2022/04/14 THU 19:00-23:00

ホレス・アンディ『Midnight Rocker』発売記念!『On-U Sound SPECIAL』

■19:00-20:00 On-U Sound SPECIAL Chapter 1

Horace Andy「Midnight Rocker」LAUNCH PROGRAM

出演者:野田努(ele-king)、鈴木孝弥、ナイト ’Iyah’ 彩子

■20:00-21:00 On-U Sound SPECIAL Chapter 2

Lee "Scratch" Perry追悼番組「 R.I.P. CRICKET ON THE MOON」

出演者:野田努(ele-king)、鈴木孝弥、ナイト ’Iyah’ 彩子、宇川直宏(DOMMUNE)

■21:00-23:00 On-U Sound SPECIAL Chapter 3

「DJ Plays On-U Sound Only」

DJ:MOODMAN(GODFATHER slowmotion)、MARS89|BROADJ#3060

●On-U Sound SPECIAL!!超豪華2本立て!!!!!!! Horace Andy「Midnight Rocker」発売記念 & Lee "Scratch" Perry追悼番組「R.I.P.CRICKET ON THE MOON」

刺激的なダブミックスを武器にそのレフトフィールドなサウンドで音楽シーンに多大な影響を及ぼして来たエイドリアン・シャーウッド。その彼が主宰する〈On-U Sound〉よりホレス・アンディの新作『Midnight Rocker』のリリースを記念して「On-U Sound SPECIAL」をDOMMUNEでライヴストリーミング!第一部は、40年以上に渡るレーベルの音楽性とホレス・アンディの新作について、野田努、鈴木孝弥、ナイト ’Iyah’ 彩子がその魅力語る。第二部は、昨年8月29日に85歳で死去したジャマイカの伝説的プロデューサーでダブの先駆者、天才リー・スクラッチ・ペリーを追悼して、その偉大なる功績と偉業を宇川直宏を加え語り尽くす。第三部は〈On-U Sound〉音源オンリーでMOODMANとMars89がDJプレイ!!!!!
〈On-U Sound〉は、ジャマイカ音楽の豊かな歴史において時代を超越する偉大なシンガーソングライターのひとり、ホレス・アンディによる真の傑作アルバムを紹介できることを非常に光栄に感じている。このパフォーマンスはまさに金色の星のごとく燦然と輝くものであり、私にとって大きな誇りである
by エイドリアン・シャーウッド

●Horace Andy「Midnight Rocker」

美しいファルセットと卓越したメロディー・センスを持つ至高のシンガーとして、更にはマッシブ・アタックを支える存在として、ジャンルや国境を超越し常に最前線で活動を続けるジャマイカのレジェンド、ホレス・アンディ!エイドリアン・シャーウッドがプロデュースで最新作をリリース!
70年代、80年代に〈Studio One〉や〈Wackies〉などのレーベルで制作した「Skylarking」、「Money Money」他、数々の名作によって、世界中のレゲエファンから愛される伝説的シンガー、ホレス・アンディ。90年代以降はマッシヴ・アタックの全てのスタジオ・アルバムに参加、更に常に彼らのツアーを支える主要メンバーとしても活躍し、レゲエ以外のシーンに衝撃を与え幅広い音楽ファンを虜にし続けている。そのホレス・アンディの最新作『Midnight Rocker』がエイドリアン・シャーウッド率いる〈On-U Sound〉よりリリース。
『Midnight Roker』の制作に際し、プロデューサーを務めたエイドリアン・シャーウッドは、自身がリー・スクラッチ・ペリーのアルバム『Rainford』や『Heavy Rain』に携わって学んだ、円熟期を迎えたミュージシャンの作品にとってふさわしい取り組み方を踏襲した。一流のミュージシャンを集めたチームを編成し、何ヶ月もかけてパフォーマンスやアレンジやミキシングを仕上げていった。その結果完成した楽曲は、優れたテクニックに裏打ちされ、丹念に作り上げられた楽曲となり、ホレス・アンディの唯一無二の歌声の魅力をより一層際立たせる結果となった。
収録曲の中には、「Mr. Bassie」のように、ホレス・アンディの既存の名曲をセルフ・カバーしたものもあるが、「Watch Over Them」や「Materialist」のように、多くの楽曲は現代ならではのメッセージを込めて新たに作曲したものである。さらに、ホレス・アンディにとって最も深い交流のあるグループ、マッシヴ・アタックの作品の中から、初期の大人気曲「Safe From Harm」の新バージョンまでを収録している。原曲の「Safe From Harm」ではシャラ・ネルソンがボーカルを務めていたが、ここではホレスがマイクを握っている。興味深いことに、シャラ・ネルソンは、マッシヴ・アタックが始動する数年前にエイドリアン・シャーウッドともにレコーディングを行っており、1983年の知られざるストリートソウルの名曲「Aiming At Your Heart」は、後のマッシヴ・アタックのサウンドに通じる青写真とも言える。
今回のアルバムでバックを支えるバンドには、〈On-U Sound〉を代表する精鋭ミュージシャンが揃っており、参加メンバーには、ガウディ、スキップ・マクドナルド、クルーシャル・トニー、アイタル・ホーンズ、そして亡きスタイル・スコットやジョージ・オーバンが名を連ねている。最新作『Midnight Rocker』の国内盤CDには解説と歌詞対訳が封入され、ボーナストラック「My Guiding Star」が追加収録。DOMMUNEでは『On-U Sound SPECIAL』第一部として、40年以上に渡るレーベルの音楽性とホレス・アンディの新作について、野田努、鈴木孝弥、ナイト ’Iyah’ 彩子がその魅力語る。第三部は〈On-U Sound〉音源オンリーでMOODMANとMars89がDJプレイ!!!!!
https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=12365

