
2026/02/11 WED 19:00-23:00
■『YBA & BEYOND』展 開催記念番組「ENCYCLOPEDIA of YBA & BEYOND」
テート美術館 ― YBA & BEYOND 世界を変えた90s英国アート
●出演:グレゴール・ミューア(テート美術館 コレクション部門ディレクター/本展共同キュレーター)、山本浩貴(文化研究者)、野中モモ(ライター・翻訳者)、宇川直宏(現在美術家・DOMMUNE主宰)
●ダミアン・ハースト《後天的な回避不能》1991年 Photographed by Prudence Cuming Associates © Damien Hirst and Science Ltd. All rights reserved, DACS & JASPAR 2025 G3977
■2026年2月11日(水・祝)に国立新美術館で開幕する「テート美術館 ― YBA & BEYOND 世界を変えた90s英国アート」の開催を記念し、日本初のライブストリーミングメディアであるDOMMUNEにて特別番組『「YBA & BEYOND」展 開催記念番組「ENCYCLOPEDIA of YBA & BEYOND」』を生配信します。
本番組には、本展覧会のキュレーターであるテート美術館 コレクション部門ディレクター/共同キュレーターのグレゴール・ミューアを迎え、文化研究者の山本浩貴、ライター、翻訳者の野中モモ、現在美術家・DOMMUNE主宰の宇川直宏とともに、本展を徹底解剖します。
本展は、1980年代後半から2000年代初頭までに英国を拠点として活動した作家たちの創作を、テート美術館コレクションを中心に紹介する企画展です。大衆文化、個人的な物語、社会構造の変化といったテーマが、絵画・彫刻・写真・映像・インスタレーションなど多様な表現へと展開した時代の熱狂を約60名の作家によるおよそ100点の作品で検証します。
DOMMUNE特番では、テート共同キュレーターやゲストを交え、作品/展示構成の読み解きから、90年代英国の社会・メディア・カルチャーとの接続まで、多角的に深掘りしていきます。
「90年代のUKカルチャーが我々の身体に直接流し込んだ、過剰で生々しい血の源流」
宇川直宏(DOMMUNE)
YBAの歴史は、セカンド・サマー・オブ・ラヴと深く共振している。正確に言えば、クリミナル・ジャスティス・アクト(レイヴ禁止法)が可決された1994年、レイヴカルチャーは一度「死んだふり」をした。しかしその地下では、ブリストル・サウンドから派生した、UKベース、ジャングル、ドラムンベース、スピード・ガラージ、2ステップ、そしてダブステップへと連なるベース・ミュージックの進化が脈打ち続ける。そして同時にエレクトロニカ、グリッチ、IDMなどの勃興を考えると、YBAの登場はアブストラクトなダンスミュージックの脈拍と完全に同期していると言えないか?
1980年代後半、サッチャリズムが推し進めた新自由主義的改革の陰で、階級間の緊張と社会不安は不可逆的に露呈していく。その亀裂から噴出するように誕生したのが、このアート・ムーブメントである。90年代のクラブカルチャーやブリットポップと呼応しながら、YBAはメディア戦略と自己演出を大胆に駆使することで、アンダーグラウンドから一気に世界へと可視化された。彼らは作品のみならず、その振る舞いと語られ方を含めて「表現」とし、アートとマスメディアの境界を意図的に攪乱し、90年代イギリス文化の象徴的存在へと飛躍していったのである。
アート、音楽、映画、ファッション、クラブカルチャー、そしてインターネット….. 複数のメディアが臨界点で交錯する現場から噴出したその表現は、もはやジャンルとして回収できるものではない。それはアートという枠組みを軽々と突破し、現在へと連なり続けるオルタナティヴ・カルチャー全体を貫流するエネルギーそのものだった。YBA、YABA、YABAI、やばい、ヤバイ!!!!!!!!! いまこそ、YBAを追体験し、それぞれの極私的な視点で熱く語り直そうではないか!!!!!!! 90年代のUKカルチャーが我々の身体に直接流し込んだ、過剰で生々しい血の源流を!!!!!!!!!!
●ギルバート&ジョージ《裸の目》1994年 ギルバート&ジョージ《裸の目》1994年 Photo Tate © Gilbert & George
<出演者プロフィール>

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■グレゴール・ミューア(Gregor Muir)
グレゴール・ミューア は、テート美術館のコレクション部門ディレクター兼キュレーターとして、英国のみならず国際的な視野で同館のコレクションの発展を牽引しています。これまで、テート美術館をはじめ、ICA、ハウザー&ワース、そして自身が1997年に設立したLUXギャラリーなどで活動し、現代美術における国際的な貢献を果たし、重要な役割を担ってきました。 1990年代初頭から中盤にかけては、ジェイク&ディノス・チャップマン、ケリス・ウィン・エヴァンス、ゲイリー・ヒューム、サム・テイラー=ウッドらを取り上げる先駆的なビデオプログラムやグループ展を数多く企画しました。 また、1990年代にはYBAの作家たちと親交を深め、その動向を記録してきたことでも知られています。90年代のロンドンのアートシーンを活写した著書も含め、現代美術に関する文章を多数発表しています。

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■宇川直宏(うかわ なおひろ)
現“在”美術家・DOMMUNE主宰。映像作家、グラフィックデザイナー、VJ、文筆家、大学教授など、多岐にわたる活動を行う。既成のファインアートと大衆文化の枠組みを抹消し、自由な表現活動を行っている。2010年3月に個人で開局したライブストリーミングスタジオ兼チャンネル「DOMMUNE」は、開局と同時に記録的なビューアー数を叩き出し、国内外で話題を呼び続ける。開局10周年となる2019年11月に渋谷PARCO9Fに移転。SUPER DOMMUNEとして、最前衛テクノロジーと共に進化を遂げた。令和2年度(第71回)芸術選奨文部科学大臣賞受賞(2021年)。

