2020/02/12 WED21:0024:00

AI美芸研 Presents「コンロン・ナンカロウ/S氏」
〜人工知能音楽の潜在力

出演:AI美芸研(人工知能美学芸術研究会)、中ザワヒデキ、草刈ミカ
声の出演: 宇川直宏(現在美術家/DOMMUNE主催)
※スイッチングを担当しながら声のみの出演となります

■「人工知能音楽の先駆」=コンロン・ナンカロウの解剖と、「人工知能音楽の潜在力」を秘めたS氏の研究!

美術家の中ザワヒデキと草刈ミカが2016年に始動した「人工知能美学芸術研究会」(略称:AI美芸研)は、B4判の大型書籍「人工知能美学芸術展 記録集」をこの度刊行した。これは2017-18年に沖縄科学技術大学院大学(OIST)で行われた、美学を打ち出した総合的な大規模AI展としては世界初の「人工知能美学芸術展」の記録集であるが2019年の知見も盛り込んだ新刊であり、その刊行記念イベントを現在次々と開催中である。直近のその第2弾を、2月16日(日)に NADiff a/p/a/r/t にて開催予定。「科学と技術の離婚」をテーマに高橋恒一が講演する第1部に続けて、第2部では自動演奏ピアノのために作曲し1997年に亡くなった作曲家コンロン・ナンカロウの夫人であり考古学者の Yoko Sugiura Nancarrow (杉浦洋)をメキシコより迎えて、コンロンを巡るトークを開催する。というのは、前述の沖縄の展覧会のプログラムのひとつに、日本初のナンカロウの自動演奏ピアノ音楽の連続演奏会が含まれていたからである。なのでこのDOMMUNEでは、草刈所蔵のナンカロウのピアノロール群をお見せしつつ、リゲティに影響を与えたこの非常に重要で特異な作曲家を、「人工知能音楽の先駆」とする視点から改めて解剖し紹介したい。さらに時間が許せば、AI美芸研が昨秋開催した展覧会「S氏がもしAI作曲家に代作させていたとしたら」についての膨大な裏話秘話にも言及したい所存。

PROGRAM INFO
ENTRANCE ●ENTRANCE:¥2000(Peatixでスタジオ観覧予約も受付中です。前半番組も入れ替えなしで観覧できます。)
https://doubutsutokikaikarahanarete.peatix.com/
PLACE 〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO9F「SUPER DOMMUNE」
15-1 Udagawa-Cho Shibuya-ku Tokyo 150-0042|Shibuya PARCO9F「SUPER DOMMUNE」
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