2026/06/11 THU 19:30-23:30

「PUNK / HARDCORE, STRAIGHT EDGE, and the Architecture of Resistance」

PUNK / HARDCORE、そしてSTRAIGHT EDGEの思想

■19:30-21:00(第一部)「異次元の常識─パンク/ハードコアの思想とメッセージ」

●出演:ISHIYA(DEATH SIDE / FORWARD)、吉田豪 ●進行:宇川直宏

■21:00-22:30(第二部)「意志の構造─STRAIGHT EDGE という思想、そして歴史的背景」
〜また、それらを軽視し、特定の企業が独占する"商標登録"に反対する倫理

●出演:出演:STRAIGHT EDGE 商標登録反対プロジェクト<EROLIN(BACK YARD ZINE & RECORDS)、xtakashix(OTUS)、TAKASAGO(BRAVE OUT)x YAJIx(TRUE FIGHT)> ●商標弁理士:kzszk(PUNKS商標弁理士)●進行:宇川直宏

■22:30-23:30(第三部)「DJ Plays HARDCORE/CRUST/STRAIGHT EDGE/ANARCHO PUNK』

●DJ:STRAIGHT EDGE 商標登録反対プロジェクト

■我々は『STRAIGHT EDGEという思想・歴史的背景を軽視し、特定の企業が独占する"商標登録"に反対』します。

我々は「STRAIGHT EDGE」という言葉が、特定の企業によって独占されるべきではないと考えます。これは商標法の趣旨に反し、文化の私物化を招くものだと強い懸念を抱いています。STRAIGHT EDGEという思想の実践を伴わない企業が、商業的にその名を利用し独占を図ることは、40年以上にわたり先人たちが築き上げてきた文化の本質を汚し、その精神的な価値を根底から損なう行為です。それは単なる名称の使用ではなく、文化への冒涜及び衰退や崩壊へ招く破壊行為と言えます。今回の商標登録に関する件は、瞬間的な感情だけではなく、先述してきたような文化的・歴史的背景や、古くから現在に至るまで「STRAIGHT EDGE」の信条を基にして活動するバンドがいること、ライフスタイルとして実践する方々がおられること、そしてそれらの言葉や表記、作品、マーチャンダイズなどの表現が制限される可能性を危惧しています。つきまして、商標登録への異議申し立てを行うことを前提に、署名活動を始めています。この署名が集まりましたら、本プロジェクトを通じた特許庁への異議申し立ての際に、証拠物、上申書・理由書として活用させていただきます。
<Text by STRAIGHT EDGE 商標登録反対プロジェクト> c.org/Q59Sdk4jkP


■ X: Straight Edge and Radical Sobriety|Gabriel Kuhn(2019)

署名はもうすぐ1万筆に到達する。そんな中、 BACK YARD ZINE & RECORDSが立ち上げた<STRAIGHT EDGE 商標登録反対プロジェクト>からDMをいただいた。内容は「STRAIGHT EDGE 商標登録の問題を議論する番組を、DOMMUNEで設けていただけないでしょうか?」という趣旨であった。それは大変重要なオファーであった
今回のオンライン署名に関する異議申し立て期限の7/1までに、改めてSTRAIGHT EDGE という思想、そしてその歴史的背景事を解説し、なぜこの問題が見過ごされてはならないのか。その重要性を共有するための"場"を作りたい—そんな切実な呼びかけだった。私はもちろん二つ返事でお引き受けした。
なぜなら、私はすでにDOMMUNEというメディアを代表して、このプロジェクトに署名済みで、志を共にしていたからである。

PUNK/HARDCORE/CRUST/STRAIGHT EDGE/ANARCHO PUNK/NOISE AVANTを16年に渡って番組化してきたDOMMUNE というメディアを代表して【STRAIGHT EDGE という思想/歴史的背景を軽視し、特定の企業が独占する"商標登録"に反対】し、署名いたしました。自分自身はこの厳格な思想を実践することは出来ていませんが、国内外にSTRAIGHT EDGEの友人は大変多いです。また、音楽的ジャンルの域を超え、SxEが救った文化、SxEから拡張した哲学、SxEが育てたライフスタイルは無数にあります。そんな畏敬なる思想的体系に対して、実践を伴わない企業がこの称号を"商標登録"し独占することはあり得ない冒涜です! またこれはリスペクトの有無を超え、マーチの概念を普及させたSxEへの文化盗用/侵害行為であり、伝統の破壊です! 故に断固反対し、メディアとして署名いたしました。賛同いただけるDOMMUNEビューワーの方々は,是非BACK YARD ZINEさん他が立ち上げて下さったこのプロジェクトからご署名頂きたいです!!よろしくお願い致します!!(宇川直宏/DOMMUNE)

