2024/01/16 TUE 19:00-22:00

「ほかげ」公開記念番組「塚本晋也全映画解体新書」

Anatomical Tables of TSUKAMOTO SHINYA Complete Filmography Review

塚本晋也活動黎明期の8ミリ作品や『鉄男』から『野火』そして最新作『ほかげ』まで、全作品を解体!!!!!!!
●出演:塚本晋也、三留まゆみ、森直人

■「塚本晋也全映画解体新書」塚本晋也活動黎明期の8ミリ作品や『鉄男』から『野火』そして最新作『ほかげ』まで、全作品を解体!!!!!!!

現在全国で最新作『ほかげ』が公開中、渋谷ユーロスペースでは長編中編16作品を全網羅する特集上映が開催中の塚本晋也監督。『鉄男』でのセンセーショナルな劇場デビュー以後、世界中に熱狂的ファンを持ち、多くのクリエイターに影響を与えてきました。戦場の極限状況で変貌する人間を描いた『野火』、太平の世が揺らぎ始めた幕末を舞台に生と暴力の本質に迫った『斬、』(18)、その流れを汲んだ『ほかげ』は、戦争を民衆の目線で描き、現代の世に問う祈りの物語です。
本プログラムでは、既にこれまで「ほかげ」を様々な番組を通じて絶賛してきたDOMMUNEが、改めてスタジオに塚本晋也監督ご本人を迎え、その創作の歴史や物語に潜む思想/哲学を、塚本作品に造詣の深い三留まゆみ、森直人を聞き手としてに紐解きます!これまで「都市と人間」「サイバーパンク」「暴力と人間」「精神とは何か」「戦争」をテーマに映画を作ってきた塚本晋也の活動黎明期の8ミリ作品から最新作『ほかげ』まで、全作品を解体します!!!!!!! 超絶必見の一夜!!!!!!!

<SUPER DOMMUNE「塚本晋也全映画解体新書」TIMETABLE>

●活動黎明期の塚本晋也『蓮の花飛べ』から『原始さん』
●1980年代の塚本晋也『鉄男』『電柱小僧の冒険』 『普通サイズの怪人』
●1990年代の塚本晋也『ヒルコ/妖怪ハンター』『鉄男Ⅱ』『東京フィスト』『バレット・バレエ』『双生児』
●2000年代の塚本晋也『六月の蛇』『ヴィタール』『ヘイズ』『悪夢探偵』から『鉄男 THE BULLET MAN』
●2010年以降の塚本晋也『妖しき文豪怪談』『KOTOKO』『野火』『斬、』に至るまで
●2023年最新作『ほかげ』について

■「ほかげ」監督:塚本晋也

2023年製作/95分/G/日本/配給:新日本映画社/劇場公開日:2023年11月25日
●出演:趣里、塚尾桜雅、河野宏起、利重剛、大森立嗣、森山未來
「野火」「斬、」の塚本晋也監督が、終戦直後の闇市を舞台に絶望と闇を抱えながら生きる人々の姿を描いたドラマ。 焼け残った小さな居酒屋に1人で住む女は、体を売ることを斡旋され、絶望から抗うこともできずに日々をやり過ごしていた。そんなある日、空襲で家族を失った子どもが、女の暮らす居酒屋へ食べ物を盗みに入り込む。それ以来、子どもはそこに入り浸るようになり、女は子どもとの交流を通してほのかな光を見いだしていく。 「生きてるだけで、愛。」の趣里が主人公の女を繊細かつ大胆に演じ、片腕が動かない謎の男役で森山未來、戦争孤児役で「ラーゲリより愛を込めて」の子役・塚尾桜雅、復員した若い兵士役で「スペシャルアクターズ」の河野宏紀が共演。2023年・第80回ベネチア国際映画祭オリゾンティ部門に出品され、優れたアジア映画に贈られるNETPAC賞(最優秀アジア映画賞)を受賞した。(映画.comより)
©2023 SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER
■『ほかげ』HP
https://hokage-movie.com/
■ 塚本晋也監督 長編中編全作品上映@ユーロスペース
http://www.eurospace.co.jp/works/detail.php?w_id=000747

