2025/06/18 WED 19:00-21:00

Unsound.com 30周年番組 「:::30 Years of Unsound:::」

:::TALK:Gil Kuno、丹原 健翔(キュレーター)、宇川直宏(DOMMUNE)
:::LIVE:Ryosuke Kiyasu(不失者)、Gil Kuno + Murochin(Wrench, etc.)

■サブカルチャーのグル、ティモシー・リアリーも称賛したUnsound.comの創設者、Gil Kuno。

彼のアーティスト活動30周年を記念した個展が、6月21日まで√K Contemporary(ルートKコンテンポラリー)にて開催されています。
今回の番組では、キュレーターの丹原憲章氏とともに、Gil Kunoの多彩な活動を振り返ります。Unsoundをはじめ、世界初のインターネットバンド「WIGGLE」、ギター解体バンド「Six String Sonics」、さらには多様なオブジェ作品やインスタレーションなど、彼のユニークな表現を詳しく紹介する予定です。
さらに、ニルヴァーナのプロデューサー、スティーブ・アルビニとのレコーディングツアーのエピソード、1995年にGilがティモシー・リアリー邸を訪れた際の貴重な映像も初公開します。また、後半、ライブパフォーマンスで参加するのは不失者のRyosuke Kiyasu(スネアソロパフォーマンス)、Gil Kuno & Murochin (Wrench, Dessert, etc.)のフリップドットxドラムサンプラーユニットです。必見の一夜!

●GIL KUNO/ギル 久野

サウンドアーティスト、ミュージシャン、現代美術家。
アメリカ・ロサンゼルス出身。UCLAでメディアアートを専攻。オルタナアートサイト UNSOUND.COM、インターネットバンドWIGGLE、Six String Sonics, The (ギター解体ユニット)など、活動は広く世界的に評価されている。 文化庁メディア芸術祭過去4回受賞、様々な国でのアートフェスティバルや国際映画祭、展示においては国立新美術館(東京)をはじめとするLA、ベルリン、ポーランドなど各主要美術館にて行っている。
■展示:国立新美術館(東京)、 東京都写真美術館(東京)、六本木ヒルズ(東京)、The Hammer Museum (L.A.)、 Castillo de Rivoli (Italy)、 Center for Contemporary Art Zamek Ujazdowski (Warsaw, Poland)、 CSW Torun (Poland)、LACE Gallery (L.A.)、Laforet Harajuku (東京)、Panke Gallery (Berlin)、西武渋谷、Elephant Studio/Watowa、Root K Contemporary等。
■フェスティバル:Fuji Rock Festival、文化庁メディア芸術祭 (過去4回受賞)、Ars Electronica (3回招聘)、恵比寿映像祭、六本木アートナイト、 Media Ambition Tokyo、Rotterdam国際映画祭、World Wide Video Festival (Amsterdam)、Fringe Festival NYC、Glow Festival (Los Angeles)、Canon Digital Creators Contest、New York Fringe Festival (NYC)等。

■Hangi (Pine – Med A) /h300×w125×d14/ Pine Printing Ink Acrylic paint Lacquer/

●Ryosuke Kiyasu(Snare drummer)

Ryosuke Kiyasuは、2003年から活動を続ける革新的なスネアドラム・ソロイストであり、打楽器表現の概念を塗り替えてきました。2018年ベルリンでの演奏は2300万回以上再生され、BBC News や VICE で取り上げられるなど大きな話題を呼びました。また、ノイズグラインド・デュオ SETE STAR SEPT、自身率いる Kiyasu Orchestra、さらには灰野敬二率いるバンド 不失者(Fushitsusha) のドラマーとしても知られ、カナダのカルト・ハードコアバンド The Endless Blockade を共同設立するなど、多方面で活躍しています。
2022~24年にかけては、世界最大級のクラシック打楽器祭 Überschlag、フィンランドの Outsider Art Festival、Dr. Martens Fest など欧州の主要フェスで立て続けに招聘。2023年にはエディンバラ・アートフェスでのパフォーマンス映像が美術界でも話題となり、スウェーデンのファッションブランド Our Legacy とのコラボラインも実現しました。
ソロ作品からバンド名義まで 200作以上 のリリースを重ねながら、極限のダイナミクスとフィジカルな演奏でスネアドラムを主役に押し上げ、世界各地でオーディエンスを魅了し続けています。
Web / facebook / instagram

●Murochin(Rock Drummer)

現在WRENCH,DESSERT,7UNNEL,bubblebuzz,DOOOMBOYS,BERSERKER,SUZISUZI,を中心に活動中のドラマー。
COCOBATの[POSI-TRACTION](95年)参加で注目を集め、以降CULT IN-SANE,ABNORMALS,INHEIL,GRUBBY(REUNION),DJ BAKU,WAG DUG,SCREAM OF THE PRESIDENTS等で活動、数々のフェスや海外アーティストと共演、インプロビゼイションも積極的に行っている。
圧倒的なスピードと激烈な爆発力のあるドラミングでバンドを牽引している。