私の見解は、ここに記した通りだ。
そのメディアとしての態度表明を見て「宇川さん。この件に関してDOMMUNEで番組やってください!」と一通のリプライが届いた。DEATH SIDE、FORWARDのヴォーカリストとして40年以上にわたり日本のハードコア・シーンを牽引してきた信頼のおける同世代のパンクス、ISHIYA氏からであった。
私は即座に返答した。「ISHIYAさん、ありがとうございます!新刊『異次元の常識─パンク/ハードコアの思想とメッセージ』ともテーマが重なると思いますので『異次元の常識』と『STRAIGHT EDGEとその思想』の2本立てで1日番組やりませんか〜! 物凄く相乗効果生まれるかと!」(原文ママ)するとまたリプが付いた。「おお!いいですね!俺の本が出るのは6/5なので、SxE問題の進展次第でタイミング合うといいですね。人選悩みますね(笑)。俺の本でのインタビューは全て海外の方なので。とはいえ、ありがとうございます!是非やらせていただきたいです。」
そして今、時は満ちた。
差別や戦争への抗議、ヴィーガニズム、動物解放の精神、DIY、そして自律と連帯。パンク/ハードコアが半世紀以上にわたって訴えてきた様々なメッセージとその思想を解説する1冊『異次元の常識』は同志であるele-king BOOKSより無事リリースされた。一方で、STRAIGHT EDGE商標登録問題はいまだ燻り続けている。ならばやはり今こそ、互いのプログラムを接続し、深く議論すべきではないか。私たちDOMMUNEは丸一日日程を確保し、これら意識を共にする両者のスケジュールをすり合わせた。そして、BACK YARD ZINE & RECORDS側は、PUNKS商標弁理士のkzszk氏を、DOMMUNE側は、ベジタリアニズムとアニマルライツを実践する吉田豪氏をゲストとしてお誘いした。このようにして計画された番組が、6/11、渋谷PARCO9F、SUPERDOMMUNEにて遂に実現する!!!!!!! 題して 「PUNK / HARDCORE, STRAIGHT EDGE, and the Architecture of Resistance」、言い換えれば 「ハードコア合法集会」である!!!!!!!
内容が内容なので、この日、DOMMUNEは一切の利益を考えず、ストレートエッジ以外の一般の方にもなるべく多く参加していただきたいのでエントランスを<入場無料>にすることにした。しかし外注のPAやゲストの皆さんへのフィーはお支払いしたいので、1ドリンク購入制とした。DOMMUNEはバーセクションもあるので、20歳以上なら来場者はアルコールもオーダーできる。しかし、出演者は登壇中NOアルコール(勿論当然NOドラック、ニコチン摂取もNG)とし、STRAIGHT EDGEに敬意を払う形で配信したいと考えている。
(第一部)「異次元の常識─パンク/ハードコアの思想とメッセージ」、(第二部)「意志の構造─STRAIGHT EDGE という思想、そして歴史的背景」〜また、それらを軽視し、特定の企業が独占する"商標登録"に反対する倫理、そして(第三部)は、「DJ Plays HARDCORE/CRUST/STRAIGHT EDGE/ANARCHO PUNK』と題し、PUNKにおけるあらゆるカウンター表現がDJプレイを通じて映し出される。
STRAIGHT EDGEはライフスタイルである。故にその思想を買い入れる事はできない。そして、歴史は企業の所有物ではない。つまりSTRAIGHT EDGEは、誰にも独占できない。このプロジェクトに賛同いただけるなら、ぜひここから署名とシェアを▶︎c.org/Q59Sdk4jkP。そして6月11日、渋谷PARCO9F、DOMMUNEへ!!!!!!!!!!!!!(Text by 宇川直宏 / DOMMUNE)


■Straight Edge: A Clear-Headed Hardcore Punk History|Tony Rettman, Anthony Civorelli(2017)


■Minor Threat: Minor Threat|Dischord Records(1981)

