2022/08/12 FRI 19:00-23:30

PARCO MUSEUM TOKYO 布施琳太郎「新しい死体」開催記念番組

布施琳太郎 Presents「個なき孤独」@DOMMUNE

出演:布施琳太郎(アーティスト)、卯城竜太(アーティスト/Chim↑Pom from Smappa!Group)、宇川直宏(“現在”美術家/DOMMUNE主宰)、仲山ひふみ(批評家)、布施英利(東京藝術大学美術学部教授)、八木幤二郎(グラフィックデザイナー)
LIVE:大森靖子(超歌手)


●「隔離式濃厚接触室」(2020、ウェブページ、撮影=竹久直樹)

■「新しい孤独」というキーワードに基づいて、数多の展覧会を企画し、次世代の言語感覚、美意識をソリッドに作品化することで、注目を集め続ける布施琳太郎がSUPER DOMMUNEに登場!

2020年4月9日、最初の緊急事態宣言が発令された直後にリリースされた《隔離式濃厚接触室》は「ひとりずつしかアクセスできないWebページ」を会場とする展覧会としてインターネットのなかに突如現れた。それは鑑賞者の身体を再定義し、変化し続ける時代を徹底的に肯定する布施琳太郎の風通しの良さが社会へと投下された瞬間だった……そしてこの度、PARCO MUSEUM TOKYOにて開催される布施琳太郎の個展《新しい死体》との連動企画としてストリームされる本特番「個なき孤独」は、アーティスト、デザイナー、解剖学者、批評家たちとの言葉の応酬を通じて、芸術における分断や解体の価値と可能性を模索する。なにかとつながるためでなく、つながりを断つために、そして現在という牢獄から足を踏み出すために、この特番における言葉は費やされるのだ。同じく10年前にPARCO MUSEUM TOKYOで個展を開催したChim↑Pom from Smappa!Groupの卯城竜太、布施の実の親であり美術批評家にして解剖学者の布施英利、彼の活動をデザインというかたちで演出し続けた八木幤二郎、そしてDOMMUNE主宰する現在美術家宇川直宏、更にはアート・音楽・哲学の三領域を中心として、ゼロ年代以降の多様化した批評に切り込む仲山ひふみ、そして布施琳太郎の生涯と思想に多大な影響を与えたミュージシャンの大森靖子のLIVEが決定!最重要ゲストたちとともに、芸術の未来を熟考する5時間を刮目せよ。


●「名前たちのキス」(2021、写真=Kioku Keizo)

<布施琳太郎 Presents「個なき孤独」TimeTable>

■19:00-20:15[第1部]「クリーチャーとしてのデザイン」

●出演:八木幤二郎(グラフィックデザイナー)、宇川直宏、布施琳太郎

■20:15-20:25[INTERMISSION: 1]朗読「荘子の肉屋」「象徴交換と死」ジャン・ボードリヤール/「失語と沈黙のあいだ」石原吉郎

●出演:布施琳太郎

■20:25-21:50 [第2部]「日本のアートは10年おくれている?——PARCO MUSEUMでのChim↑Pom展から10年を経て」

●出演:卯城竜太(Chim↑Pom from Smappa!Group)、布施琳太郎 
●司会:仲山ひふみ(批評家)

■21:50-22:00[INTERMISSION: 2]朗読「白の残滓」最果タヒ

●出演:布施琳太郎

■22:00-23:00[第3部]「死体と芸術」

●出演:布施英利(芸術学者)、布施琳太郎 
●声の出演:宇川直宏

■23:00-23:20[INTERMISSION: 3]布施琳太郎・映像作品

■23:20-23:40[第4部]弾き語り

●LIVE:大森靖子(超歌手)


●「僕のいない教室に射した言葉の水面をすべる船」(2021、撮影=長谷川銀)

2022/08/17 WED - 2022/08/25 THU

PARCO MUSEUM TOKYO 布施琳太郎展「新しい死体」開催記念番組 第2章

布施琳太郎+水沢なお「禁止された領域の解放」@SUPER DOMMUNE

■SUPER DOMMUNE初の6連続「帯」番組!!!

