2023/09/27 WED 19:00–21:30

「NEWVIEW DOMMUNE 」Chapter3-3 Vol.17 「魔術・魔女とXR 」

人類のクリエイティビティの開放・拡張の知と文化史

●出演:円香/ MADOKA (現代魔女/XRアーティスト)、武内 大(立正大学 文学部 哲学科 教授 / 文学博士)God Scorpion(メディアアーティスト)、hacha(アーティスト / VJ / LiveCoder / 神秘主義者 / Burner)
●MC:宇川直宏(DOMMUNE)

■XR実験番組「NEWVIEW DOMMUNE」Chapter3 の第3弾は、人類のクリエイティビティの開放・拡張を試みるスペクタクル、魔術・魔女とXRとの交信を試みる。

XR実験番組「NEWVIEW DOMMUNE」Chapter3の第3回、Vol.17は、現在日本でその数を増やしつつあると噂の魔女にフォーカスした「魔術・魔女とXR」。魔術もXRも人類のクリエイティビティの開放と拡張、身体性を伴った知覚体験の実践にほかならない。ヒッピー文化の系譜を持つカウンターカルチャーでもあり、芸術運動でもある2つの思想・哲学、文化、技術的アプローチが共鳴し合うものとは? スペクタルでエクストリームな現在進行系から未来の社会に果たす役割までを考察する。出演は、未来魔女会議を主宰し、XRにおける共感覚体験の開発に取り組む現代魔女でXRアーティストの円香と、現象学という観点から魔術を研究している立正大学 文学部 哲学科教授で文学博士の武内大、魔術や超能力に精通するサイキックVRラボ所属のアーティスト、ゴッドスコーピオンとhacha。MCはこのシリーズのオーガナイザーであり、DOMMUNE総裁&NEWVIEW SCHOOL講師の宇川直宏。

●円香/ MADOKA (現代魔女/XRアーティスト)

現代魔女。 XRデザイナー / アーティスト。 アメリカ西海岸のモダンウィッチクラフトを中心に紹介している。文藝、エトセトラ、ムー、Vogue、WIREDなどに現代魔女に関するインタビューや記事を掲載。未来魔女会議主宰。逆卷しとねと共にサイボーグ魔女プロジェクトを現在進行中。

●武内 大(立正大学文学部哲学科教授 文学博士)

専門は現代哲学、現象学、西洋オカルティズム。エリザベス朝の賢人ジョン・ディーの天使召喚、近代オカルティズムの父エリファス・レヴィのネクロマンシー、初期近代の魔女容疑者たちが語った妖精体験などを主な題材として、魔術的経験の現象学的メカニズムやその哲学的意義について探究している。主な論文 :「魔術的現象のリアリティ : 魔女容疑者の体験分析」、『フィルカル』 6-3 、ミュー、 2021 年 、 「エリファス・レヴィにおけるタロット占いの意義」、『ユリイカ』 ( 総特集「タロットの世界」 ) 、鏡リュウジ責任編集、青土社、 2021 年など。

●God Scorpion(メディアアーティスト)

Media Artist。主に形而上学や宗教哲学、テクノロジーを題材に、時間軸と空間軸のフレームの変化をテーマにした作品を制作。作品は都市や屋外、屋内、身体といった様々な空間で展開され、XR技術を利用したマルチメディア、横断的な作品を手がける。XRプラットフォーム『STYLY』を提供するPsychic VR Lab Co., Ltd. Founder Member/Senior Art Director。
主な作品に2014年度文化庁若手クリエイター育成事業採択『Stricker』。DJVR空間ジョッキー『Spatial Jockey』小林健太、中里周子との展示『ISLAND IS ISLANDS』にて『ISLANDS』。画家小田島等、漫画家ひらのりょうとの共作『YouとHere』。chloma 2016-17 A/W Visual Art (VR)。KYOTO EXPERIMENT 2016 篠田千明『zoo』においてVR Director。Augmented Situation Dにてフェスティバルファウンダー/渋谷最古の古墳猿楽塚、能「卒塔婆小町」を題材舞台にしたVR上演作品『無始無終』など。VRカウンセリングサービスHIKALY Director。MIND TRAIL 2023下北山村エリアディレクター。2022年からシビック・クリエイティブ・ベース東京(CCBT)Players、Intel Blue Carpet Artist

●hacha(アーティスト / VJ / LiveCoder / 神秘主義者 / Burner)

PsychicVRLab所属のXRエンジニア。アーティスト。VJ。LiveCoder。神秘主義者。Burner。
ゲーム開発からメディアアート、LiveCodingでのVJ、即興音楽ライブまで活動範囲は多岐に渡る。

■宇川直宏(現”在”美術家|DOMMUNE主宰)

