
2025/10/24 FRI 19:00-23:30
BEAST ARTS & DOMMUNE Presents
■【無配信公開収録】横山SAKEVI三回忌「S.K.V. + CazU-23|転 - Marobashi」Release SPECIAL
「G.I.S.M.解体新書 DAY5」番外編「S.K.V.とヴォイスパフォーマンスの歴史」
The History of S.K.V. and Voice Performance
●出演:CazU-23(Turtle Island|ex G.I.S.M.)、JOJO広重(非常階段)●声の出演:和田信一郎(s.h.i.)
●司会:宇川直宏(DOMMUNE)
「Peformance of G.I.S.M.」vol.6|DJ PLAYS S.K.V. ONLY R.I.P. LIVE SET ♯6
●S.K.V.R.I.P. LIVE:αAREA|Soujirou a.k.a. DJ DISCHARGE(ABRAHAM CROSS)
●DJ PLAYS S.K.V. ONLY:COGEE(BLACKSHEEP)|BROAJ 3466

■【無配信公開収録】横山SAKEVI三回忌「S.K.V. + CazU-23|転 - Marobashi」Release SPECIAL 「G.I.S.M.解体新書 DAY5」番外編「S.K.V.とヴォイスパフォーマンスの歴史」The History of S.K.V. and Voice Performance
2023年8月24日、Extream Hard Coreの始祖、横山SAKEVI氏が逝去し世界が激震した。BEASTARTS首脳陣と、現G.I.S.M.メンバーと、親族と、自分とでお別れした横山氏の亡骸は、生前見せたことのないような穏やかな表情で冷たくなって硬直していた。激動/逸脱/篦棒な人生を絶叫しながら生きぬいた横山氏の死顔は、"叫び"という使命を果たし"呟き"すらもできなくなって、憑き物が取れたかのように安らな"静寂"がそこに浮かんでいた…
あれから2年….2025年8月24日の2周目の命日に合わせ、一枚のアルバムがフィラデルフィアのGENERAL SPEECHよりリリースされた。「S.K.V. + CazU-23 / 転 - MAROBASHI」と銘打たれたそのヴァイナルには、理性を解体し、魂を振動の波長へと変換する言葉なき咆哮が忘形見のように溝を刻んでいた。アーティスト名が示す通り、Turtle Island、そして、G.I.S.M.最後のギタリストであるCazU-23との共作である。この作品の原点は、2016年にG.I.S.M.が海外公演を準備していた際に、横山SAKEVIがボーカルの練習に用いたトラックで、そこからこのコラボレーションが動き出したという。
Napalm Death、Cathedralのリー・ドリアンによるとワールドワイドな視点から観ても、横山SAKEVIのヴォーカルは、デス・ヴォイスの創案に深く関係したとされている。そう、デス・ヴォイスは、デスメタルや、ブラックメタル、グラインドコア、また、G.I.S.M.の代名詞となったメタルコアで多様される発声技法であるが、横山SAKEVIほどそのスタイルを積極的に拡張した存在はいないのではないか?
我々DOMMUNEは、G.I.S.M.サーガを読み解く為の研究プロジェクト 「G.I.S.M.解体新書」を発足し、もうすでに全24時間以上のプログラムをライヴ・ストリーミングしているが、この番組シリーズでも、この稀有なコンテンポラリー・ヴォーカリストとしての横山SAKEVI(S.K.V.、もしくはS.˙.K.˙.V.˙.)を様々な角度から掘り下げてきた。
シカゴ音響派Tortoiseのジョン・マッケンタイアも影響を受けたと語るG.I.S.M.の1st 『Detestation/憎悪』(1983)は、サウンドポエトリー(音声詩)としての実験がランディー内田氏のメタルコアトラックと呼応する形で随所で施され、ノルウェージャン・ブラックメタルの祖であるMayhemのMANIACがベストだと論じる2nd『Military Affairs Neurotic/軍事神経症』(1987)では、メタル x インダストリアル x ハードコアのキメラとしてのヴォイス・パフォーマンスを探求し、3rd『SoniCRIME TheRapy/音響犯罪療法』(2002)では、エクストリーム・ミュージックの最果てとしてのノイズ・ヴォイスが、他の追随を許さないレヴェルで模索されている。
なかでも特筆すべきは、8分4秒もある『SoniCRIME TheRapy/音響犯罪療法』の最終パート「Phenomenal Exile In Schizophrenic Patients/統合失調症患者の超自然的な亡命」であろう。とにかくこのアルバムには、氏の声帯を使った音響実験が、その歴史を凌駕してしまうほどの密度で記録されている。例えば、ラウル・ハウスマン他のダダやシュールレアリスムにおけるポエトリー実験、ブライオン・ガイシン、ウイリアム・バロウズらのビートニクス、アンリ・ショパン、ステン・ハンソンの音声詩。またアクションポエトリーのベルナール・ハイドシェックなどが探求してきた様々なヴォイスパフォーマンスで行われてきた実験が、横山SAKEVIという1人の奇特ヴォーカリストの声帯を通じてシュミレートされてしまっている、と言っても過言ではないだろう。また氏は、フランソワ・デュフレーヌ、ガブリエル・ポムランらが行ってきたレトリスム、その言語の最小単位である文字にまで詩を押し進める表現の探求もこれまで様々な作品で行ってきた。我々は様々な検証から横山SAKEVIは日本における最も実験的なヴォーカリストの一人であると確証している。

