
2026/03/04 WED 19:00-20:30
「Exhibition: moids_project」
モイズプロジェクト20年の軌跡、そして展覧会モイズプロジェクトについて
●アーティスト:三原聡一郎、斉田一樹(+むぎばやしひろこ)
●司会:廣田ふみ(株式会社IKKAKU)
●トーク:大城真(BASIC FUNCTION|ZOOM)、三輪眞弘(作曲家|ZOOM)、畠中実(批評/キュレーション)、小林茂(情報科学芸術大学院大学)、伊東勝(株式会社SHIBAURAS HOUSE)

●moids ver.1 - acoustic emergence sculpture. (2006)
■Exhibition: moids_project
モイズプロジェクトはこれまでに開発したインスタレーション全3バージョンとそのプロセスを総覧する展覧会をSHIBAURA HOUSEによる協力のもと4日間限定で開催します。この展覧会を記念して、モイズプロジェクトの20年の軌跡と、サウンドアートやDIY/オープンカルチャーの歴史をDOMMUNEで紐解きます!
モイズプロジェクトは2004年に、斉田一樹、むぎばやしひろこ、三原聡一郎、他が集まった大垣で2004年に開始されました。電子音響回路をつくって遊ぶ時間は、演奏を伴うパフォーマンスを経て、サウンドインスタレーションの形式に2年かけて辿り着きました。まさに今から20年前の2006年3月に、現在ver.1と呼ばれる48個による自律的な創発する音響彫刻が発表されました。シンプルな入出力プログラムを内蔵した音響反応回路を空間に散りばめることで、音響パターンの不確定的な反応が自律的に継続され時間芸術になったのです。この飛躍に対する驚きの大きさから制作は継続されました。モイズという現象、創発の実装に必要な条件として、個数はより多く、機能はより少なく、シンプルな個が群体となった時に、また別の一つに変化するような飛躍を目指しました。モイズプロジェクトでは、個と群、疎と密、複雑さと単純さ、始まりと終わり、表現と観測、機能と現象という、この世界の複雑さを表現するあらゆる二項対立的なパラメータを超えた状況を提示しています。moidsとはm-oidの複数形であり、mには形態形成的 / morphogenetic そして music / 音楽の二つの意味を -oid / なるものに繋げています。
本展覧会は、妹島和世設計の美しく自由度高く開かれた、が故に使う側の想像力が求められるSHIBAURA HOUSEにて、サウンドインスタレーション体験に最適化した展覧会プログラムを構想し、期間中の入退場自由なパスポートチケット、新設されたゲストルームを活用した宿泊鑑賞パッケージも展開致します。
また本展覧会プログラムは、将来的な常設展示と芸術研究の為のモイズラボ構想実現のための実証実験とアーティストは位置付けています。プロジェクトの思想についての導入となるリファレンスやスケッチ、プロトタイピングの為の回路や造形素材など本プロジェクト制作の軌跡を共有して、インスタレーションへと体験していただきます。
トークプログラムではモイズプロジェクトを最初期から知る芸術の境界領域で活躍するパイオニア達との対話を試み、今後の展開を多角的に探ります。短い期間ではありますが、会期中には一人でも多くの方にご来場頂けただけたら幸いです。この展覧会を記念して、モイズプロジェクトの20年の軌跡と、サウンドアートやDIY/オープンカルチャーの歴史をDOMMUNEで紐解きます。是非、渋谷PARCO9FのSTUDIOへお越しください。
Text by 斉田一樹、三原聡一郎

●moids ver.2 - acoustic emergence sculpture. (2009)

-
●斉田一樹、むぎばやしひろこ、三原聡一郎|Kazuki Saita、Hiroko Mugibayashi、Soichiro Mihara
2004年より、斉田一樹、むぎばやしひろこ、三原聡一郎他により非中心的な音のインスタレーションとして展開開始。限りなくミニマルな音の入出力機能を実装した回路群によって外界と繊細に呼応する3つの有機的な音響環境をつくりあげてきた。それぞれ小型マイクにより一定音量の環境音に反応し、ソフトウェアによる合成波形音(ver.1, 2006, 48個)、電磁石スイッチングの物理音(ver.2, 2009, 1024個)を経て、最終仕様としてスパーク(放電現象の生成)を出力するver.∞を個数の制約を持たない状態(無限)として完成させた(2018年)。 このプロジェクトは、ロバート・モーグ、ルパード・シェルドレイクそしてフェリックス・ヘスに大きな影響を受けて始まり、これまでに国内外のホワイトキューブから古民家、クラブスペースから無響室まで幅広い音響環境で継続的に発表を続けている。

