに修復された映像・サウンドと、出演したアーティストおよび参加者への新規インタビューを通して、『サマー・ オブ・ソウル』は公民権運動の先駆者とブラック・パワー・ムーブメントの新世代が同じ舞台に立ち、ソウル、R&B、ゴスペル、ブルー ス、ジャズ、ラテンを含む広いジャンルの音楽が一つの頂点に達し、 音楽のみならず、文化、ファッション、人生の選択を変える大きな 瞬間を明らかにする。このフェスティバルの当初の企画は、ニューヨーク市長ジョン・ リンゼイの協力のもと、カリスマ的なタレント/ミュージシャン、 トニー・ローレンスによって、マーチン・ルーサー・キング暗殺一 周忌を記念して立案された。テレビ業界のベテラン・プロデュー サー、ハル・トゥルチンはこのフェスティバルの撮影に乗り出したが、莫大な制作費をカバーするため、ステージを西向きに設置し、 結果的に自然光でフェスティバルを最初から最後まで収録するこ とに成功した。ニューヨーク市警もコンサートの各日に配備されていたが、ローレンスはブラックパンサー党にセキュリティーとして働いてもらうように援助を求めた―ハーレムの人々を警察から護るために。
あの夏以降、トゥルチンの名付けた“ブラック・ウッドストック” はメディアからほとんど興味を持ってもらえなかった。「お金のやりくりが大変でした。黒人のライブは相手にされませんでしたから。」トゥルチンは2007年にスミソニアンに語っている。「しかし、いずれは価値が出て、だれかが興味を示すことは分かってい ました。」人目にほぼ触れることのなかった映像はその後50年間 倉庫に留まり、米国史上1回限りのこの特別なイベントはその姿を潜め続けていた―いまこの瞬間まで。
そして、8月27日金、TOHOシネマズ日比谷、渋谷シネクイント他、日本での全国ロードショーが確定!この公開を記念してDOMMUNEでは、「サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)」公開記念番組 Encyclopedia of 「SUMMER OF SOUL」と題し、8/25水と9/1水の2日間に渡り、スペシャル番組を生配信する!!!!! トークゲストには、近田春夫、湯山玲子、サエキけんぞう 他、独自の批評軸を持つ有識者の方々!そして番組後半は、RHYMESTERのDJ JIN、そしてFISHMANSの小嶋謙介が、"SUMMER OF SOUL”の熱いDJ SETを披露する!!!!! 超絶必見の2夜である!!!!!
■ 「サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)」STORY
一台のモニタースクリーンに野外音楽フェスティバルの映像が映し出される。そこに現れるのは、若干19歳の若きスティーヴィー・ワンダー。溢れんばかりの才能を叩きつけるかのように、圧巻のドラムソロが始まる。しかし、ファンでも見たことのないその驚愕のステージですら、この50年もの間忘れ去られていた歴史的一大イベントの序章に過ぎなかった・・・1969年夏、NY ハーレムで6週にわたり30万人もの観客を集めた一大イベントが存在した。その名は、ハーレム・カルチュラル・フェスティバル。そこに集まったのは、当時のブラック・カルチャーを牽引するミュージシャン、文化人、政治指導者たち。ヒットチャートのトップを極めた誰もが知る名曲たちを、これまで聴いたことがないほどパワフルかつ感動的に歌い上げる、フィフス・ディメンション、デイヴィッド・ラフィン(exテンプテーションズ)、グラディス・ナイト&ピップス。ゴスペル界からはエドウィン・ホーキンス・シンガーズらが次々と名唱を披露し、困難な時にあっても音楽が常に人々を支えてきたことを文字通り立証し、さらにゴスペルの女王マヘリア・ジャクソンとメイヴィス・ステイプルズのキング牧師に捧げる唯一無二の競演で会場がまさに一つとなる。ブルース、ジャズ、ラテン、アフリカといった多様なジャンルを横断しながら伝えていくのは、生きる尊厳と人種や性別を超えた連帯。
そして、スライ&ザ・ファミリー・ストーンの革命的ともいえるグルーヴに乗せて歌われる、自由と希望の賛歌とニーナ・シモンの誇りに満ちた未来へのメッセージで、会場は最高潮に達する・・・一つ一つの音楽に込められた深いメッセージが、至高のパフォーマンスとともに重要な歴史的映像&当事者の証言をミックスしていく、クエストラブにしかできない編集で解き明かされ、今を生きる私たちの胸に激しく響いていく。そこにあるのは、我々が見過ごしてきた真の歴史を明らかにしながら、分断と断絶が覆う現代に最も必要なことを伝える、まさに生きたアメリカ文化史。50年もの時を経て、今こそ世に出るべきこの世紀のフェスティバルの幕が、今まさに上がる!
監督:アミール・“クエストラブ”・トンプソン
出演:スティーヴィー・ワンダー B.B.キング ザ・フィフス・ディメンション ステイプル・シンガーズ マヘリア・ジャクソン ハービー・マン
2021年/アメリカ/英語/カラー/ビスタサイズ/5.1ch & ドルビーシネマ/118分/字幕翻訳:佐々木悦子
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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ENTRANCE | 新型コロナウイルスの感染拡大を重く受け止め無観客配信と致します。YouTubeのスーパーチャットで投げ銭を募っています(泣)ビューワーの皆様、何卒サポートよろしくお願い申し上げます!!!!(切実) |
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