2022/9/23 FRI 19:00-23:00

HUMAX CINEMA INC. Presents

伝説のグラインドハウス「銀座シネパトス」

ゲスト:秋吉久美子(女優)、樋口真嗣(映画監督)、鈴木伸英(元銀座シネパトス支配人)
企画・モデレーター:樋口尚文(映画評論家・映画監督)

■19:00-19:45[証言Ⅰ] 追憶のシネパトス

出演:秋吉久美子、樋口尚文

■19:45-20:30[証言Ⅱ]偏愛のシネパトス

出演:樋口真嗣、樋口尚文

■20:30-21:45 祝祭のシネパトス

出演:鈴木伸英、シネパトス・ガールズ、樋口尚文

■21:45-23:00 インターミッション誕生秘話

出演:鈴木伸英、樋口尚文

■銀座のど真ん中のアンダーグラウンドに、異世界のようなグラインドハウスが存在した。その名は「銀座シネパトス」!

閉館して10年、いまだに映画マニアがネットで熱い思い出を語り続ける、強烈な魅力を放つ映画館だった。スティーブン・セガールのB級アクション映画から日本のヌーヴェル・ヴァーグのアート作品まで、何でも来いの文化的肺活量。昭和天皇を描いた内容ゆえに全ての劇場が上映をしりごみするなか、果敢にアレクサンドル・ソクーロフ『太陽』の公開を決め、劇場最大のヒットを記録。東日本震災後、耐久性の問題で惜しまれながら閉館が決まるも、「銀座シネパトス」自体を舞台に33人の映画スターが結集した映画『インターミッション』(秋吉久美子・染谷将太主演)を撮影、ラストロードショー作品として5週にわたって公開するという大胆な冒険で話題沸騰。戦後、橋の下に出来た土浦亀城設計のヤバい地下街の雰囲気が充満、盛大に雨漏りするうえに床下から地下鉄の走行音が轟音のように聞こえるという本来なら史上最低の環境の劇場が、なぜあそこまで映画ファンの桃源郷のごとき幸せな空間であったのか?!閉館から10年を迎えんとする今、マニア垂涎の番組編成から映画『インターミッション』製作まで、「シネパトス」の狂い咲きを仕掛けた同館の名物支配人・鈴木伸英と映画評論家・映画監督の樋口尚文の「共犯コンビ」がその魅力の謎を再検証する!

■銀座シネパトス復活映画祭 VOL.3 『インターミッション』

9月23日(金)~10月6日(木) 池袋HUMAXシネマズ
映画史上初!閉館が決まった銀座シネパトスを舞台に30人を超すスターを集めて映画を製作、ラストロードショー作品とし5週にわたって大公開。この前代未聞の映画に、劇場との別れを惜しむファンが押し寄せて大ヒット。あの伝説の映画が池袋HUMAXシネマズにて初のDCP上映で蘇る!また、今回は『インターミッション』の製作~公開に密着したWOWOWのドキュメンタリー『ノンフィクションW/ラストロードショー 名画座が消える日』も特別に同時上映(劇場初公開)。
https://www.humax-cinema.co.jp/ikebukuro/news/39466/

■『インターミッション』

2013年2月23日~3月31日(銀座シネパトス閉館日) 銀座シネパトス1にて公開。
本篇115分(初DCP上映)
監督・脚本=樋口尚文 脚本=港岳彦 音楽=菅野祐悟 
出演=秋吉久美子、染谷将太、香川京子、小山明子、水野久美、竹中直人、佐野史郎、佐伯日菜子、中川安奈、ひし美ゆり子、畑中葉子、水原ゆう紀、夏樹陽子、寺島咲、杉野希妃、大島葉子、中丸シオン、森下悠里、奥野瑛太、門脇麦、岡山天音、玄理、大瀬康一、古谷敏、利重剛、樋口真嗣ほか。

銀座シネパトスの名物支配人・鈴木伸英と意気投合して銀座シネパトスで「秋吉久美子映画祭」「原田芳雄映画祭」など数々の特集上映や贅沢なゲストのトークイベントを企画してきた映画評論家・樋口尚文は、2012年の春、鈴木から老朽化した劇場が耐震性の問題で一年後に閉館することを知らされる。多くの映画ファンの偏愛を集めた銀座シネパトスをたださめざめと見送ることに抵抗を感じた樋口は、全くの思いつきでシネパトスを舞台にした映画を作ってラストロードショー作品にすることを鈴木に提案。さっそくシナリオを仕上げながら賛同してくれるスタッフ、キャストを口説いてまわった。結果、一流のスタッフとそうそうたるスター33人が結集、2012年9月23日にまさかのクランクインを果たした。シネパトス閉館のニュースとともに『インターミッション』製作・公開を発表したインパクトは大きく、撮影中からNHKはじめ多くのメディアが取材に訪れ、2013年2月23日の公開日には多くの観客が並び、満員札止めに。脚本の名匠・山田太一氏は「とてもいいものを見た」と絶賛の評を寄せた。閉館日には熱狂的な盛り上がりとなった。今回はそのクランクイン10周年の日を記念して、9月23日から初のDCP上映での再公開となる。

■〈同時上映〉『ノンフィクションW / ラストロードショー 名画座が消える日』
本篇45分(初劇場公開) 初放映日=2013年4月12日
ディレクター=水野敬、制作=松永綾(WOWOW)、大野丈晴(ACROBAT FILM)
映画『インターミッション』の製作・公開に密着したWOWOW『ノンフィクションW』の感動の名作回を『インターミッション』本篇とセットでスクリーン初上映!

■銀座シネパトス

1952年、銀座昭和通りと中央通りの間を流れていた三十間堀川が空襲で焼けた瓦礫の捨て場所となり埋め立てられる。そして橋の下にできた地下街に、1967年『銀座地球座』、翌年『銀座名画座』がオープン。1988年、洋邦ピンク系劇場からインディペンデント作品上映劇場として『銀座地球座』を分割し3館体制で『銀座シネパトス』をオープン。2012年、耐震性の問題により取り壊しが決定。2013年3月31日、銀座シネパトスを主役とした映画「インターミッション」(樋口尚文監督第1回監督作品)で45年の歴史の幕を閉じた。

PROGRAM INFO
ENTRANCE ¥1,000(ソーシャルディスタンシングを意識し35人限定でPeatixでスタジオ観覧者を募集中です!ここから予約をお願い致します!▶︎https://cinepathosdommune.peatix.com もしくは感染対策万全なスタジオにおこしください!)
PLACE 〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO9F「SUPER DOMMUNE」
15-1 Udagawa-Cho Shibuya-ku Tokyo 150-0042|Shibuya PARCO9F「SUPER DOMMUNE」
SUPER DOMMUNE FLOOR GUIDE  MAP
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■ スタジオには、クロークやロッカーございません。手荷物は少なめでご来場のうえ、ご自身での管理をお願いします。
■ ドリンク類はスタジオ内でお買い求めいただけます。お飲み物の持ち込みはご遠慮ください。
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