-
●大城真|Oshiro Makoto
アーティスト。ベルリン在住。音を主な媒体に、光や物体の動作など多様な要素を組み合わせた作品を制作。自作デバイスや電子回路を用いたパフォーマンスとインスタレーションとして展開。「夏の大△」メンバー、〈Basic Function〉主宰。

-
●廣田ふみ|Fumi Hirota
アートプロデューサー/株式会社イッカク代表取締役。これまでにIAMAS、YCAM、文化庁、国際交流基金アジアセンター、シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]でメディアアート等に関する様々なプロジェクトを企画。2025年より現職。

-
●伊東勝|Masaru Ito
2005年、株式会社広告製版社(現株式会社SHIBAURA HOUSE)入社。2010年より代表取締役。2011年からは港区 芝浦で、自社ビルを地域の文化的ハブに転換する「SHIBAURA HOUSE」をスタート。2017年 10月、SHIBAURA HOUSEに社名変更。

-
●小林茂|Shigeru Kobayashi
博士(メディアデザイン学)。情報科学芸術大学院大学[IAMAS]図書館長・教授。主な著書に『テクノロジーって何だろう?——〈未完了相〉で出会い直すための手引き』(BNN、2025)など。(近影撮影:丸尾隆一)

-
●畠中実|Minoru Hatanaka
キュレーション/批評。大学非常勤講師。近年のおもな展覧会に、「坂本龍一トリビュート展 音楽/アート/メディア」(2023年)、「evala 現われる場 消滅する像」(2024年)など。

-
●三輪眞弘|Masahiro Miwa
作曲家。2004年芥川作曲賞、2007年プリ・アルスエレクトロニカでゴールデン・ニカ賞、2010年芸術選奨文部科学大臣賞、2020年サントリー音楽賞などを受賞。京都芸術大学 文明哲学研究所教授。

●moids ver.♾️ acoutsic emergence(2018-)
■展覧会 モイズプロジェクト / Exhibition moids project(斉田一樹+むぎばやしひろこ+三原聡一郎)
2026/03/20 - 23 [13:00 - 22:00]@SHIBAURA HOUSE
https://moids.portfoliobox.net/
https://www.instagram.com/moids_project/
https://moids.portfoliobox.net/exhibition
| ENTRANCE | ¥1000(超エクスクルーシヴ50人限定スタジオ観覧チケット!直接DOMMUNEスタジオへお越しください。エントランスで1ドリンクのご注文をよろしくお願い致します!!) |
|---|---|
| PLACE | 〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO9F「SUPER DOMMUNE」 15-1 Udagawa-Cho Shibuya-ku Tokyo 150-0042|Shibuya PARCO9F「SUPER DOMMUNE」 SUPER DOMMUNE FLOOR GUIDE MAP |
| ■ ご来場者はカメラに映る可能性がごさいますので、ご了承のうえご参加ください。 ■ スタジオには、クロークやロッカーございません。手荷物は少なめでご来場のうえ、ご自身での管理をお願いします。 ■ ドリンク類はスタジオ内でお買い求めいただけます。お飲み物の持ち込みはご遠慮ください。 |
- 発熱、咳、くしゃみ、全身痛、下痢などの症状がある場合は、必ずご来場の前に医療機関にご相談いただき、指示に従って指定の医療機関にて受診してください。
- 会場にて万が一体調が悪くなった場合、我慢なさらずに速やかにお近くのスタッフにお声がけください。
- 会場には、クロークやロッカーはございません。手荷物は少なめでご来場の上、ご自身での管理をお願いいたします。
- 本イベントはDOMMUNEからの生配信を実施いたします。
DOMMUNE YouTubeチャンネル(http://www.youtube.com/user/dommune)、もしくはDOMMUNE公式ホームページ(https://www.dommune.com)からご覧いただけます。 - 生配信では、YouTubeのスーパーチャット機能による投げ銭を募っております。何卒サポートをよろしくお願いいたします。
- 会場の関係などにより、開演時間が前後する可能性があります。予めご了承ください。




