2024/11/18 MON 20:00-23:30

SIMON BERZ「TECTONIC Japan Tour 2024」
DOMMUNE STREAMING PROGRAM

●LIVE:SIMON BERZ(from SWISS)、Sachiko M、杉本佳一、中村としまる、松本一哉、本藤美咲

■アルカイックなサウンドスケープを紡ぐ、共鳴の旅「TECTONIC Japan Tour 2024」開催に先立ちDOMMUNEにてストリーミングプログラムを企画!

音、自然、記譜法、即興演奏、文化交流のつながりを探求し、多岐に渡る芸術表現の形態を超え、実験的で挑戦的な活動を続けるスイスのドラマー/サウンド・アーティスト=Simon Berz(サイモン・ベルツ)の来日公演が決定。
アルプス山中にこもり天然石の響きと向き合い完成させたソロ作『Nature』や、故・近藤等則とBill Laswellとのコラボ作を発表するなど要注目の存在。
「TECTONIC」と銘打った今回のライブツアーでは、アイスランドの玄武岩の石を楽器として使い、現代のエレクトロニクスと組み合わせたアルカイックなサウンドスケープを、全国13都市22ヶ所の多様な空間で、各地のアーティスト達と共に展開していきます。そんな彼と、自発音と環境音の狭間を超え唯一無比の「音」表現を探求するサウンド・アーティスト=松本一哉がジョイント・ツアーで同行。群れをなす音具とあらゆる作法によって紡がれていく彼の没入体験型パフォーマンスは要必見。DOMMUNEのストリーミングプログラムでは、即興を主とするアーティスト6組にて、各々のソロパフォーマンスに加え、3人1組による即興を行います。アルカイックなサウンドスケープを紡ぐ、共鳴の旅「TECTONIC Japan Tour 2024」に是非ご参加ください。
また、11/17~12/15の期間に、清澄白河にあるギャラリーgift_labにてSimon Berzの展示企画を開催しています。

■「TECTONIC Japan Tour 2024 -Opening Concert and Exhibition at gift_lab Tokyo」

サイモン・ベルツ TECTONIC Japan Tour 2024:地質音響とビジュアル・アートの学際的探求。
スイス人アーティスト、サイモン・ベルツによるテクトニック・ジャパン・ツアー2024は、地質学、音響学、視覚芸術の交差点を探る学際的なプロジェクトです。gift_labTokyoを皮切りに始まるこのツアーは、音の生成、記譜法、地質物質の音響特性についての理解を深めることを目的としており、紙、インク、玄武岩石 エレクトロニクスを用いたオープニング・パフォーマンス を11月17日よりgift_labにて開催。
アイスランドの玄武岩の石の音響特性を徹底的に調べ、その音の特質と現代サウンドアートへの応用の可能性を探ります。パフォーマンス中に制作された視覚的な成果物を展示する1ヶ月間の展覧会になります。
「近藤等則へのトリビュート」
また、トランペット奏者の故近藤等則、ビル・ラズウェル、サイモン・ベルツが参加したLP『BREAT VERSUS BEATS』(アートワーク:サイモン・ベルツ、デザイン:近藤洋太、発売:EVEREST RECORDS、2023年、スイス・ベルン)もギャラリーで紹介します。gift_labでの展示は、ツアーのオープニングとクロージングの両方の役割を果たし、来場者がギャラリーの中でTECTONICの視覚的、音響的要素を体験し、プロジェクトの芸術的ビジョンをより深く理解するまたとない機会です。
https://www.facebook.com/giftlab.jp

●SIMON BERZ

実験的で即興的な音楽を探求する革新的なドラマー、サウンド・アーティスト、作曲家。サウンド・アート、新しい形態のパフォーマンス、ビジュアル・アート、ダンス、映画とのコラボレーションなど、その活動は多岐にわたる。ベルツの芸術的な試みは、音の探求、楽器の製作、音のインスタレーションの創作に魅了されていることが特徴であり、石や液体など様々な素材を用いて、魅惑的で型破りなサウンドを生み出す。ベルツのパフォーマンスの特徴は、そのエネルギーと予測不可能性、そして観客の参加を促すことである。多様なアーティストやミュージシャンとコラボレーションし、常に創造性の限界を押し広げ、ユニークな芸術体験を生み出している。芸術活動の傍ら、ベルツはBADABUMアトリエ音楽学校を設立し、若い才能を育て、包括的な音楽教育を促進している。ベルツの作品は国境を越え、世界中の聴衆を魅了し続けている。
WEB https://www.combination.space
Simon Berzperformance Movie https://youtu.be/fZh1IDjRkeY?si=xEp1YCMKT7I8t-51

●Sachiko M

sinewaves, 即興演奏家,作曲家
テスト用の信号音(サインウェーブ)を使った電子楽器を演奏し世界的に活躍する即興音楽家。2003年アルスエレクトロニカ・ゴールデンニカ賞受賞。サウンドインスタレーション 作品発表、写真集出版など活動が多岐にわたる中、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」劇中歌の作曲に参加。大友良英と共に手がけた「潮騒のメモリー」で第55回日本レコード大賞作曲賞受賞。以降、作曲、作詞、サウンドプロジェクト・ディレクターなどでも活動。 2022年にはヨーロッパ演奏ツアーを再始動させる。インスタレーションのサウンドソース や新作を不定期に配信にてリリース中。 2024年には17年ぶりのソロアルバムが発売される。
WEB http://teamsachikom.wix.com/sachiko-m
https://sachikom.bandcamp.com
https://twitter.com/teamsachikom