■「STRAIGHT EDGE」とは

1980年代初頭にワシントンDCのバンド "MINOR THREAT" のボーカル、Ian Mackaye氏が最初に提唱した既存の価値観へのアンチテーゼとして、ドラッグ・アルコール・煙草・快楽目的の性行為などを拒否する禁欲的な考え方であり、それを貫くライフスタイルのことです。ハードコア・パンクという音楽ジャンルから派生した生き方のひとつであり、以降影響を受けた支持者や実践者が数多く生まれ、様々な音楽や表現で文化的醸成がされてきました。今なお、STRAIGHT EDGEのライフスタイルを実践するアーティストやコミュニティは、世界各地で世代を超え受け継がれています。

■我々は『STRAIGHT EDGE という思想・歴史的背景を軽視し、特定の企業が独占する"商標登録"に反対』します。

2026年4月13日、「STRAIGHT EDGE」というアパレルブランド(代表:廣江 一也氏、CNO:西野 亮廣氏)が始動するというWebニュース内で「STRAIGHT EDGE」が商標出願されていることを把握しました。

J-plat pat 特許情報プラットフォーム
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/

●商願2024-135149 straight edge
●商願2025-037405 STRAIGHT EDGE

我々は「STRAIGHT EDGE」という言葉が、特定の企業によって独占されるべきではないと考えます。これは商標法の趣旨に反し、文化の私物化を招くものだと強い懸念を抱いています。故に商標登録への異議申し立てを行うことを前提に、署名活動を行なっております。このオンライン署名は名前とメールアドレスのみでも可能です。この署名で抗議の声を可視化し、その声が大きければ大きいほど登録抹消の可能性が高まります。内容にご賛同いただけましたら、ぜひここから署名のご協力とシェアをお願いします。▶︎c.org/Q59Sdk4jkP

■「異次元の常識──パンク/ハードコアの思想とメッセージ」ISHIYA(ele-king BOOKS)

ひとつ俺たちの重要な「常識」を教えよう。俺たちは愛に基づいて生きているだけなんだ。愛のない世界へ中指を立てているだけなんだ。おかしなことをおかしいと言っているだけなんだ。そこには世の中の「常識」とはまったく違う、愛に基づいた異次元の「常識」が拡がっている。(本書「前書きにかえて」より)

<パンク/ハードコアは何を伝えてきたのか>
DEATH SIDE、FORWARDのヴォーカリストとして40年以上にわたり日本のハードコア・シーンの先頭で活躍、近年では『ISHIYA私観 ジャパニーズ・ハードコア30年史』『右手を失くしたカリスマ MASAMI伝』など、歴史の語り部として多くの著作をもつ著者が、差別や戦争への抗議、ヴィーガニズムと動物解放の精神など、パンク/ハードコアが訴えてきた様々なメッセージとその思想を解説する1冊! <インタヴュー>ペニー・リンボー(元CRASS)、デイヴ・ディクター(MDC)、ディック・ルーカス(SUBHUMANS/CITIZEN FISH/CULTURE SHOCK)、ブライ・ドゥーム(DOOM)、チョーチョー(THE REBEL RIOT)、ボブ・オーティス(DROPDEAD)
https://www.ele-king.net/books/012252/
https://www.amazon.co.jp/dp/4911484101/

PROGRAM INFO
ENTRANCE ¥0(超エクスクルーシヴ限定50人無料スタジオ観覧者を募集いたします。Peatixから無料で予約を受付中です!▶︎ https://straightedgedommune.peatix.com/ 渋谷PARCO9Fのスタジオへ直接お越しください。またエントランスで必ず1ドリンクをご購入ください。)
PLACE 〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO9F「SUPER DOMMUNE」
15-1 Udagawa-Cho Shibuya-ku Tokyo 150-0042|Shibuya PARCO9F「SUPER DOMMUNE」
SUPER DOMMUNE FLOOR GUIDE  MAP
  ■ ご来場者はカメラに映る可能性がごさいますので、ご了承のうえご参加ください。
■ スタジオには、クロークやロッカーございません。手荷物は少なめでご来場のうえ、ご自身での管理をお願いします。
■ ドリンク類はスタジオ内でお買い求めいただけます。お飲み物の持ち込みはご遠慮ください。
<新型 コロナウイルス、インフルエンザA(H1N1)亜型、A(H3N2)亜型、B型等の感染症予防および拡散防止対策について>