＜緊急番組＞「ジャニーズ60年史」〜世界とジャニーズの乖離

■＜緊急番組＞「ジャニーズ60年史」〜世界とジャニーズの乖離

2023年5月14日、ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長が、ジャニーズ事務所の元所属タレント達により、創業者ジャニー喜多川氏からの性被害を告発されている問題について、ジャニーズ事務所の見解として動画と文書を発表し「創業者ジャニー喜多川の性加害問題について、世の中を大きくお騒がせしておりますことを心よりお詫び申し上げます」などと謝罪した。また、今年3月に英BBCが「J－POPの捕食者 秘められたスキャンダル」と題し、ジャニー氏の性加害問題を扱うドキュメンタリーを放送。それに連なる形で、4月には、かつてジャニーズ事務所に所属していたカウアン・岡本氏が日本外国特派員協会で記者会見を行い、ジャニーズJr,時代の2012～16年にジャニー氏から性被害を受けたと声をあげた。
これらの件に対して、ジュリー社長は「当然のことながら問題がなかったとは一切思っておりません。加えて会社としても、私個人としても、そのような行為自体は決して許されることではないと考えております。」と、答えながら「一方で、当事者であるジャニー喜多川に確認できない中で、私どもの方から個別の告発内容について”事実"と認める、認めないと一言で言い切ることは容易ではない」と発表している。
ジャニー氏亡き今、真相は藪の中というわけだ…..
そう、2019年7月9日、ジャニーズ事務所元社長の喜多川擴（ひろむ）氏は逝去した。ジャニーズの冠で、多くのトップアイドルグループを生み出し、「最も多くのコンサートをプロデュースした人物」「最も多くのNo.１シングルをプロデュースした人物」としてギネスにも認定された、戦後芸能界の大立者、ジャニー 喜多川氏。享年８７。平成の終わりとともに、ジャニー氏は日本のエンタテインメントの舞台から去って行った。
実はDOMMUNEでは、これまで３度の「ジャニーズ」関連のプログラムを配信している。一つは、2019年3月13日に配信した近田春夫による『週刊文春』の長期連載「考えるヒット」からジャニーズの楽曲だけをセレクトした『「考えるヒット」を考える。 」〜平成の音楽シーンをジャニーズの楽曲を軸に考える。』 という番組で、もう一つは、2021年10月29日配信の西寺郷太と鳴田麻未と大谷能生による「DOMMUNE RADIOPEDIA18」解散間近「V6 live tour 2013 Oh! My! Goodness!」WATCH PARTY!!だ！この番組はサブタイトルどおり"V6のライヴを鑑賞しながら考えるジャニーズ事務所が生みだした比類なき文化と偉業！”を映し出す番組であった。これらDOMMUNEの番組タイトルが示す通り、なぜ人々はジャニーズを”考えたがる"のだろうか？なのになぜ、今回の問題を”考える"ことを遠ざけてきたのだろうか？そのヒントが、DOMMUNEによる３つめのジャニーズ番組には存在していた。それが2020年11月4日に配信した実写版「ジャニ研！ Twenty-Twenty」〜日本戦後史とジャニーズ・ワールド であった。
この番組は「ジャニーズ」の研究本「ジャニ研」のサブテクストとして配信された。大谷能生、速水健朗、矢野利裕による『ジャニ研！ ジャニーズ文化論』は、ジャニーズ事務所創業から５０年という節目の２０１２年に出版され、そこから８年の歳月をかけ『ジャニ研！ Twenty-Twenty』はUP DATEされた。激動とも言えるこの時代のジャニーズの動向を補強しようと動き出したタイミングでジャニー氏が亡くなったというわけだ。故にここには＜御大の存命中と死後のジャニーズ世界の乖離＞が蠢いている。いや、正確には＜世間、いや、世界とジャニーズの乖離＞と書いた方が正しいか？
昨夜、5月21日、ジャニーズ事務所の俳優・東山紀之は、自らキャスターを務めるテレビ朝日系の情報番組「サンデーLIVE!!」に生出演し「そもそも”ジャニーズ"という名前を存続させるべきなのかを含め、外部の方とともにすべてを新しくし透明性を持ってこの問題に取り組んでいかなくてはならないと思っています」と語り、謝罪した。またジャニーズ事務所に過去40年以上在籍していた近藤真彦は5月19日、報道陣の取材に応じ「うそはダメだなって。」「知ってた、知らないかではなく、知っているでしょ」と語った。果たしてジャニーズ事務所の行方は？
「ジャニ研」では、ジャニーズ事務所という、日本芸能史において類例を見ないプロダクションを生み出し、成長させ、成功させた「ジャニー喜多川」という人物についての独自の視点からの考察が行われている。今回DOMMUNEは彼らに再度出演をオファーすることにした！地上波でもジャニーズを忖度し続けられなくなり、相次いでこの問題を検証したニュースが放送されるこの時勢、「ジャニ研」は激動の最中にあるジャニーズの、そしてジャニー喜多川の、何をどう語るのか？
題して、「ジャニーズ60年史」〜世界とジャニーズの乖離。この番組はゴシップのみを貪る番組ではない。ジャニ研の活動理念は、"ジャニーズの歴史に触れることなく、戦後の70年、日米両国のあいだに存在してきた文化の輸入や影響の関係性について、つまり「日本の戦後史」そのものについて、真に理解することはできないのではないか”という想い” である。歴代のジャニーズがどのように、それぞれの時代の「消費」の欲望を表象してきたか？。そして、その影にはどんな出来事があったのか？
「ジャニーズ60年史」!!! これまでのジャニーズの”道すじ"を振り返り、これからの”未来と改めて向き合う”時期に直面したジャニーズの最新解析である!!!!!!! 超絶必見!!!!!!!

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• エントランスで非接触体温計にて体温を計らせて頂き37.5度以下の場合のみご入場可能になります。
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• 本イベントはDOMMUNEからの生配信を実施いたします。
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