1968年香川県生まれ。現”在”美術家。映像作家、グラフィックデザイナー、VJ、文筆家、大学教授など、80年代末より、さまざまな領域で多岐にわたる活動を行う。2001年「Buzz Club: News from Japan」(MoMA PS1・ニューヨーク)、「JAM: Tokyo-London」(Barbican Art Gallery・ロンドン)に参加して以来、国内外の多くの展覧会で作品を発表。2010 年には、日本初のライブストリーミングスタジオ兼チャンネル「DOMMUNE」を個人で開局。記録的なビューワー数で国内外にて話題を呼び、2011年文化庁メディア芸術祭推薦作品に選出される。宇川はDOMMUNEスタジオで日々産み出される番組の、撮影行為、配信行為、記録行為を、自らの"現在美術作品"と位置づける。2016年アルスエレクトロニカ(オーストリア/リンツ)のトレインホールにステージ幅500Mのサテライトスタジオ「DOMMUNE LINZ!」を開設、2019年、瀬戸内国際芸術祭にてサテライトスタジオ「DOMMUNE SETOUCHI」を開設。どちらも大きな話題となった他、これまでDOMMUNEは数々の現代美術の国際展に参加し、ロンドン、ドルトムント、ストックホルム、パリ、ムンバイ、リンツ、福島、山口、大阪、香川、金沢、秋田、札幌.、佐渡島..と、全世界にサテライトスタジオをつくり、偏在(いま、ここ)と、遍在(いつでも、どこでも)の意味を同時に探求し続けている。10年間に渡って配信した番組は約5000番組/約1万時間/200テラを越え、トータル視聴者数1億人を超える。2019年、リニューアルした渋谷PARCO 9Fにスタジオを移転。「SUPER DOMMUNE」に進化し、5G以降の最前衛テクノロジーと共に未来を見据えたUPDATEを図る。2021年、第71回芸術選奨文部科学大臣賞受賞。

■NEWVIEW

「NEWVIEW」は、ファッション、音楽、映像、グラフィックなど、現代のカルチャーを体現する人々が集まり、3次元空間でのクリエイティブ表現と体験のデザインを、開拓・拡張していく、世界同時多発の実験的プロジェクト/コミュニティです。 https://newview.design/

■SUPER DOMMUNE

現代日本のアートシーンの中でも際立った存在感を放つ宇川直宏が、ソーソャルストリームの時代を見据えた新たな文化の発信拠点として、2010年に開局させた日本初のライブストリーミングスタジオ『DOMMUNE』!! SNSの夜明けと言われた時代に「ファイナルメディア」として忽然として現れ、百花繚乱のライブストリーミング番組の中でも、圧倒的な番組の質とビューワー数を誇り、開局以来、世界各国から様々なゲストが来日のたびに出演する唯一無二の文化プラットフォームとして存在し続けている。あのロンドンを拠点とするミュージックチャンネルBOILER ROOMにも影響を与え、BOILER ROOM TOKYOの日本支局もDOMMUNEが担当している。このように『DOMMUNE』は現在世界に溢れているサウンド&アートストリーミング、また、カルチャーストリーミングのほとんど全ての雛形を作ったと言っても過言ではない。現在まで9年間にわたって配信した番組は約4000番組 / 約7000時間 / 150テラ、トータル視聴者数一億を超え、従来の「放送」や「出版」そして「広告」という概念やそのフォーマットが破綻していく現代において、ライブにおける動画配信の実験を重ね、新たな視覚コミュニケーションの可能性を日夜革新的に炙り出し続けている。今もなおその影響力は衰えず、開局10周年を第二章とし、最前衛テクノロジーと共にUPDATEを図り、ファイナルメディア『DOMMUNE』の進化形態『SUPER DOMMUNE』へと展開した。2021年、芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。
https://www.dommune.com/

PROGRAM INFO
ENTRANCE 【一般 ¥1,000】【受講生 ¥0】(40人限定で(一般20人/NEWVIEW SCHOOL受講生20人)スタジオ観覧者を募集中です!エントランスで1ドリンクご購入をよろしくお願い致します!)
PLACE 〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO9F「SUPER DOMMUNE」
15-1 Udagawa-Cho Shibuya-ku Tokyo 150-0042|Shibuya PARCO9F「SUPER DOMMUNE」
SUPER DOMMUNE FLOOR GUIDE  MAP
  ■ ご来場者はカメラに映る可能性がごさいますので、ご了承のうえご参加ください。
■ スタジオには、クロークやロッカーございません。手荷物は少なめでご来場のうえ、ご自身での管理をお願いします。
■ ドリンク類はスタジオ内でお買い求めいただけます。お飲み物の持ち込みはご遠慮ください。
<新型 コロナウイルス等感染症予防および拡散防止対策について>