2026/11/06 FRI 19:00-22:00

オンリーハーツ Presents

「日本前衛派の開拓者」公開記念番組

実写版:1945-2026 「宇川的戦後日本前衛文化論」

制度の外側に文化的な一時的自律ゾーン(T.A.Z.)を形成し続ける思想的連続性

●出演:アメリー・ラヴァレック(映画監督)、好事家ジェネ、クロエ・ジュリエット、笹目浩之(テラヤマワールド)●MC:宇川直宏

■ロンドンで活躍するフランス人監督が6年をかけて切り取った日本の1960年代芸術革命。それは何だったのか? 今だから見えてくる刮目のドキュメンタリー!

すべては戦争から始まった
すべてが失われ焼野原となった屍の荒野
真っ青な空、真っ赤な大地、そこにあったのは未来だけ

1960年代の日本は、急激な社会変化、政治的不安、そして学生運動の時代だった。
戦後日本の激動は、前衛芸術の爆発的な発展を促し、多くの革新的アーティストたちが登場した。彼らは、実験的かつエロティックな写真、「アングラ演劇」や路上パフォーマンス、終末的な舞踏、シュルレアリスティックなイラストレーション、さらには革新的グラフィックデザインなど、多様な分野を切り拓いていった。
写真表現には新たな美学が誕生した。それが、アレ・ブレ・ボケである。これは、森山大道や雑誌『Provoke』の写真家たちによって確立された。荒木経惟は緊縛を美へと昇華させ、細江英公は男性の肉体を神秘的に描き出した。石内都はアメリカ軍基地と共にあった自身の体験を写し取り、川田喜久治は時代を象徴する写真集『地図』で広島の痛切な記憶を捉えた。
アンダーグラウンド演劇の巨匠寺山修司は、魔術的でシュール、そして鮮烈な色彩に満ちた映画、演劇、写真集を数多く生み出した。また、横尾忠則と粟津潔は、燃え上がるような演劇ポスターによって日本のグラフィックデザインを革命的に変化させた。“日本のアンディ・ウォーホル”とも称される田名網敬一は、万華鏡のような独自のポップアート世界を展開し、舞踏の創始者である土方巽と大野一雄は、「闇と光の舞踏」によって現代舞踊の歴史を永遠に変えた。
挑発的で時には不快感をもたらし、エロティックで活気に満ちたこの芸術運動は、世界の芸術史においても明らかに異質だ。いま世界から注目を浴びるこの画期的な芸術世界の本質とは?
ロンドンに拠点を置くフランス人監督アメリー・ラヴァレックは、「第二次世界大戦」「戦後日本」「写真」「川田喜久治」「三島由紀夫」「PROVOKE」「森山大道」「荒木経惟」「緊縛」「暗黒舞踏」「パフォーマンスアート」「寺山修司」「アングラ」「横尾忠則」「田名網敬一」といった柱を立て、アーティスト自身や、この分野の世界的なキュレーターたちへのインタビュー、そして膨大なフッテージを駆使し、それを探っていく。
この映画の公開を記念して、DOMMUNEにアメリー・ラヴァレック監督が来日し、スペシャル番組をライヴストリーミングする。この映画のパンフレットに長文を寄稿した宇川直宏の論考、1945-2026 「宇川的戦後日本前衛文化論」制度の外側に文化的な一時的自律ゾーン(T.A.Z.)を形成し続ける思想的連続性!を、モチーフに、ゲストのテラヤマワールド総裁、笹目浩之と、「暗く悪しく美しいカルチャー」をテーマに動画を配信している日本のYouTuber、好事家ジェネ、そしてアメリーと同じく、在日フランス人DJで日本のアンダーグラウンド文化を愛するクロエ・ジュリエットと共に「日本前衛派の開拓者」を溶けるほど熱く語る180分!!!!! 暗黒好事家は是非STUDIOへ!!!!!!!

●アメリー・ラヴァレック

パリ生まれ、ロンドンを拠点とする映画監督、プロデューサー、写真家、エディター、カラーリスト。作品は世界50か国の映画館、映画祭、美術館、文化施設などで1,200回以上上映され、ARTE、Sky Arts UK、ORF Austriaなどでも紹介・収蔵されている。2025年には、Bottega Venetaの「Inclusion & Diversity Via Arts Initiative」の年間フィーチャード・アーティストに選出された。
過去10年間、日本のアートとカウンターカルチャーを継続的にリサーチし、映画、写真、出版物を発表。2025年には『日本前衛派の開拓者』の監督・プロデューサーを務め、『Japan Art Revolution: The Japanese Avant-Garde, from Angura to Provoke』を執筆・デザイン。同書はThames & Hudsonより国際出版され、AIGAの「50 Books | 50 Covers 2025」を受賞。ニューヨークのコロンビア大学レア・ブック&マニュスクリプト・ライブラリーにあるAIGA永久コレクションにも収蔵されている。
現在は、日本の現代美術を探る新作ドキュメンタリー『Japan Visions』を制作中で、これまでに35名以上のアーティストにインタビューを行っている。
その他の監督作品に『Sumarsólstöður』(2025)、『Labyrinth of the Unseen World』(2025)、『Art & Mind』(2019)、『Industrial Soundtrack for the Urban Decay』(2015)、『Paris/Berlin: 20 Years of Underground Techno』(2012)など。初のフィクション作品『Sumarsólstöður』は、2025年に25の賞を受賞し、12部門でノミネートされた。
写真作品では、極限状態にある身体をテーマに、舞踏家、ボクサー、流鏑馬の射手、鷹匠、馬などを撮影。2025年、写真シリーズ『Invocations of Flesh』が、1,500件の国際応募作品からInternational Photography Festivals Association(IPFA)Awardを受賞した。

「日本前衛派の開拓者」 監督:アメリ―・ラヴァレック

2025年/イギリス・フランス/105分/16:9/2.0ch
字幕:林かんな|原題:JAPANESE AVANT-GARDE PIONEERS
公式サイト:http://zenei.onlyhearts.co.jp|配給:オンリー・ハーツ|©Circle Time Studio, 2025

PROGRAM INFO
ENTRANCE ¥2000(超エクスクルーシヴ限定50人スタジオ観覧者をPeatixにて予約受付中です!! ▶︎http://avantgardedommune.peatix.com 当日直接スタジオにお越しください!! またエントランスで必ず1DRINKをご注文ください!!)
PLACE 〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO9F「SUPER DOMMUNE」
15-1 Udagawa-Cho Shibuya-ku Tokyo 150-0042|Shibuya PARCO9F「SUPER DOMMUNE」
SUPER DOMMUNE FLOOR GUIDE  MAP
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