2022/04/14 THU 19:00-23:00

ホレス・アンディ『Midnight Rocker』発売記念!『On-U Sound SPECIAL』

■19:00-20:00 On-U Sound SPECIAL Chapter 1

Horace Andy「Midnight Rocker」LAUNCH PROGRAM

出演者:野田努(ele-king)、鈴木孝弥、ナイト ’Iyah’ 彩子

■20:00-21:00 On-U Sound SPECIAL Chapter 2

Lee "Scratch" Perry追悼番組「 R.I.P. CRICKET ON THE MOON」

出演者:野田努(ele-king)、鈴木孝弥、ナイト ’Iyah’ 彩子、宇川直宏(DOMMUNE)

■21:00-23:00 On-U Sound SPECIAL Chapter 3

「DJ Plays On-U Sound Only」

DJ:MOODMAN(GODFATHER slowmotion)、MARS89|BROADJ#3060

●レゲエ界のレジェンドにしてダブの巨匠であるリー・“スクラッチ”・ペリーが2021年8月29日に死去した。享年85歳。

ジャマイカ版『オブザーヴァー』紙によれば、本名をレインフォード・ヒュー・ペリーというリー・“スクラッチ”・ペリーは西ジャマイカのノエル・ホルムズ・ホスピタルで闘病生活を送っていたという。死因については明らかにされていない。ジャマイカの首相であるアンドリュー・ホルネスはリー・“スクラッチ”・ペリーが亡くなったことを認めた。「愛情を込めてリー・“スクラッチ”・ペリーとして知られている伝説的レコード・プロデューサーにしてシンガーであるレインフォード・ヒュー・ペリーODの遺族、友人、ファンにお悔やみを申し上げます」とアンドリュー・ホルネスはツイートしている。アンドリュー・ホルネスは次のように続けている。「間違いなくリー・“スクラッチ”・ペリーは音楽界隈に対する優れた貢献で今後も偲ばれることになるでしょう。彼の魂よ、安らかに」
1936年にジャマイカの田舎で生まれたリー・“スクラッチ”・ペリーは1960年代初頭にキングストンに移住している。1984年の『NME』のインタヴューでリー・“スクラッチ”・ペリーは自身の幼少期について次のように語っている。「父親は通りで働いていて、母親は畑に出ていた。すごく貧しかったんだ。自分は学校に行ってたんだけど、何も学ばなかった。自分が学んだことはすべて自然からだった」「学校を出たら、外での仕事以外にやることはなかった。きつい、きつい仕事だった。好きになれなかったよ。それで賭博をやり始めた。賭博を通して自分の考えを実践して、他人の考えを読むことを学んだ。これは自分にとってずっと役に立ったね」
リー・“スクラッチ”・ペリーは1950年代後半にレゲエ・スタジオ兼レーベルの「スタジオ・ワン」のクレメント・“コクソン”・ドッドにアシスタントとして雇われて、音楽のキャリアを始めている。彼はその後アーティストのスカウト、DJ、店長、レコーディング・アーティストなどを務めている。「スクラッチ」のニックネームは1965年発表の楽曲“The Chicken Scratch”から取られている。クレメント・“コクソン”・ドッドとの確執から60年代中盤に彼はスタジオ・ワンを離れている。「コクソンは田舎の子どもにチャンスを与えたくなかったんだ。まったくね。彼は俺の曲をデルロイ・ウィルソンのような人に渡したんだ。自分にはクレジットも金も渡されることがなかった。ひどかったんだよ」と彼は1984年の『NME』のインタヴューで語っている。
リー・“スクラッチ”・ペリーはジョー・ギブズが手掛けるライバルのアマルガメイテッド・レコーズに移って、プロデューサーとの仕事で自身のレコーディング・キャリアを築いている。しかし、リー・“スクラッチ”・ペリーとジョー・ギブズの不和から、リー・“スクラッチ”・ペリーは1968年にアップセッター・レコーズを設立している。リー・“スクラッチ”・ペリーは自身のレコーディング・スタジオであるブラック・アークを造って、キャリアが開花していくこととなる。ドラム・マシーンや他の機材で実験を行っていった彼は銃声やガラスの割れる音、動物の鳴き声などをサンプリングしている。彼は音源の向上のためにマスター音源にマリファナの煙を吹きかけたと言われている。