●杉本佳一

サウンドアーティスト、コンポーザー。ソロプロジェクトとしてFourColor、FilFla、Vegpher、Keiichi Sugimoto、また安永哲郎とのMinamo、Fonicaなど、サウンド・アプローチによって名義を使い分けながら多様な音楽を作り続けている。1999年のFourColorとしてのアルバムリリース以降、ドイツのtomlab、ニューヨークの12k、日本のHEADZなど国内外のレーベルから30枚以上のアルバム・EP作品をリリース、関連作品は80タイトル以上に及ぶ。作品は英『THE WIRE』誌ベスト・エレクトロニカ・アルバムに選出されるなど海外でも高い評価を得ており、世界各地でライブパフォーマンスやツアーを行ってきている。
広告音楽の作曲家としては、CM、舞台、映画、エキシビジョン、劇伴などの数多くの楽曲制作、アレンジを手がけてきている。これまでに音楽で参加した作品はカンヌ映画祭「若い視点賞」、フランス・エクスアンプロヴァンス映画祭「オリジナル映画音楽部門賞」、Design for Asia Award 2010 Gold Awardなどの受賞歴を持つ。映画音楽の受賞をきっかけに2007年フランス映画音楽作曲家協会(U.C.M.F)会員へ登録される。
WEB https://frolicfon.com

●中村としまる

市販の小型アナログ・オーディオ・ミキサーに、本来的でない結線を施してフィー ドバック音声を現出せしめ、それを音源として即興演奏に用いる。その手法を1996年に「ノーインプット・ミキシングボード」と名付けた。これは、自らのアイ デアを顕現化し、それを自身に説得して体得させるためにも役に立ったと今にして 思う。
WEB http://www.japanimprov.com/tnakamura/tnakamuraj/index.html

●松本一哉

環境ごとにあるモノ・造形物・自然物・身体など、本来楽器では無いモノも用いて多様な音表現を行う。自身で起こす音と場所毎に偶然に起こる環境音とが渾然一体となるように働きかけていき、日常の聴き慣れた事象に新たな切り口を与え、音に没入させる即興表現を追究している。
これまでにソロ作品「水のかたち (2015)」「落ちる散る満ちる (2017)」「無常 (2022)」の3作品をミニマル・アンビエントの名門レーベルSPEKKからリリース。
その他リリースに、バストリオのレジデンスプログラム内で制作した「オープン・グラインドハウス(2018)」、TAMARUと津田貴司とのトリオ音源「Amorphous (2021)」、坂本龍一追悼企画アルバム「Micro Ambient Music (2024)」などがある。
偶然に起こる環境音との即興による音源制作を基に、ライブパフォーマンス、サウンドインスタレーション、展示会場に滞在・生活して音を展示し続ける動態展示、映画・映像作品・舞台公演・商業施設への楽曲制作、全都道府県演奏ツアー、コロナ禍にライブ公演を行わず人に会いに行く事を目的に企画した「人の音を聴きに行くツアー」、今野裕一郎が主宰するパフォーマンスユニット「バストリオ」との企画や公演に参加や、2021年から北海道知床で開催されている「葦の芸術原野祭」の立ち上げから実行委委員として参加するなど、音による表現を軸に活動を展開している。
WEB http://www.horhythm.com

■本藤美咲

1992年生まれ。音楽家。
即興演奏と作編曲の二極を基盤とし、多様な分野のアーティストと共演・共同制作を行い日々触手を伸ばす。
主宰バンド『galajapolymo』を2018年に結成。『Tokyo sound-painting』『OTOMO YOSHIHIDE Small Stone Ensemble』『渋さ知らズオーケストラ』『東郷清丸匚』ほか参加プロジェクト多数。
2021年よりパフォーミングアーツコレクティブ『バストリオ』のクリエーション・上演作品に参加。
2022年に1st solo album「Yagateyamu」をhitorriレーベルよりリリース。
2018年より渋谷区大和田レインボウ・プロジェクト講師を務める。
ライヴパフォーマンスを主な活動とするほか、映像メディアのための音源制作/作編曲提供/音源作品への演奏参加/イベントの企画運営なども行う。
WEB https://www.misaxophone.me

PROGRAM INFO
ENTRANCE 3,000円(超エクスクルーシヴ限定50人のスタジオ観覧者を募集中です!▶︎https://simonberzdommune.peatix.com/ もしくはスタジオに直接お越しください!)
PLACE 〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO9F「SUPER DOMMUNE」
15-1 Udagawa-Cho Shibuya-ku Tokyo 150-0042|Shibuya PARCO9F「SUPER DOMMUNE」
SUPER DOMMUNE FLOOR GUIDE  MAP
  ■ ご来場者はカメラに映る可能性がごさいますので、ご了承のうえご参加ください。
■ スタジオには、クロークやロッカーございません。手荷物は少なめでご来場のうえ、ご自身での管理をお願いします。
■ ドリンク類はスタジオ内でお買い求めいただけます。お飲み物の持ち込みはご遠慮ください。
<新型 コロナウイルス、インフルエンザA(H1N1)亜型、A(H3N2)亜型、B型等の感染症予防および拡散防止対策について>