2025/07/01 TUE 19:30-22:00
「声が歌うとき・シンセサイズする身体」
When the voice sings:The body synthesizes
〜100 Year History of SOUND POETRY|サウンドポエトリー100年史
●LIVE&TALK:山崎阿弥(Ami Yamasaki)、Tom Borax(Baltimore / USA)●MC:宇川直宏(DOMMUNE)
■「声が歌うとき・シンセサイズする身体」When the voice sings:The body synthesizes 〜100 Year History of SOUND POETRY|サウンドポエトリー100年史
声が生まれてくるとき、声が歌うとき、その体にはどんなことが起きているのか?そして、どこまでを身体と呼ぶのか?声とは「誰のこと」なのか?自分の身体とその拡張性を、文字通りその身ひとつで探検しつづける山崎阿弥が宇川直宏と声の行方を語りつくす。宇川によるレクチャー「100 Years History of SOUND POETRY」に加えて、後半はバルチモアから来日中のマルチメディア・アーティスト/ミュージシャンのTom Boraxを迎え、「シンセサイズ(合成する)」をキーワードにさらに音を追いかける。Tomがファウンダーとして1999年から携わり、山崎も2022年に出演したフェスティバル「High Zero」の歴史を紐解き、即興・実験・コラボレーション、Tomの自作シンセサイザーについても触手を伸ばしつつ、山崎との初!共演パフォーマンスもお届けします!
●山崎阿弥
声のアーティスト、美術家。自らの発声とその響きを耳・声帯・皮膚で感受し、エコロケーション(反響定位)に近い方法を用いて空間を認識する。空間が持つ音響的な陰影をパフォーマンスやインスタレーションによって変容させることを試みながら、世界がどのように生成されているのかを問い続けている。科学者とのコラボレーションに力を入れ、天文学者、素粒子物理学者との対話から知覚特性と世界像の関係を探りつつ新しい声と未来のサウンドスケープづくりに取り組む。2025年は東京芸術劇場の新しいプロジェクトTMTギアの育成対象となるアート・クリエイターに採択され、新しいパフォーミング・アーツの制作に努める。
Asian Cultural Council フェロー(2017)、国際交流基金アジアセンターフェロー(2018)、瀬戸内国際芸術祭(2019)、G&A Mamidakis Foundation Art Prize受賞(2023)。近年は、国立天文台三鷹移転100周年記念『100年の宇宙 見つめる眼・歌う声』(2024)、神奈川県民ホール開館50周年記念オペラシリーズVol.2サルヴァトーレ・シャリーノ作曲『ローエングリン』演出・美術(2024)、「Engawa A Season of Contemporary Art from Japan」(Centro de Arte Moderna Gulbenkian、2023)、「語りの複数性」(東京都渋谷公園通りギャラリー、2021)、「YPAM 横浜国際舞台芸術ミーティング」(BankART KAIKO、2021)「KYOTO STEAM 2022国際アートコンペティション」(京都市京セラ美術館、2022)、「JAPAN. BODY_PERFORM_LIVE」(ミラノ現代美術館、イタリア、2022)ほか、クリスチャン・マークレー「トランスレーティング」での「マンガ・スクロール」歌唱(江之浦測候所、東京都現代美術館, 2021/2022)、Hirshhorn Museum and Sculpture Garden起工式での歌唱(2022)など。
●Tom Borax
ミュージシャン、マルチメディアアーティスト。アメリカ・ボルティモア出身。ノイズデュオLeprechaun Catering and Snacksなど複数のバンドで活動し、30年にわたり世界中のミュージシャンと即興演奏を続けてきた。国際的な実験音楽フェスティバル「High Zero」の創設者の一人でもある。DIYアナログ電子機器を用いて即興演奏のために複雑で不安定なシステムを構築し、洗練された演奏技術を駆使する。そこには、非現実的で漫画的、混沌かつ狂気、超現実的で瞑想的な要素をあわせもつ動作や姿が現れてくる。いずれのパフォーマンスも、衝突する車、災害、カエル、フクロウ、豚、壊れた電話、壊れたラジオ、肺、胃、海、キッチン、ロケット発射音などからなる奇妙な物語の語り口に似ている。
Tom Borax is a musician and multimedia artist from Baltimore, USA. He has played in such bands as the noise duet Leprechaun Catering and Snacks and has been improvising with musicians around the world for 30 years. He is one of the founders of the international High Zero experimental music festival. Using DIY analog electronics, Borax creates complex, unstable systems to improvise with while commanding a refined performance technique. His spontaneous gestures are simultaneously absurd and cartoonish, chaotic and crazy, surreal and meditative. Each performance resembles the telling of a strange story - a tale made of colliding cars, disasters, frogs, owls, pigs, broken phones, broken radios, lungs, stomachs, oceans, kitchens and the sound of rocket launches.
- 山崎阿弥:6/15日/13:30開場 14:00開演「experimental rooms #50」大友良英 + 山崎阿弥 - LIVE & TALK in Shibata
- 山崎阿弥:Once you start to listen to the world, the world will start ringing | Ami Yamasaki | TEDxTokyoyz
- 山崎阿弥:2022年HIgh Zero「Norman Long Ami Yamasaki Erik Ruin High Zero 2022」
- Tom Borax:7/6日/7:30開場 8:00開演「High Zero 2025」Tom Borax(from the U.S.|自作アナログシンセサイザー)川口貴大(自作楽器)主催:秋山徹次
ENTRANCE | ¥2,000(50人限定)(超エクスクルーシヴ限定50人スタジオ観覧予約!Peatixでスタジオ観覧チケット販売中!▶︎http://voicedommune.peatix.com) |
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PLACE | 〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO9F「SUPER DOMMUNE」 15-1 Udagawa-Cho Shibuya-ku Tokyo 150-0042|Shibuya PARCO9F「SUPER DOMMUNE」 SUPER DOMMUNE FLOOR GUIDE MAP |
■ ご来場者はカメラに映る可能性がごさいますので、ご了承のうえご参加ください。 ■ スタジオには、クロークやロッカーございません。手荷物は少なめでご来場のうえ、ご自身での管理をお願いします。 ■ ドリンク類はスタジオ内でお買い求めいただけます。お飲み物の持ち込みはご遠慮ください。 |
- 発熱、咳、くしゃみ、全身痛、下痢などの症状がある場合は、必ずご来場の前に医療機関にご相談いただき、指示に従って指定の医療機関にて受診してください。
- 会場にて万が一体調が悪くなった場合、我慢なさらずに速やかにお近くのスタッフにお声がけください。
- 会場には、クロークやロッカーはございません。手荷物は少なめでご来場の上、ご自身での管理をお願いいたします。
- 本イベントはDOMMUNEからの生配信を実施いたします。
DOMMUNE YouTubeチャンネル(http://www.youtube.com/user/dommune)、もしくはDOMMUNE公式ホームページ(https://www.dommune.com)からご覧いただけます。 - 生配信では、YouTubeのスーパーチャット機能による投げ銭を募っております。何卒サポートをよろしくお願いいたします。
- 会場の関係などにより、開演時間が前後する可能性があります。予めご了承ください。