彼はレゲエの楽曲からダブ・バージョンを生み出した先駆者で、ベースを強調して、時にヴォーカルを取り除き、リバーブを追加して空間的なサウンドを生み出している。リー・“スクラッチ”・ペリーと彼のバック・バンドであるジ・アップセッターズは1970年代中盤の有名な楽曲にダブのサウンドを合わせている。その中にはマックス・ロメオの“War Ina Babylon”、ザ・ヘップトーンズの“Party Time”、ジュニア・マーヴィンの“Police & Thieves”などがあり、リー・“スクラッチ”・ペリーが共作者の“Police & Thieves”はザ・クラッシュによって『白い暴動』でカヴァーされている。ザ・クラッシュはシングル“Complete Control”のプロデューサーにリー・“スクラッチ”・ペリーを迎えている。
キャリアの初期においてリー・“スクラッチ”・ペリーはボブ・マーリーとも仕事をしており、『ソウル・レベルス』、『ソウル・レボリューション』といったアルバムや“Small Axe”、“Duppy Conqueror”、“Jah Live”、“Punky Reggae Party”、“Rastaman Live Up”といったシングルに参加している。「リー・“スクラッチ”・ペリーは父がより深く自分自身を見つめるのを助けてくれたんだ。彼は父のキャリアに役立ってくれたんだ」
しかし、バニー・ウェイラーはその関係についてあまり楽しいものではなかったと語っている。「音楽を演奏している間、彼はスタジオに座っているんだけどさ。そして、彼は俺たちを騙したんだ。彼とやったアルバムで金をもらったことはなかった。リー・“スクラッチ”・ペリーの無知さでたくさんの金を失ったんだ。彼を許すことはないね」
1978年発表の『リターン・オブ・ザ・スーパー・エイプ』以降、リー・“スクラッチ”・ペリーはより自宅スタジオで取り組むようになり、ブラック・アークは荒廃して、音楽が作られることは少なくなり、落書きだらけになったという。悪い精神に乗っ取られているとして被害妄想のリー・“スクラッチ”・ペリーは1983年にブラック・アークを焼き払っている。リー・“スクラッチ”・ペリーはキャリアで1000以上の音源を制作しており、ビースティ・ボーイズ、ジュニア・マーヴィン、ジ・オーブ、マックス・ロメオらと仕事をしている。彼は2002年発表のアルバム『ジャマイカンE.T.』でグラミー賞の最優秀レゲエ・アルバム賞を受賞しており、その他にも4回ノミネートされている。リー・“スクラッチ”・ペリーはジャマイカで将校に値する国による勲章を受章している。DOMMUNEでは『On-U Sound SPECIAL』第二部として、このジャマイカの伝説的プロデューサーでダブの先駆者、天才リー・スクラッチ・ペリーを追悼し、その偉大なる功績と偉業を宇川直宏を加え語り尽くす。第三部は〈On-U Sound〉音源オンリーでMOODMANとMars89がDJプレイ!!!!!
https://nme-jp.com/news/106472/

PROGRAM INFO
ENTRANCE ¥2,000(ソーシャルディスタンシングを意識し50人限定でPeatixでスタジオ観覧者を募集中です!ここから予約をお願い致します。▶︎https://onudommunev.peatix.com
PLACE 〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO9F「SUPER DOMMUNE」
15-1 Udagawa-Cho Shibuya-ku Tokyo 150-0042|Shibuya PARCO9F「SUPER DOMMUNE」
SUPER DOMMUNE FLOOR GUIDE  MAP
  ■ ご来場者はカメラに映る可能性がごさいますので、ご了承のうえご参加ください。
■ スタジオには、クロークやロッカーございません。手荷物は少なめでご来場のうえ、ご自身での管理をお願いします。
■ ドリンク類はスタジオ内でお買い求めいただけます。お飲み物の持ち込みはご遠慮ください。
<新型 コロナウイルス等感染症予防および拡散防止対策について>