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■野中モモ(のなか もも)
東京生まれ。ライター、翻訳者。著書に『デヴィッド・ボウイ 増補新版―変幻するカルト・スター』(筑摩書房)、『野中モモの「ZINE」 小さなわたしのメディアを作る』(晶文社)など。訳書にナージャ・トロコンニコワ『読書と暴動 プッシー・ライオットのアクティビズム入門』(ソウ・スウィート・パブリッシング)、デヴィッド・バーン『音楽のはたらき』(イースト・プレス)、レイチェル・イグノトフスキー『社会を変えた50人の女性アーティストたち』(創元社)、ヴィクトリア・ブロークス/ジェフリー・マーシュ編『デヴィッド・ボウイ・イズ』(スペースシャワー・ネットワーク)など多数。

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■山本浩貴(やまもと ひろき)
文化研究者。1986年千葉県生まれ。一橋大学社会学部卒業後、ロンドン芸術大学にて修士号・博士号取得。香港理工大学ポストドクトラルフェロー、東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科助教、金沢美術工芸大学美術工芸学部美術科芸術学専攻講師などを経て、2024年より実践女子大学文学部美学美術史学科准教授。単著に『現代美術史 欧米、日本、トランスナショナル』(中央公論新社、2019年)、『ポスト人新世の芸術』(美術出版社、2022年)、『12ヶ月でわかる現代アート』(美術出版社、2025年)。共著多数。共編著に『この国(近代日本)の芸術 〈日本美術史〉を脱帝国主義化する』(小田原のどかとの共編、月曜社、2022年)。翻訳書に『戦後初期日本のアートとエンゲージメント』(ジャスティン・ジェスティ著、水声社、2025年)。2024年の第15回光州ビエンナーレで日本のナショナル・パビリオンのキュレーターを務めた。
●トレイシー・エミン《モニュメント・バレー(壮大なスケール)》1995-97年 Photo Tate © Tracey Emin
■YBAとは
1988年7月、ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジで学んでいたダミアン・ハーストは、ロンドン東部の倉庫街で学生や卒業生の作品を発表する展覧会「フリーズ」展を企画しました。ハーストや同世代の作家たちは、全く新しい視点で素材を選び、制作して発表の機会を積極的に開拓していったのです。1992年に『アート・フォーラム』誌上で美術史家のマイケル・コリスは彼らを「ヤング・ブリティッシュ・アーティスト(YBA)」と呼び、サーチ・ギャラリーで開催された同名の展覧会によりYBAという言葉は一般に広がっていきました。YBAの作家たちの自由な活動によって、90年代の英国のアートシーンは世界的な注目を集めるようになったのです。
●ジェレミー・デラー《世界の歴史》Photo Tate © Jeremy Deller

テート美術館 ― YBA & BEYOND 世界を変えた90s英国アート
YBA & BEYOND: British Art in the 90s from the Tate Collection
<東京展>
会期: 2026年2月11日(水・祝)〜2026年5月11日(月)
会場: 国立新美術館 企画展示室2E(東京都港区六本木7-22-2)
休館日:毎週火曜日 ※ただし2026年5月5日(火・祝)は開館
開館時間:10:00~18:00 ※毎週金・土曜日は20:00まで ※入場は閉館の30分前まで
主催: 国立新美術館、テート美術館、ソニー・ミュージックエンタテインメント、朝日新聞社
協力:日本航空、ヤマト運輸 後援:ブリティッシュ・カウンシル、J-WAVE
一般のお問合せ:050-5541-8600(ハローダイヤル)
| ENTRANCE | ¥1,000(超エクスクルーシヴ50人限定スタジオ観覧チケット!Peatixで予約受付中です!ここからご登録ください。▶︎https://ybadommune.peatix.com エントランスで1ドリンクのご注文をよろしくお願い致します!!) |
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| PLACE | 〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO9F「SUPER DOMMUNE」 15-1 Udagawa-Cho Shibuya-ku Tokyo 150-0042|Shibuya PARCO9F「SUPER DOMMUNE」 SUPER DOMMUNE FLOOR GUIDE MAP |
| ■ ご来場者はカメラに映る可能性がごさいますので、ご了承のうえご参加ください。 ■ スタジオには、クロークやロッカーございません。手荷物は少なめでご来場のうえ、ご自身での管理をお願いします。 ■ ドリンク類はスタジオ内でお買い求めいただけます。お飲み物の持ち込みはご遠慮ください。 |
- 発熱、咳、くしゃみ、全身痛、下痢などの症状がある場合は、必ずご来場の前に医療機関にご相談いただき、指示に従って指定の医療機関にて受診してください。
- 会場にて万が一体調が悪くなった場合、我慢なさらずに速やかにお近くのスタッフにお声がけください。
- 会場には、クロークやロッカーはございません。手荷物は少なめでご来場の上、ご自身での管理をお願いいたします。
- 本イベントはDOMMUNEからの生配信を実施いたします。
DOMMUNE YouTubeチャンネル(http://www.youtube.com/user/dommune)、もしくはDOMMUNE公式ホームページ(https://www.dommune.com)からご覧いただけます。 - 生配信では、YouTubeのスーパーチャット機能による投げ銭を募っております。何卒サポートをよろしくお願いいたします。
- 会場の関係などにより、開演時間が前後する可能性があります。予めご了承ください。




