
2026/11/03 TUE・祝 21:30-23:30
ワタリウム美術館 PRESENTS
新刊『Nam June Paik Words』出版記念特番
「時空を超えるナムジュン・パイクの言葉」
●出演:島袋道浩(美術家)、デイヴィッド・ディヒーリ(『Nam June Paik Words』英訳担当)、和多利浩一(ワタリウム美術館代表)、宇川直宏(DOMMUNE代表)

■<左>ケージの森|森の啓示(部文)1993 植物、モニター20台、映像3チャンネル、再生機3台、ステレオ1組 ■<右>時は三角形 1993 ネオン管5本、木製台、アクリル絵具、モニター32台、映像4チャンネル、再生機
■「時空を超えるということは忍者や道士の夢である。『一期一会』という禅や茶の言葉は新しい意味をもってきた。」-ナムジュン・パイク、1984年
ワタリウム美術館で開催中の〈ナムジュン・パイク|じゅげむ展〉(2026.11.23まで)を契機に、書籍『Nam June Paik Words』が新たにtwelvebooksより刊行される。本書はこれまで日本語圏に残されてきたパイクの言葉--パイク自身が日本語で書いた文章、坂本龍一・磯崎新・松岡正剛との対談など--をあらためて見直し、世界に向けて開いていくために企画された。アート界では最近、パイク作品の機材の耐久性などの問題ばかりがいろいろ取り沙汰されている。実はそんなことより、ナムジュン・パイクがアート作品を作るアーティストというだけでなく、重要な思想家であり、詩人でもあったことをどうしても伝えたいと願い、この出版を決意した。
本番組では、パイクに憧れていたという美術家の島袋道浩、本書でパイクの文章の英訳を担当した翻訳者のデイヴィッド・ディヒーリ、ワタリウム美術館代表の和多利浩一、DOMMUNE総裁の宇川直宏が登場。時空を超え、国境を越えるパイクの思想は、同時に、日本独自の文化的背景や独特の言葉遊びによっても紡がれてきた。そのユニークな言葉を世界に開くことの困難と重要性、スマートフォン・SNS・AIの時代となった今こそ力をもつその広範な思想の世界について、2時間にわたりDOMMUNEで語り合う!

■「ケージの森|森の啓示」の前に立つナムジュン・パイク 1993年 撮影:坂田栄一郎
■ナムジュン・パイク|Nam June Paik|白南準
1932年 7月20日ソウル生まれ。日本で美学を、ドイツで音楽を学んだ後、61年にフルクサスの活動に加わります。63年より、TVやビデオなどのメディアを初めてアートに取り入れた「メディアアート」を創始し、テクノロジーと東洋の思想を融合させ、テレビと人間、テクノロジーと自然を対立させるのではなく、融合させるような作品を制作しました。78年、ワタリウム美術館の前身、ギャルリー・ワタリでの初個展『ジョン・ケージに捧げる』を開催、以降、数々の展覧会をギャルリー・ワタリにて開催。93年には、東西統一後初となったドイツパビリオンを代表し、第45回ヴェネチア・ビエンナーレにて金獅子賞を受賞、同年、ワタリウム美術館で新作個展『パイク地球論』開催しました。2006年 1月29日マイアミの自宅にて逝去。
■『Nam June Paik Words』by Nam June Paik
価格:4,800円+税|判型:A5判|言語:日英バイリンガル
発行:twelvebooks|発売時期:2026年11月初旬予定
オーダー:https://twelve-books.com/products/nam-june-paik-words-by-nam-june-paik
ビデオアートの先駆者として知られる、韓国生まれのアメリカ人アーティスト、ナムジュン・パイク(Nam June Paik)の作品集。日本語で残された文章と対談から、その思考をたどる一冊。作者の文章、対談、企画書を収録したテキスト集である本書は、没後20年を迎える2026年、東京の「ワタリウム美術館」で開催された展覧会「ナムジュン・パイク じゅげむ展」を契機に、日英バイリンガルで刊行された。1977年の出会い以来、作者の展覧会や出版を重ねてきた「ワタリウム美術館」。本書は、その長年にわたる交流を背景に、日本語の刊行物や原稿に残されたテキストを改めて編み直したものである。これまで翻訳されていなかった文章や、小規模な刊行物にのみ掲載されたもの、未発表原稿も収録する。