●丹原 健翔(Artist, Curator)

1992年東京生まれ。ハーバード大学美術史学科卒業。現代におけるコミュニティの通過儀礼や儀式についてパフォーマンスを中心に、ボストンでアーティスト活動をしたのち、2017年に帰国。アーティストとして活動するほか、展覧会の企画・キュレーションを行う。加えてアートスペース新大久保UGO共同設立者、「ソノ アイダ #新有楽町」プログラムディレクター、「Yurakucho Art Urbanism」実行委員なども務め、現代アートに多方面から携わる。
主な展覧会に『未来と芸術』展(2019年、森美術館、Another Farm名義)、『Meta Fair #01(ソノ アイダ #新有楽町、2022年、企画・運営・キュレーション)、『デバッグの情景』(2022年、ANB Tokyo、東京、キュレーション)、『無人のアーク』(Study: 大阪関西国際芸術祭 2023、大阪、キュレーション)など。

■宇川直宏(現"在"美術家|DOMMUNE主宰)

1968年生まれ。現“在”美術家。映像作 家、グラフィックデザイナー、VJ、文筆家、大学教授など、80年代末より、極めて多岐に渡る活動を行う全方位的アーティスト。既成のファインアートと大衆文化の枠組みを抹消し、現在の日本にあって最も自由な表現活動を行っている。1980年代末にグラフィックデザイナー/映像作家として頭角を表し、2001 年「Buzz Club: News from Japan」(MoMA PS1·ニューヨーク)、「JAM: Tokyo-London」(Barbican Art Gallery·ロンドン)に参加して以来、国内外の多くの展覧会で作品を発表。2010年には、日本初のライブストリーミングスタジオ兼チャンネル「DOMMUNE」を個人で開局。記録的なビューワー数で国内外にて話題を呼び、2011年文化庁メディア芸術祭推薦作品に選出される。宇川はDOMMUNEスタジ オで日々産み出される番組の、撮影行為、配信行為、記録行為を、自らの”現在美術作品”と位置づける。2016年アルスエレクトロニカ(オーストリア/リンツ)のトレインホールにステージ幅500Mのサテライトスタジオ「DOMMUNE LINZ!」を開設、2019年、瀬戸内国際芸術祭にてサテライトスタジオ「DOMMUNE SETOUCHI」を開設。どちらも大きな話題となった。他、これまで DOMMUNEは数々の現代美術の国際展に参加し、ロンドン、ドルトムント、ス トックホルム、パリ、ムンバイ、リンツ、福島、山口、大阪、香川、金沢、秋田、札幌、佐渡島と、全世界にサテライトスタジオをつくり、偏在(いま、ここ)と、遍在(いつでも、どこでも)の意味を同時に探求し続けている。15年間に渡って配信した番組は約7000番組/約1万5千時間/200テラを越え、トータル視聴者数2億人を超える。2019年、リニューアルした渋谷PARCO9Fにスタジオを移転。そして2020年開局10周年を経て、第二章に向けてWEB3.0以降の最前衛テクノロジーと共に未来を見据えたUPDATEを図り、ファイナルメディア『DOMMUNE』の進化形態『SUPER DOMMUNE』へと進化した。2023年練馬区立美術館で行った「宇川直宏展|FINAL MEDIA THERAPIST @DOMMUNE」は、生成AI時代の創作において一体作家は作品のどこに存在しているのか?を自らに問い、オリジナルチューニングの生成AIや、人口知能搭載のロボットアームによる空間絵画を創出し“描く”という行為の歴史的なアップデートを図り、話題となった。 2021年、第71回芸術選奨文部科学大臣賞受賞。

PROGRAM INFO
ENTRANCE ¥1000(超エクスクルーシヴ限定50人スタジオ観覧者を募集中です!渋谷PARCO9FのSTUDIOへ直接おこしください。エントランスで必ず1ドリンクをご注文ください。)
PLACE 〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO9F「SUPER DOMMUNE」
15-1 Udagawa-Cho Shibuya-ku Tokyo 150-0042|Shibuya PARCO9F「SUPER DOMMUNE」
SUPER DOMMUNE FLOOR GUIDE  MAP
  ■ ご来場者はカメラに映る可能性がごさいますので、ご了承のうえご参加ください。
■ スタジオには、クロークやロッカーございません。手荷物は少なめでご来場のうえ、ご自身での管理をお願いします。
■ ドリンク類はスタジオ内でお買い求めいただけます。お飲み物の持ち込みはご遠慮ください。
<新型 コロナウイルス、インフルエンザA(H1N1)亜型、A(H3N2)亜型、B型等の感染症予防および拡散防止対策について>