2022/06/15 WED 20:00-24:00

速水健朗 Presents 八代亜紀からレゲトンまで

「カーオーディオとモータリゼーションの音楽史」

●出演:速水健朗(編集者ライター)、宇野維正(映画・音楽ジャーナリスト)
●部分出演:宇川直宏(現在美術家/DOMMUINE)
■DJ Plays CAR AUDIO & MOTORISATION
●DJ MOODMAN/MOODOMMUNE!! vol.40|BROADJ#3077

■「八代亜紀からレゲトンまで、カーオーディオとモータリゼーションの音楽史」

20世紀は、自動車の世紀であり、ポップミュージックの世紀でもある。1930年代に車載用ラジオが登場することで両者は突然のマリアージュを果たす。単純には、スピードと機械と騒音が融合した音楽の誕生。もっと複雑には、工業化による労働者階級の富裕化、移動の自由の拡大、カーステのメディアテクノロジー的変化など、さまざまに混ざり合ったものがポップミュージック(特に初期段階としてのロックンロール)である。ロックンロールは、モータリゼーションが生み出した文化的側面の総称だ。
ラジオ、カセット(8トラも)、CD(大連装チェンジャー)、ウーファー、デジタルと車内音楽のための再生装置テクノロジーも進化した。車の改造文化とも結びつき、ジャマイカのサウンドシステムにつながる巨大ウーファを搭載させた車、ローライダー改造文化がのちのレゲトン(女性と車の崇拝『ガソリーナ』)に結びつく。
矢沢永吉、八代亜紀。日本のモーターカルチャー由来の音楽、および、ローライダー(改造車)と結びつく、マイアミベース〜レゲトンへという”サウス”なダンスミュージック。どちらも音楽とクルマ文化の接続から生まれた"エスニックカルチャー"。
クルマとカーオーディオ(カーラジオ)が結びついた瞬間に誕生したモータリゼーション影響下の音楽=”ロックンロール”。この音楽は、いかなる進化の上に、彼ら(八代亜紀からレゲトンまで)に結びついたのか。
そして、注目すべきは、現代の世界でもっとも人気のある映画になった『ワイルドスピード』シリーズ。ほぼ非白人出演者によるはちゃめちゃなカーアクションと日本改造車文化の融合、これは、『トラック野郎』の正統な後継シリーズといってもいいくらい!?
そんな奇想のポップ音楽史を、クルマ好きコンビ、編集者・ライターの速水健朗と映画音楽ジャーナリスト宇野維正、そして去年デビュー50周年を記念した八代亜紀のBOXセットと「舟歌2021」のMVのアートディレクションを果たした宇川直宏が部分登壇!2人+1人がDOMMUNE上でドリフト(横滑り)爆走!!!!! そして第二部はDJ Plays CAR AUDIO & MOTORISATIONと題し、MOODMANがカーステのサウンドチェック用に制作されたマイアミベースのみで1Hプレイ!人間の可聴領域を超えた30Hz以下の超重低音がプレイされまくるので今夜のご視聴はサブウーハー導入の車内か、DOMMUNEスタジオのFUNKTION-ONEで4649!!!!!!!

PROGRAM INFO
ENTRANCE ¥2,000(ソーシャルディスタンシングを意識し40人限定でPeatixでスタジオ観覧者を募集中です!ここから予約をお願い致します! ▶︎https://hayamizudommune.peatix.com もしくは感染対策万全なスタジオにおこしください!)
PLACE 〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO9F「SUPER DOMMUNE」
15-1 Udagawa-Cho Shibuya-ku Tokyo 150-0042|Shibuya PARCO9F「SUPER DOMMUNE」
SUPER DOMMUNE FLOOR GUIDE  MAP
  ■ ご来場者はカメラに映る可能性がごさいますので、ご了承のうえご参加ください。
■ スタジオには、クロークやロッカーございません。手荷物は少なめでご来場のうえ、ご自身での管理をお願いします。
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