2022/02/23 19:00-21:00

「都築響一のスナック芸術丸」第六十四夜
〜Museum of Mom's Art ニッポン国おかんアート村

■出演:山下香(神戸・下町レトロに首っ丈の会・隊長)他 ■マスター:都築響一

■渋谷PARCO・SUPERDOMMUNEスタジオと交差点を挟んだお向かい、東京都渋谷公園通りギャラリーで1月22日より開催中の「Museum of Mom's Art ニッポン国おかんアート村」。満を持して!スナック芸術丸での2時間徹底紹介プログラムが実現!

それぞれ同時期におかんアートに出会い、10年以上にわたってフィールドワークを続けてきた神戸・下町レトロに首っ丈の会と、都築響一による共同キュレーション企画。会場を埋め尽くす1,000点以上の「かわいくて懐かしくて、笑ってるうちに涙が出てくる」おかんたちの作品群を、君はどう受け止められるか。
メインストリームのファインアートから離れた極北で息づくのがアウトサイダー・アートであるとすれば、正反対の極南で優しく育まれているアートフォーム、それがおかんアート。その名のとおり「おかあさんがつくるアート」である。
どこにでもあって、だれからもリスペクトされることなく、作者本人もアートとはまったく思わず、売ったり買ったりもできず、しかしもらえることはよくあり、しかももらってもあまりうれしくない。アウトサイダー・アート界からすら「これはアートじゃないでしょ!」と蔑まれる、究極にダサいアートフォーム。それがおかんアートであることに、異論を唱えるひとは少ないだろう。ちょっとだけ想像してほしい——コンクリート打ちっ放しやホワイトキューブのギャラリーみたいな部屋に、カラフルな軍手人形がちょこんと置かれていたら。それがたったひとつあるだけで、隅々まで気を配られたお洒落な空間はぶち壊しになるはずだ。 
プロのアート作品にも、アウトサイダー・アートにすら存在しない、おかんアートの破壊力。コンセプトでも反抗でもない「手を動かす純粋なよろこび」だけを表現しつづける全国数百万人のおかんアーティストたち。ハイブロウではもちろんなく、ローブロウですらない、それはスーパースイートな「ノーブロウ」アートなのだった!


PROGRAM INFO
ENTRANCE ¥0(ソーシャルディスタンシングを意識し無料で30人限定でPeatixでスタジオ観覧者を募集中です!ここから予約をお願い致します!▶︎https://dommunesunackgeijiyutusumaru64.peatix.com もしくは感染対策万全なスタジオにおこしください!)
PLACE 〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO9F「SUPER DOMMUNE」
15-1 Udagawa-Cho Shibuya-ku Tokyo 150-0042|Shibuya PARCO9F「SUPER DOMMUNE」
SUPER DOMMUNE FLOOR GUIDE  MAP
  ■ ご来場者はカメラに映る可能性がごさいますので、ご了承のうえご参加ください。
■ スタジオには、クロークやロッカーございません。手荷物は少なめでご来場のうえ、ご自身での管理をお願いします。
■ ドリンク類はスタジオ内でお買い求めいただけます。お飲み物の持ち込みはご遠慮ください。
<新型 コロナウイルス等感染症予防および拡散防止対策について>