1961年から1994年にわたって著された文章と対談を通して、フルクサスや実験音楽から衛星放送、インターネットまでを横断するその思考をたどる。坂本龍一、磯崎新、松岡正剛との対談に加え、ジョン・ケージ(John Cage)やヨーゼフ・ボイス(Joseph Beuys)についての文章も掲載。時間やコミュニケーション、アートとテクノロジーの関係を、ユーモアやことば遊びを交えながら論じる。作品写真、ドローイング、書簡、当時の印刷物とともに、「ワタリウム」の和多利恵津子・和多利浩一による序文、キュレーターのバート・デ・バーレ(バート・デ・バーレ)への4つの質問、用語集、年譜を収録。作品をつくるアーティストとしてだけでなく、思想家・詩人としての作者の姿を伝える一冊である。
■『没後20年 ナムジュン・パイク|じゅげむ展』
会期 2026年7月19日[日]- 11月23日[月・祝]
休館日:月曜日(7/20、9/21、10/12、11/23は開館)開館時間:11時より19時まで
Official HP:http://www.watarium.co.jp/jp/exhibition/202607/
寿限無、寿限無、五劫のすりきれ、海砂利水魚の、水行末・雲来末・風来末、食う寝るところに住むところ、やぶら小路のぶら小路、パイポパイポ、パイポのシューリンガン、シューリンガンのグーリンダイ、グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの、長久命の長助
————落語の前座噺・寿限無は、子どもの長生きを願ってとにかく長い名前をつけた笑い話。
1963年、ナムジュン・パイク(1932-2006)が西ドイツにてメディアアートを発表してから半世紀以上の時が経った。当時の西ドイツはまだモノクロ1チャンネルのテレビ放送しかない時代。パイクは今日におけるメディアアートの基礎を創った。
ブラウン管から液晶、スマートフォン、AIと進化を続けている。それでもパイクの作品は色褪せない。むしろ時代が進むにつれ、パイクの斬新さは際立つ。ブラウン管もキャンヴァスも、絵の具も全て等しく自分を表現するための手段なのだ。
日々変化し、使われなくなっていく媒体たち。媒体とともにメディアアートは忘れ去られていくのだろうか。
————作品は生まれた瞬間から時が止まるものではなく、時代を超越し、常に変化し続ける。パイクの作品たちも、寿限無のように長く、長く生き続けていく。没後20年となるこの夏、アーティスト、文人、哲学者、予言者、多角的な面でパイクを見つめ直す。
| ENTRANCE | ¥2000(超エクスクルーシヴ限定50人スタジオ観覧者をPeatixにて予約受付中です!! ▶︎http://watariumdommune.peatix.com 当日直接スタジオにお越しください!! またエントランスで必ず1DRINKをご注文ください!!) |
|---|---|
| PLACE | 〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO9F「SUPER DOMMUNE」 15-1 Udagawa-Cho Shibuya-ku Tokyo 150-0042|Shibuya PARCO9F「SUPER DOMMUNE」 SUPER DOMMUNE FLOOR GUIDE MAP |
| ■ ご来場者はカメラに映る可能性がごさいますので、ご了承のうえご参加ください。 ■ スタジオには、クロークやロッカーございません。手荷物は少なめでご来場のうえ、ご自身での管理をお願いします。 ■ ドリンク類はスタジオ内でお買い求めいただけます。お飲み物の持ち込みはご遠慮ください。 |
- 発熱、咳、くしゃみ、全身痛、下痢などの症状がある場合は、必ずご来場の前に医療機関にご相談いただき、指示に従って指定の医療機関にて受診してください。
- 会場にて万が一体調が悪くなった場合、我慢なさらずに速やかにお近くのスタッフにお声がけください。
- 会場には、クロークやロッカーはございません。手荷物は少なめでご来場の上、ご自身での管理をお願いいたします。
- 本イベントはDOMMUNEからの生配信を実施いたします。
DOMMUNE YouTubeチャンネル(http://www.youtube.com/user/dommune)、もしくはDOMMUNE公式ホームページ(https://www.dommune.com)からご覧いただけます。 - 生配信では、YouTubeのスーパーチャット機能による投げ銭を募っております。何卒サポートをよろしくお願いいたします。
- 会場の関係などにより、開演時間が前後する可能性があります。予めご了承ください。




