2023/04/28/FRI 19:00-21:30

TRANSIENT Presents

近藤譲「線の音楽」の先にあるもの

●出演:近藤譲、渡辺俊哉(作曲家、庭園想楽)、星谷丈生(作曲家、庭園想楽、出演調整中)、大迫知佳子(音楽学者、庭園想楽)、石塚潤一(批評家、ナビゲーター)

■近藤譲「線の音楽」の先にあるもの

近藤譲。1947年生まれの作曲家/音楽学者/音楽評論家。その文章が大学入試センター試験「国語」の問題文にも使用されたこともある、紛うことなき、日本を代表する音楽的知性の一人。
では、作曲家としての近藤の特質はどこにあるのか?1973年以来、近藤は自らが「線の音楽」と称する方法論によって作曲を行ってきた。「線の音楽」とは何か?その由来とは?この方法論により、いかに聴き手の感性を擽(くすぐ)っていくのか?「音楽の零度」たるジョン・ケージの音楽のあとに、近藤はいかなる音楽の世界を拓いたのか?
今回、ナビゲーターの石塚潤一が、近藤譲を良く知る作曲家、音楽学者とともに、2時間半に亘って近藤譲を多方面から掘りつづける。代表曲のみならず、レア音源の紹介も多数。御期待ください。

■近藤譲/JO KONDO

1947年生まれ。東京藝術大学卒。ロックフェラー3世財団の招きでニューヨークに、ブリティッシュ・カウンシルのシニア・フェローとしてロンドンに滞在した。また、英国のダーティントン・サマースクールで作曲講師、オランダのガウデアムス国際作曲コンクール等で審査員を務め、更に、ハーバード大学やケルン大学を始め、欧米の多くの大学に招かれて講演を行っている。近年では、米国のイーストマン音楽院の特別客員教授を務めた。国内では、エリザベト音楽大学教授、お茶の水女子大学大学院教授として、そして東京藝術大学でも長年にわたって教鞭をとり、現在は昭和音楽大学教授、お茶の水女子大学名誉教授。日本現代音楽協会理事長。
1970年代末以来、内外の多くの音楽祭にテーマ作曲家として招かれ、様々な主要機関・演奏団体から作曲委嘱を受けている。作品は、オペラやオーケストラ曲から、室内楽、独奏曲、電子音楽まで広範に及び、これまでに160曲を超える。それらの多くは、国内を始めヨーロッパやアメリカで頻繁に演奏され、CDに録音されている。
1991年尾高賞、2005年中島健蔵音楽賞、2018年芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。2012年には、アメリカ芸術・文学アカデミー外国人名誉会員(終身)に選出された。文筆も手掛け、主な著書に『線の音楽』『聴く人』等、近著に『ものがたり西洋音楽史』、また、訳書も多い。作品は、ほぼ全作品がイギリスのヨーク大学音楽出版局(UYMP)から、そして一部の作品がペータースから出版されている。

PROGRAM INFO
ENTRANCE ¥1,500(40人限定でスタジオ観覧者を緊急募集いたします。Peatixで40人限定SUPER PREMIUM TICKET販売中!ここからご予約ください▶︎http://jokondodommune.peatix.com
PLACE 〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO9F「SUPER DOMMUNE」
15-1 Udagawa-Cho Shibuya-ku Tokyo 150-0042|Shibuya PARCO9F「SUPER DOMMUNE」
SUPER DOMMUNE FLOOR GUIDE  MAP
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■ スタジオには、クロークやロッカーございません。手荷物は少なめでご来場のうえ、ご自身での管理をお願いします。
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