PARCO MUSEUM TOKYOにて個展『新しい死体』を開催し話題沸騰のアーティスト・布施琳太郎が、『隔離式濃厚接触室』を共にした詩人・水沢なおとSUPER DOMMUNEで6連続徹底対談。 2020年4月9日、最初の緊急事態宣言が発令された直後にリリースされた『隔離式濃厚接触室』は「ひとりずつしかアクセスできないWebページ」を会場とする展覧会としてインターネットのなかに突如現れた。この展覧会を起点として交流がはじまった二人が、それぞれの制作や執筆について徹底的に語り尽くす。これは言語とイメージの新たなる中間領域へと人々を誘惑し、今日の芸術が失った「禁止された領域」にアクセスする術を薄皮を剥ぐように探る15分×6夜の連続ストリーミングだ。過去の前衛芸術とは異なる、繊細で静謐な若きアーティストと詩人による語り合いは、なにかを暴露するのとは異なる仕方で、秘められた現実を作品世界へと盛り込む技術を模索するだろう。それぞれにとっての理想の身体から絵観、詩、日本語、生殖、死体、家族、創作のモチベーションにいたるまで、作り手同士のリアルな声が交差し、連鎖する。

■配信スケジュール(全6回/各回15分)

<EPISODE 1> 8月17日(水)18:40-18:55(再放送/24:10-24:25)
<EPISODE 2> 8月19日(金)18:40-18:55(再放送/24:10-24:25)
<EPISODE 3> 8月20日(土)19:40-19:55(再放送/24:10-24:25)
<EPISODE 4> 8月23日(火)18:40-18:55(再放送/24:10-24:25)
<EPISODE 5> 8月24日(水)18:40-18:55(再放送/24:10-24:25)
<EPISODE 6> 8月25日(木)18:40-18:55(再放送/24:10-24:25)

<※この番組は観覧を募集しておりません。ライヴストリーミングでお楽しみください!>

PARCO MUSEUM TOKYO 2022/08/11木 - 2022/08/29月

布施琳太郎 個展 「新しい死体」RINTARO FUSE SOLO EXHIBITION “DEAD CORPUS”

■“これは「人類最後の個(展)」である。ここで僕は、「個」という権利の、新たな形式を開発したい。それは海へと流れ込むことを忘れられた渋谷川を動力として駆動する、忘却の旅(エクスプローラー)である” – 布施琳太郎

他に例を見ない「物語(キュレーション)」を矢継ぎ早に繰り出し、突出した存在感を放つアーティスト・布施琳太郎が、PARCO MUSEUM TOKYOと渋谷を舞台に、型破りな「個展」を開催!
新型コロナウィルス感染拡大状況下の2020年、一人ずつしかアクセスできないウェブページ上の展覧会《隔離式濃厚接触室》(詩人・水沢なおとの二人展)で注目を集めた布施琳太郎。翌2021年には、「入場券」として配布された600ページにおよぶ冊子を手に、1,200平方メートルの造船所跡地をめぐる展覧会《沈黙のカテゴリー》(大阪)のキュレーションを手がけ、さらに今年5月、東京・神楽坂の製本工場跡地ビル全6フロアに、自身を含む総勢17名の作品を展示した展覧会《惑星ザムザ》は、10日間の会期中に4,800人を動員し、国内アートシーンの前半期を飾る“事件”に。 本展は、アート界の風雲児・布施琳太郎によって「個へのレクイエム」として企図された、個展の概念を葬り去る「最後の個展」である。

PROGRAM INFO
ENTRANCE ¥2000(ソーシャルディスタンシングを意識し40人限定でPeatixでスタジオ観覧者を募集中です!ここから予約をお願い致します!▶︎https://konakikodokudommune.peatix.com/ もしくは感染対策万全なスタジオに直接おこしください!)
PLACE 〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO9F「SUPER DOMMUNE」
15-1 Udagawa-Cho Shibuya-ku Tokyo 150-0042|Shibuya PARCO9F「SUPER DOMMUNE」
SUPER DOMMUNE FLOOR GUIDE  MAP
  ■ ご来場者はカメラに映る可能性がごさいますので、ご了承のうえご参加ください。
■ スタジオには、クロークやロッカーございません。手荷物は少なめでご来場のうえ、ご自身での管理をお願いします。
■ ドリンク類はスタジオ内でお買い求めいただけます。お飲み物の持ち込みはご遠慮ください。
<新型 コロナウイルス等感染症予防および拡散防止対策について>