2024/09/26 THU 21:30–23:30
EBE OKE 初来日記念LIVE&TALK
「Million Faces: Non-Human Perspectives」
●LIVE:EBE OKE(FIELD I, II , III)
●TALK & PRESENTATION : EBE OKE(from LONDON)、宇川直宏(DOMMUNE)、尾角典子(アーティスト、映像作品コラボレーター)
●企画協力:住吉智恵
■EBE OKE 初来日記念LIVE&TALK 「Million Faces: Non-Human Perspectives」
ロンドンを拠点とするマルチメディアアーティスト、作曲家、画家、パフォーマーであるEbe Okeが、2024年9月26日に東京のDOMMUNEで革新的な音楽の夜を披露します。この夜は、現代アーティストAAブロンソンの依頼で制作された3部作の音の風景「FIELD I, II & III」のパフォーマンスをフィーチャーし、彫刻のように形作られた音が聴衆を原始的で未開のサウンドスケープへと誘います。
「FIELD I」の魅惑的な雰囲気の中心には、日本人作曲家でありボーカリストの嶺川貴子が存在し、彼女の繊細に構築されたボーカルは、広大なアンビエント空間において、まるで一つの楽器のように響きます。続く「FIELD II」と「FIELD III」ではミニマリズムがより強調され、特に「FIELD III」では長く引き伸ばされたハーモニーの鳥の鳴き声が頂点に達します。「FIELD II」では、メディアアーティストの尾角典子とのコラボレーション作品「The Interpreter」が披露されます。
パフォーマンスの後には、宇川直宏とのライブトークが行われ、未発表のソロおよびコラボレーション作品も含む音楽のプレゼンテーションが行われます。この夜にはまた、Okeのビジョナリーなデビューアルバム『SPECIES』から2曲のライブパフォーマンスも行われます。『SPECIES』は、音楽、絵画、服飾デザイン、パフォーマンス、インスタレーションにまたがるマルチメディアの世界構築プロジェクトです。
Okeの作品は、非人間的な視点や自然のパターンから強く影響を受けており、鳥や昆虫の音を楽器として取り入れたり、作曲のための図式として用いることが多いです。幼少期を南ジョージア州のエキゾチックな鳥の保護区で過ごしたOkeは、温帯林を探検し、自然を学び、湿地帯をボートで巡る中で、自然と深い関わりを持つようになりました。Okeは作曲家として最も影響を受けたものの一つとして、「季節や天候、時刻によって変化する湿地帯のコーラス」を挙げています。
ほぼ独学であるOkeの創作の旅路は、カールハインツ・シュトックハウゼンとの作曲のレッスンや、ブライアン・イーノ、ローリー・アンダーソン、AAブロンソンとのコラボレーションによって形成されました。ブライアン・イーノは、ノルウェーのPunktフェスティバルでキュレーションを担当したOkeの音楽について、「まるでポップ音楽を一度も聴いたことがなくただそれがどういうものか聞かされ、それに基づいて自分が思うポップ音楽を作り上げたかのようだ」と述べています。
Okeの東京でのパフォーマンスは、その没入感と革新的な音のアプローチを体験できる貴重な機会です。
■The Interpreter|Noriko Okaku(2015)▶︎ https://vimeo.com/167472261
■EBE OKE(イブ・オーク)
Ebe Okeはロンドンを拠点とするマルチメディアアーティスト/作曲家です。その作品はサウンド、パフォーマンス、インスタレーション、絵画に及び、アイデンティティ、非人間的な視点、テクノロジーや自然界との関係といったテーマを探求しています。単一のメディアにとらわれないアーティストとして、Ebe Okeの活動は常に進化し、芸術的表現の限界を押し広げています。菌糸体構造や鳥や昆虫の鳴き声など、自然のパターンやサウンドを頻繁に取り入れるオークの作品は、ディープサウスのエキゾチックな鳥類保護区で過ごした幼少期にインスピレーションを受けた部分もあります。
