2025/08/01 FRI 19:00-24:00

■19:00-21:30 畠中実の仕事再考「A Retrospective on Minoru Hatanaka’s Work at ICC」

●出演:畠中実、布施琳太郎、市原えつこ、宇川直宏

■21:30-23:00「アルス・エレクトロニカ2025」冨田勲特別賞受賞記念番組「evala / ebb tide」

●出演:evala、畠中実、zAk、指吸保子(ICC)、宇川直宏
●Remote出演:Gerfried Stocker(Ars Electronica 総合芸術監督)

■23:00-24:00 冨田勲特別賞受賞記念演奏「evala / ebb tide|Special Live 2ch ver.」

●LIVE:evala ●DJ:Minoru Hatanaka|BROADJ #3435

■evalaが国際賞プリ・アルスエレクトロニカ 2025にて「Isao Tomita Special Prize(冨田勲特別賞)」を受賞!!!!!!! evalaの快挙を祝い、また本展をキュレーションした畠中実のICC退任を労って、2人の功績を振り返る連動プログラムがDOMMUNEで開催!!!!!!!

世界で最も伝統と権威のあるメディアアートの国際コンペティション Prix Ars Electronica 2025にて、evalaが Isao Tomita Special Prize(冨田勲特別賞)を、日本人で初めて受賞した。2024年12月よりNTTインターコミュニケーション・センター [ICC] にて開催した個展「evala 現われる場 消滅する像」での新作《ebb tide》と、これまでの活動が評価されたのだ。
アルスエレクトロニカでの審査員コメントは、「サウンドインスタレーション《ebb tide》で、日本のサウンドアーティスト evala は、聴くというシンプルな行為がいかに変容的な体験になり得るかを示しています。彼は来場者を、意図的に視覚要素を最小限に抑えた構造物に座るよう促し、音に没入させます。この作品には、決まったリスニングスポットも、始まりも終わりもありません。音楽の伝統的な定義に逆らい、新たな感覚体験を提供することで、evalaは、視覚中心の世界において聴覚を研ぎ澄ませるという長年にわたる彼の探求を示しています。それは、立ち止まって今に集中することの重要性を強調しています。この精神は、彼のシリーズタイトル「See by Your Ears(耳で視る)」に完璧に凝縮されています。」という彼のこれまでの活動を総括した評であった。
また、この展覧会「evala 現われる場 消滅する像」は、畠中実のICCにおける最後のキュレーションでもあった。存知の通り、畠中実は、1996年の開館準備よりICCに携わり、主任学芸員としてこれまで数多くの展覧会やイヴェントを企画してきたのだ。
「mego@ICC」(1999年)「サウンド・アート」(2000年)「サウンディング・スペース」(2003年)、「サイレント・ダイアローグ」(2007年),「みえないちから」(2010年)「坂本龍一 with 高谷史郎|設置音楽2 IS YOUR TIME」(2017年)。そのほかダムタイプ、ローリー・アンダーソン、大友良英、八谷和彦、ジョン・ウッド&ポール・ハリソン、磯崎新らの個展などを手掛けた。近年は「多層世界とリアリティのよりどころ」(2022年)「坂本龍一トリビュート展 音楽/アート/メディア」(2023年)「ICC アニュアル 2024 とても近い遠さ」(2024年)などが、氏の手によるものだ。そして、「evala 現われる場 消滅する像」(2024年)を手がけ、2025年3月末で惜しまれつつもICCを退任した。
最後のキュレーションとなったこの展覧会は、ICCでこれまで開催されたサウンドアート展としては前例のない数の来場者を集めた。
アルスエレクトロニカの審査員は、この作品がサウンドアートを多くの人々に開かれたものにした点に大きな価値を見出しており、これは冨田勲が先鋭的なビジョンとテクノロジーで音楽を更新し、そのサウンドを広く一般に届けた、そのことと一致すると賞賛した。そう、冨田勲はサラウンドおよび空間音楽への関心と情熱で知られていた。彼の名を冠した賞が、複数のオーディオチャンネルと空間を使うことで初めて生まれる聴覚体験の創造に専念するアーティストに贈られることは、彼の功績に対する何よりの証しとなった。この冨田勲特別賞は、プリ・アルスエレクトロニカと冨田勲研究会が共同でミュージシャンやサウンドアーティストの作品を支援するために創設された賞である。立ち上げ時にはアルスエレクトロニカのアーティスティック・ディレクターであるゲルフリート・ストッカーと、DOMMUNEの宇川直宏が、この賞について深く考察し、冨田勲の仕事について今、何を学ぶべきか?が、議論された(https://x.gd/m4TKt)。そう、最晩年の冨田勲にメディアとして寄り添ったDOMMUNEにとっても縁ある賞なのだ。
8月1日のDOMMUNEでは、今回のevalaの受賞とその快挙を祝い、畠中実のICC退任を労って、2人の功績を振り返る連動プログラムを開催する!!!!!!!
前半は、畠中実の仕事再考「A Retrospective on Minoru Hatanaka’s Work at ICC」!!!!! 後半は、「アルス・エレクトロニカ2025」冨田勲特別賞受賞記念番組「evala / ebb tide」!!!!! 9月3日よりリンツで開催される「アルス・エレクトロニカ・フェスティヴァル 2025」における授賞式に先駆けた、かつてないほど濃密な前夜祭的セレモニーとなる!!!!!! またICCでは「冨田勲特別賞」受賞を記念し、8月8日よりevalaがICC無響室のために制作した《大きな耳をもったキツネ》《Our Muse》が再展示される!!!!!!! どちらも体験必須である!!!!!!!!