そんな横山SAKEVIは、これまで、パンク/ハードコア/メタルコア的ヴォーカリゼーションから敢えて自らの表現を切り離した実験を行ってきた。
その黎明期の音源が、1985年のAlchemy Noise Omnibus LP『錬金術』のSakevi名義のUntitledと題された2曲であり、そしてAlchemy Recordの総裁である非常階段のJOJO広重とのコラボレーションSakevi + Jojo名義での『Mammalia』(1987)であろう。中でも『Mammalia』は、店ごと破壊してもいいという条件で参加することとなるあの伝説のエッグプラント・ラストライヴ(1989/12/25)へと後に展開していくこととなる。その他、S.K.V.名義でのVictorのコンピレーション『RAD』(1993)や、S.S.E.のコンピレーション『Nativity Of Stimulus』(1995)、そしてDJ KUROと私、宇川直宏との共作である『S.˙.K.˙.V.˙.|The War』(2003)へと実験的ヴォーカリゼーション表現を極めてゆく。
これらプロセスは氏にとって無限拡張可能なSAKEVI曼荼羅の心臓部で鳴り響く鐘の構築であっただろう。喉仏に宿ったその鐘声は、骨を震わせ、血を蒸発させ、肉体を一時的に脱構築する。そして、その鐘声が内包する世界は、破壊と再生、死と誕生のコードである。"叫ぶ"ことで人間は宇宙のアルゴリズムを書き換えるのだ!!!!!!!
そして、このアルバム『転 - MAROBASHI』は『Mammalia』→『The War』へと続く音響詩的ヴォイス実験のコンテクストに位置しているといえよう。
今回のDOMMUNEは、氏の月命日である2025年10月24日に、横山SAKEVI三回忌「S.K.V. + CazU-23|転 - Marobashi」Release SPECIAL 「G.I.S.M.解体新書 DAY5」番外編「S.K.V.とヴォイス・パフォーマンスの歴史」として、氏のデス・ヴォイス、ノイズ・ヴォイス、エクスペリメンタル・ヴォイスに関しての研究を深く掘り下げる。出演は、『転 - MAROBASHI』の共作者CazU-23と、『Mammalia』の共作者JOJO広重、『The War』の共作者でもある宇川直宏、そして『現代メタルガイドブック』の著者である和田信一郎(s.h.i.)がリモートで参加し、横山SAKEVIの声帯表現を世界の事例と比較しながら語り尽くす!!! また、vol.6へと回を重ねた「Peformance of G.I.S.M.」シリーズは、DJ PLAYS S.K.V. ONLYの冠で、BLACKSHEEPのCOGEEがSAKEVI、S.K.V.、S.˙.K.˙.V.˙.ソロ音源を中心にプレイ!! その後、日本を代表するクラストコアバンド、ABRAHAM CROSSのヴォーカリストであるSoujirou a.k.a. DJ DISCHARGEが、αAREAとしてフィードバック・ドローン・パフォーマンスを交え、横山SAKEVIを追悼する!!!
そして、このプログラムは配信無しの公開収録とし、後日、「G.I.S.M.解体新書 DAY5」番外編として有料配信される。33人のみの超限定スタジオ観覧者も募集し、一般のG.I.S.M.クラスタと共に、氏の”叫び”を偲び弔う…..。(Text by 宇川直宏)
Dedicated to SAKEVI YOKOYAMA & HIROSHIMA & RANDY UCHIDA…(from BEAST ARTS & DOMMUNE)


- S.K.V. + CazU-23|転 - Marobashi|diskunion
- fuudobrain Shop|G.I.S.M.
- fuudobrain Shop|stlTH® / BEAST ARTS
- SAKEVI YOKOYAMA|BEAST ARTS official
- Relapse Records official
- DOMMUNE official
| ENTRANCE | ¥2800(超エクスクルーシヴ限定50人スタジオ観覧者をPeatixにて予約受付中です!エントランスで1ドリンクを必ずご購入ください。▶︎https://beastartsdommune5.peatix.com/ もしくは当日直接スタジオにお越しください!) |
|---|---|
| PLACE | 〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO9F「SUPER DOMMUNE」 15-1 Udagawa-Cho Shibuya-ku Tokyo 150-0042|Shibuya PARCO9F「SUPER DOMMUNE」 SUPER DOMMUNE FLOOR GUIDE MAP |
| ■ ご来場者はカメラに映る可能性がごさいますので、ご了承のうえご参加ください。 ■ スタジオには、クロークやロッカーございません。手荷物は少なめでご来場のうえ、ご自身での管理をお願いします。 ■ ドリンク類はスタジオ内でお買い求めいただけます。お飲み物の持ち込みはご遠慮ください。 |
- 発熱、咳、くしゃみ、全身痛、下痢などの症状がある場合は、必ずご来場の前に医療機関にご相談いただき、指示に従って指定の医療機関にて受診してください。
- 会場にて万が一体調が悪くなった場合、我慢なさらずに速やかにお近くのスタッフにお声がけください。
- 会場には、クロークやロッカーはございません。手荷物は少なめでご来場の上、ご自身での管理をお願いいたします。
- 本イベントはDOMMUNEからの生配信を実施いたします。
DOMMUNE YouTubeチャンネル(http://www.youtube.com/user/dommune)、もしくはDOMMUNE公式ホームページ(https://www.dommune.com)からご覧いただけます。 - 生配信では、YouTubeのスーパーチャット機能による投げ銭を募っております。何卒サポートをよろしくお願いいたします。
- 会場の関係などにより、開演時間が前後する可能性があります。予めご了承ください。