■塚本晋也|TSUKAMOTO SHINYA

1960年1月1日、東京・渋谷生まれ。14歳で初めて8ミリカメラを手にする。87年『電柱小僧の冒険』でPFFグランプリ受賞。89年『鉄男』で劇場映画デビューと同時に、ローマ国際ファンタスティック映画祭グランプリ受賞。以降、国際映画祭の常連となり、その作品は世界の各地で配給される。世界三大映画祭のヴェネチア国際映画祭との縁が深く、『六月の蛇』(02)はコントロコレンテ部門(のちのオリゾンティ部門)で審査員特別大賞、『KOTOKO』(11)はオリゾンティ部門で最高賞のオリゾンティ賞を受賞。『鉄男 THE BULLET MAN』(09)、『野火』(14)、『斬、』(18)でコンペティション部門出品。本作『ほかげ』はオリゾンティ・コンペティション部門へ出品された。また、北野武監督作『HANA-BI』がグランプリを受賞した97年にメインコンペティション部門、05年はオリゾンティ部門、19年にはメインコンペティション部門と3度にわたって審査員を務めている。
製作、監督、脚本、撮影、照明、美術、編集などすべてに関与して作りあげる作品は国内、海外で数多くの賞を受賞、長年に渡り自主制作でオリジナリティ溢れる作品を発表し続ける功績を認められ、2019年にはドイツで開催される世界最大の日本映画祭「第19回ニッポン・コネクション」にてニッポン名誉賞、ニューヨークで開催される北米最大の日本映画祭「第13回 Japan Cuts~ジャパン・カッツ!」にて、第8回CUT AVOVE(カット・アバブ)賞を受賞した。
俳優としても監督作のほとんどに出演するほか、他監督の作品にも多く出演。2002年には『とらばいゆ』(01/大谷健太郎監督)、『クロエ』(01/利重剛監督)、『溺れる人』(00/一尾直樹監督)、『殺し屋1』(01/三池崇史監督)で毎日映画コンクール男優助演賞を受賞。同コンクールでは15年に『野火』で監督賞・男優主演賞をW受賞、19年に『斬、』で男優助演賞を受賞している。その他出演作に『沈黙ーサイレンスー』(16/マーティン・スコセッシ監督)、『シン・仮面ライダー』(23/庵野秀明監督)。NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』(19)などドラマにも多数出演。

■TSUKAMOTO SHINYA

Born in Tokyo, Japan on January 1st , 1960. Tetsuo The Iron Man 1989) instantly put him in the limelight as a filmmaker with an original vision and style in the international film scene and received many rave reviews and prizes: Tetsuo II The Body Hammer (1992),Tokyo Fist (1995), Bullet Ballet (1998). He won the Jury’s Prize (Contro Corrente section) for A Snake of June (2002) at the 59th Venice International Film Festival and the New Visions Award for Vital (2004)at the 37th Sitges International Fantastic Film Festival of Catalonia and Orizzonti Prize for Kotoko (2011) at the 68th Venice International Film Festival. In 2014, Fires on the Plain (2014) was selected in the competit ion at the 71st Venice International Film Festival. As an ardent actor, he also plays Mokichi, an impoverished villager/martyr, in Martin Scorsese’s Silence ( 20 16). In 2018, Killing (2018) was selected in the competition at the 75th Venice International Fi lm Festival.

PROGRAM INFO
ENTRANCE ¥1000(超エクスクルーシヴ33人限定スタジオ観覧チケット!スタジオに直接おこしください。またエントランスで1ドリンクのご購入をよろしくお願いいたします。)
PLACE 〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO9F「SUPER DOMMUNE」
15-1 Udagawa-Cho Shibuya-ku Tokyo 150-0042|Shibuya PARCO9F「SUPER DOMMUNE」
SUPER DOMMUNE FLOOR GUIDE  MAP
  ■ ご来場者はカメラに映る可能性がごさいますので、ご了承のうえご参加ください。
■ スタジオには、クロークやロッカーございません。手荷物は少なめでご来場のうえ、ご自身での管理をお願いします。
■ ドリンク類はスタジオ内でお買い求めいただけます。お飲み物の持ち込みはご遠慮ください。
<新型 コロナウイルス等感染症予防および拡散防止対策について>