<Isao Tomita Special Prizeとは>

20世紀を代表する作曲家の冨田勲は、シンセサイザー音楽の開拓者であり、生涯に渡りサラウンド(立体音響)への飽くなき探求を続けました。Isao Tomita Special Prizeは、冨田勲とそのクリエイティブ・スピリットを記念して、TOMITA information Hubとアルス・エレクトロニカが共同で授与する賞です。
Prix Ars Electronicaのデジタルミュージック&サウンドアート部門のゴールデン・ニカ賞と並行して選出され、デジタル音楽とサウンドアートにおいて、芸術的、技術的な挑戦を続け、革新的でユニークな音楽で人々に刺激を与えるアーティストと作品に贈られます。
PRIX ARS ELECTRONICA Isao Tomita Special Prize 2025: ebb tide / evala
Ars Electronica Brog 冨田勲とは何者なのか?宇川直宏 & Gerfried Stocker

■evala

音楽家、サウンドアーティスト。
既存のフォーマットに依拠しない音響システムを駆使した独自の”空間的作曲”によって、先鋭的な作品を国内外で発表。2017年より新たな聴覚体験を創出するプロジェクト「See by Your Ears」を主宰し、「耳で視る」という独自のコンセプトを掲げ、聴覚に眠る潜在能力を覚醒させる没入体験を展開。無響室から広大な庭園、廃墟から公共空間、劇場に至るまで、多様な場でのサウンドインスタレーションを発表し、国際的に高い評価を得ている。2025年、大型新作インスタレーション『ebb tide』とこれまでの創作活動が評価され、アルス・エレクトロニカ賞にて冨田勲特別賞(Isao Tomita Special Prize)を受賞。

■畠中実

キュレーター,美術・音楽批評。
1968年生まれ.1996年のNTTインターコミュニケーション・センター[ICC]開館準備より同館に携わり,数多くの展覧会やイヴェントを企画した.主任学芸員,学芸課長をへて2025年3月末で同館を退任.主な展覧会に,「サウンド・アート」(2000年),「サウンディング・スペース」(2003年),「サイレント・ダイアローグ」(2007年),「みえないちから」(2010年),「坂本龍一 with 高谷史郎|設置音楽2 IS YOUR TIME」(2017年).そのほか,ダムタイプ,ローリー・アンダーソン,八谷和彦,ジョン・ウッド&ポール・ハリソンらの個展などを手掛ける.近年は,「多層世界とリアリティのよりどころ」(2022年),「坂本龍一トリビュート展 音楽/アート/メディア」(2023年),「ICC アニュアル 2024 とても近い遠さ」(2024年),「evala 現われる場 消滅する像」(2024年)などがある.ICC以外の展覧会では,「Ennova Art Biennale Vol.1」アーティスト選考委員(中国,2024年),森美術館「マシン・ラブ:ビデオゲーム,AIと現代アート」アドヴァイザー(2025年)を務める.著書に,『現代アート10講』(共著,田中正之編,武蔵野美術大学出版局,2017年),『メディア・アート原論』(久保田晃弘との共編著,フィルムアート社,2018年)。

PROGRAM INFO
ENTRANCE ¥2000(超エクスクルーシヴ限定50人スタジオ観覧者をPeatixにて予約受付中です!▶︎https://evalahatanakadommune.peatix.com/ もしくは当日直接スタジオにお越しください!エントランスで1ドリンクを必ずご購入ください。)
PLACE 〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO9F「SUPER DOMMUNE」
15-1 Udagawa-Cho Shibuya-ku Tokyo 150-0042|Shibuya PARCO9F「SUPER DOMMUNE」
SUPER DOMMUNE FLOOR GUIDE  MAP
  ■ ご来場者はカメラに映る可能性がごさいますので、ご了承のうえご参加ください。
■ スタジオには、クロークやロッカーございません。手荷物は少なめでご来場のうえ、ご自身での管理をお願いします。
■ ドリンク類はスタジオ内でお買い求めいただけます。お飲み物の持ち込みはご遠慮ください。
<新型 コロナウイルス、インフルエンザA(H1N1)亜型、A(H3N2)亜型、B型等の感染症予防および拡散防止対策について>