2024/09/27 FRI 19:00-21:30

長編アニメーション映画『哀しみのベラドンナ』原画復元計画!PRESENTS

「千夜一夜物語」「クレオパトラ」「哀しみのベラドンナ」

虫プロダクションの劇場用大人向けアニメシリーズ「アニメラマ」の芸術性

●出演:竹熊健太郎(編集家)、Rei Sinkevich(聞き手)

■虫プロ最後の長編アニメーション映画『哀しみのベラドンナ』(1973)の原画復元計画とは?

『哀しみのベラドンナ』は、その美しい静止画と革新的な手法で日本アニメーション史において特別な位置を占める作品です。映画全体の約7割を占める静止画は、原画作者である深井国氏が描いたもので、その耽美的な絵は一度見たら忘れられないほどの強烈な印象を残します。特に海外では、現在もカルト的人気を誇り、多くのファンが熱狂しています。しかし、1973年「株式会社虫プロダクション」(旧虫プロ)の倒産により、美術原画の大部分が散逸してしまいました。今回のプロジェクトでは、過去にアメリカでリリースされた4Kデジタルリマスター版のデータを基に、深井氏の監修のもとで、可能な限り美術原画を復元し、作品に新たな光を当てたいと考えています。
今回のDOMMUNEでは、竹熊健太郎が、アート作品として『哀しみのベラドンナ』を甦らせることを目指し、制作の背景や映画のシーンを解説しつつ、映画の歴史的意義や復元の重要性について語ります。

●竹熊健太郎

1960年東京生まれ。編集家。多摩美術大学非常勤講師(漫画文化論)。『サルでも描けるまんが教室』(相原コージ共著/小学館)、『私とハルマゲドン』(ちくま文庫)、『篦棒な人々ー戦後サブカルチャー偉人伝』(河出文庫)、『庵野秀明パラノ・エヴァンゲリオン』(編著/太田出版)などの出版物、NHK「BSマンガ夜話」出演など、オタク第一世代として精力的に活動している。

●Rei Sinkevich

ベラドンナ原画復元計画アンバサダー。2019年モスクワから日本に移住し、翌年まんだらけスタッフとして働き始めた。2020ー2024年まんだらけVINスタッフ、まんだらけのWebマガジンで漫画連載、2022年東京藝術大学大学院メディア映像専攻パーフォマンス出演、そのほか様々のプロジェクト参加。
高校時代にロシア文学専攻、幼い頃からソ連アニメーション、『リボンの騎士』や『どろろ』などのアニメを見て育ち、日本のサブカル・漫画文化に憧れ、ロシアで翻訳出版されていた『らんま1/2』(高橋留美子)、『少女椿』(丸尾末広)を読んでいた。

PROGRAM INFO
ENTRANCE ¥1,000 <超エクスクルーシヴ限定50人!! Peatixでスタジオ観覧者募集中!!当日直接スタジオにお越しください!!!>
PLACE 〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO9F「SUPER DOMMUNE」
15-1 Udagawa-Cho Shibuya-ku Tokyo 150-0042|Shibuya PARCO9F「SUPER DOMMUNE」
SUPER DOMMUNE FLOOR GUIDE  MAP
  ■ ご来場者はカメラに映る可能性がごさいますので、ご了承のうえご参加ください。
■ スタジオには、クロークやロッカーございません。手荷物は少なめでご来場のうえ、ご自身での管理をお願いします。
■ ドリンク類はスタジオ内でお買い求めいただけます。お飲み物の持ち込みはご遠慮ください。
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