Okeはカールハインツ・シュトックハウゼンに作曲を学び、イギリスに移住して以来、ダンス、映画、アートインスタレーションの音楽制作に専念しています。アイデンティティ、ジェンダー、ヒーリング、非人間性といったテーマを掘り下げたアルバム SPECIES では、鳥や昆虫の鳴き声が楽器として加工され、非線形パーカッション、プログラミング、弦楽四重奏、そして SPECIES に登場する複数のアバターを具現化するために処理された Okeの声も使用されています。
Okeの他の作品には、アーティスト集団ジェネラルアイディアの創設者であるアーティスト AA ブロンソンの依頼による FIELD があります。3 部構成の音の風景で、嶺川貴子の彫刻のような声もフィーチャーされた FIELD は、スイスのアート バーゼル、オーストリアのザルツブルク美術館、ベルリンの KW 現代美術研究所で発表されました。
Okeは2018年にアーティストデュオのフレデリクソン・スタラードから、船のコレクションに収められた没入型インスタレーション用のサウンドスケープAVALONの構想を依頼され、DOKUMENT #2は2016年にコペンハーゲンのスタジオでローリー・アンダーソンとブライアン・イーノと過ごした1週間から集められたコラボレーションライブレコードです。
2021年11月にはテート・セント・アイヴスでAviaryが展示されました。これは、ロバート・トーマスとサミー・リーとのコラボレーションで作成された、鳥の鳴き声と人工知能を組み合わせた生成オーディオビジュアルインスタレーションを特集したものです。Okeはまた、神経科学者のMendel Kaelenから、彼の会社ウェーブパスのためにサイケデリックセラピー用の生成音楽を制作するよう依頼されました。
Okeは2022年11月にSPECIES LP1とLP2をリリースし、ロンドンのユニオンギャラリーで関連する絵画の展示会を開催しました。I Feed My Skin Upon the Landscape, Awake!と題されたショーでは、マシュー・ストーンとのコラボレーションと、ストーンがアルバムアートワーク用に作成したポートレートが紹介されています。
Ebe Oke I Feed My Skin Upon the Landscape Awak!(Oil on canvas 61 x 61cm|2022)www.ebeoke.be
ENTRANCE | ¥2,000 <超エクスクルーシヴ限定50人!! Peatixでスタジオ観覧者募集中!! ▶︎https://ebeokedommune.peatix.com/ もしくは当日直接スタジオにお越しください!!!> |
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PLACE | 〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO9F「SUPER DOMMUNE」 15-1 Udagawa-Cho Shibuya-ku Tokyo 150-0042|Shibuya PARCO9F「SUPER DOMMUNE」 SUPER DOMMUNE FLOOR GUIDE MAP |
■ ご来場者はカメラに映る可能性がごさいますので、ご了承のうえご参加ください。 ■ スタジオには、クロークやロッカーございません。手荷物は少なめでご来場のうえ、ご自身での管理をお願いします。 ■ ドリンク類はスタジオ内でお買い求めいただけます。お飲み物の持ち込みはご遠慮ください。 |
- 発熱、咳、くしゃみ、全身痛、下痢などの症状がある場合は、必ずご来場の前に医療機関にご相談いただき、指示に従って指定の医療機関にて受診してください。
- 会場にて万が一体調が悪くなった場合、我慢なさらずに速やかにお近くのスタッフにお声がけください。
- 会場には、クロークやロッカーはございません。手荷物は少なめでご来場の上、ご自身での管理をお願いいたします。
- 本イベントはDOMMUNEからの生配信を実施いたします。
DOMMUNE YouTubeチャンネル(http://www.youtube.com/user/dommune)、もしくはDOMMUNE公式ホームページ(https://www.dommune.com)からご覧いただけます。 - 生配信では、YouTubeのスーパーチャット機能による投げ銭を募っております。何卒サポートをよろしくお願いいたします。
- 会場の関係などにより、開演時間が前後する可能性があります。予めご了承ください。